高山遼太郎・健大高崎

2018年のドラフト注目の高校生、健大高崎の高山遼太郎選手を紹介します。

健大高崎といえば積極的な走塁や盗塁が武器の機動破壊が特徴のチームです。

そんな中、山下航汰とともに主軸として活躍している高山選手。

なんと、お父さんは元プロ野球選手で現在は広島のスカウトです。

高山選手は健大高崎の4番打者として2018春の関東大会を優勝に導くなど、その名に恥じぬプロ注目選手。

そんな高山選手のドラフト進路と各球団の評価などをまとめてみたいと思います。

必見です!

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高山遼太郎はどんな選手?打撃と守備を考察

2018春の関東大会を制した健大高崎の4番に座る高山遼太郎選手について、どんな選手なのか?打撃と守備を考察していきます!

まずは高山選手の打撃についてです。

高校通算本塁打は41本ながらその半分以上は今年春に打っていて、春の大会も絶好調。

県予選の初戦ではサイクル安打と好調ぶりをアピールすると、関東大会では3本塁打を放つなど最強打線に勢いをもたらしました。

特徴としてはオープンスタンスからゆったり足をあげてテークバックをとり、鋭いスイングで右中間に弾き返す豪快な打撃です。

飛距離は同じ健大高崎の山下航汰選手にも匹敵すると思います。

守備では1年秋から外野手を守っていましたが、春からはサードを守っています。

評価的に上手いとは言い切れませんが、地肩もそこそこで送球には安定感があるかという印象ですね。

ドラフト進路は?高評価の球団はどこ?

それではそんな高山遼太郎のドラフト進路や各球団の評価についてまとめて見たいと思います。

高山選手自体には視察が来ていないため、スカウトからの評価はわかりませんが広島、巨人のスカウトの目には留まっているはずでしょう。

広島

まずは高山選手の父、健一さんがスカウトを勤める広島カープから。

上背はありませんが、ゆったりとした構えから豪快なスイングで打球を飛ばすあたりは主軸として活躍する松山竜平選手タイプとも言えます。

カープには将来主軸となる鈴木誠也、高橋大樹、中村奨成といった楽しみな右スラッガーがいますが左スラッガー候補は不在ですね。

健一スカウトは「今のレベルではまだまだプロにはなれない」と息子を厳しく評価しながらもこの春の活躍を見て少しは赤ヘルユニフォームを纏った姿を想像したのでは?

高山選手自身にも健一さんの存在は大きく、父を超える選手になることを目標にプロ入りへアピールしたいですね。

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巨人

続いての巨人ですが、2017ドラフト8位で入団した健大高崎の1学年先輩の湯浅大の視察で高山選手を見ている程度でしょう。

確かに、高山選手は2年時から試合に出場していましたが今のような豪快な打撃はそこまで発揮できておらず、寧ろ5試合連続アーチの同級生、山下航汰に注目していたのでは?

しかし、2018春の成績でいえば高山選手がリードしていて、成長ぶりを伺えますね。

こちらも岡本和真と共演できるスラッガーが補強のポイントでしょう。

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オリックス

春の関東大会を視察していた古屋編成副部長の本命はトップバッターの山下航汰でした。

しかし、4番として関東大会3本塁打の高山選手を気にかけないわけがありません。

ボールをピンポン球の様に遠くに飛ばす山下選手はまさにアーチスト。

チームでいうと吉田正尚のような存在。

一方の高山選手は力強く叩きつけるようなスイングでスタンドまで飛ばすT-岡田タイプのスラッガーです。

同じチームに2人も左の強打者が揃うなんて贅沢な打線ですよねー。

大阪出身で関西にゆかりある山下選手の方が有力かもしれませんが、今後指名候補として浮上する可能性もあるでしょう。

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まとめ

というわけで、夏の高校野球100回大会そして2018年ドラフトで注目の健大高崎、高山遼太郎について高山選手の能力からドラフト進路や球団の評価などを考察しました。

健大高崎は山下選手のように県外から野球留学してくる選手が非常に多いですが、高山選手は前橋市出身です。

地元を代表する強打者に成長し、地元が誇るプロ野球選手になれるよう最後の夏に大暴れする彼の姿から目が離せません!