2018年のドラフト注目右腕。
倉敷商業の引地秀一郎投手について取り上げていきます。
これまで甲子園出場はないものの1年夏からベンチ入りしていて、最速は151キロを誇る本格派右腕としてドラフト候補に浮上しています。
そんな引地秀一郎の投球スタイルについて検証し!
そして2018年ドラフト進路や各球団の評価をまとめてみたいと思います。
それではご覧ください
引地秀一郎の投球スタイルや球速と球種を検証
倉敷商業のエース引地秀一郎投手。
2017秋の岡山県大会で準優勝し注目を浴びましたが、中国大会1回戦で敗退し選抜出場は叶いませんでした。
そんな引地投手の投球スタイルや球種、球速について検証します。
しかし、187センチ82キロの恵まれた体格から力強く投げ込むストレートの球速は最速151キロ。
ノーワインドアップからテンポよく投球スタイルが印象的です。
その力強いストレートが武器の本格派右腕で、球種としては楯のスライダーやカーブ、フォークなどの変化球を操りますが
勝負球は自慢のストレートでしょう。
倉敷商業というと2018年1月に亡くなった星野仙一氏の出身校。
引地投手もまた、星野氏のようにマウンド度胸満点で、強気に投げ込むタイプですね。
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ドラフト進路先はどこ?引地秀一郎を評価してる球団は?
そんな引地投手のドラフト2018での指名が予想されますが、「進路先の球団はどこになるのか?」「評価している球団はどこか?」まとめていきます!
甲子園出場もなく、全国的に注目されているわけではありませんがすっかり私学の時代となった高校野球の中で、県立高の星、ドラフトの隠し玉としてスカウトも目を光らせていますね。
視察に訪れているのは中国地方ということで、在阪球団の阪神やオリックス、そして星野氏が現役時代に在籍した中日も注目しているのではないでしょうか。
球団別に指名のポイントをまとめてみます。
阪神
3球団の中で特に引地投手をマークしているのが阪神でしょう。
球団関係者は「体は大きいし力強い球を投げる」と評価していますね。
阪神といえばかつて闘将・星野仙一氏が監督を務めたこともあり、2003年にはリーグ優勝も果たしました。
そんな星野氏の闘志を受け継ぐ高校生右腕からは目が離せないでしょう。
戦力としても、藤浪晋太郎や岩貞祐太などのエース格として期待される投手たちが苦しみ、メッセンジャーや能見篤史のベテラン投手も峠を越えました。
本命は大阪桐蔭の根尾昴や藤原恭大ら野手の1位指名でしょうが、競合した場合に外れ1位なんてこともあるのでは?
未来のエース候補、そして星野仙一二世として指名が待たれます。
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オリックス
同じく在阪球団のオリックスも力強いストレートを投げ込む引地投手を気にしているようです。
オリックスはエースの金子千尋や西勇輝の不甲斐ない投球が目立ち、山岡泰輔や田嶋大樹といった若手に頼っている印象です。
1996年以降リーグ優勝から遠ざかっていていまいち覇気がないですよねー。
鈴木優、吉田凌、佐藤世那、山崎颯一郎といった高卒の若手投手もなかなか出てきませんし。
引地投手のような強気で投げっぷりの良い投手は今のオリックスを変えるのに相応しいピッチャーとも思えますね。
スカウトも視察に訪れていますし、春の中国大会、そして夏とどこまで伸びるか追っていきたいでしょう。
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中日
中日の黄金期といえば落合博満さんが監督を努めていた頃ですが、まさに投手王国でした。
低迷期が続く中日に必要なことは投手王国復活です。
今の中日には大野雄大や柳裕也など気迫で投げるよりはクレバーな投手が多い印象。
倉敷商といえば亡くなった星野仙一さんがOBにあたります。
投手もそんな星野さんの現役時代を動画で見たことがあるそうで、星野さんの現役時代のように引地投手も気持ちを奮い立たせるタイプ。
中日からの明確な視察情報があったわけではありませんが、現在の中日は何人投手がいても足りないくらいだと思うので、十分引地投手も将来の有望株としてリストアップされていく可能性はあるでしょう。
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まとめ
今回は2018年ドラフト注目選手、倉敷商業の引地秀一郎投手について投球スタイルについて検証しドラフト進路や各球団の評価をまとめてみました。
注目として3球団を挙げたのですが、これから中国大会、そして夏の大会とさらに注目を浴びると予想されドラフト1位で競合することもあり得ます。
公立高校の甲子園優勝は2007年の佐賀北が最後。
打倒私学へ向け負けん気を武器に相手を圧倒しプロへの扉を開きたいですね。
注目していきましょう!