山田龍聖・高岡商

今回は2018年ドラフト注目の富山県、高岡商業の山田龍聖投手について取り上げていきます。

山田投手は最速148キロ左腕としてすでにプロ9球団が視察していて、ドラフト指名有力候補として注目されています。

そんな山田投手の球速や球種をチェック

さらには気になるドラフト進路やスカウトの評価などまとめていきたいと思います。

それではご覧ください!

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山田龍聖の球速と球種は?本格派左腕として評判

高岡商業の山田龍聖投手について、球速球種、本格派左腕としての評判を考察していきます。

182センチ80キロと恵まれた体格の持ち主の山田投手。

セットポジションからゆっくり足をあげて投げ下ろす直球は最速148キロを計測しています。

ブレーキの効いたスライダーとチェンジアップなどの球種も投じ打者を圧倒します。

なんといってもストレートが魅力の本格派左腕で、2年秋の富山県大会では3回戦で8者連続三振を記録すると、準決勝では富山商業に敗れたものの9回を投げ16奪三振の好投を見せました。

決め球の直球で三振の山を築ける本格派左腕としての素材はプロのスカウトからも高く評価されていて、すでに9球団が視察しているほどです。

甲子園の左腕球速の記録は菊池雄星の154キロ。

スピードガン導入後150キロ以上を出したのは3人だけです。

菊池雄星、辻内崇伸、小笠原慎之介と3人ともプロ入りしていますから、150キロ以上という球速がひとつの目標となるでしょう。

また、その速球を生かすためのスライダーなどの球種も精度を上げていきたいですね。

類稀なる本格派左腕として注目されます!

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ドラフト進路と評価について

高い奪三振率を誇るプロ注目左腕、高岡商業の山田龍聖投手ですが、実際にプロのスカウトはどう評価しているのでしょうか?

スカウトの評価を元にドラフト進路について考察していきます。

指名が有力視されるのはロッテ、日本ハム、巨人です。

ロッテ

井口新監督によってチーム再建を図りたいロッテ。

若手野手が起用に応えて勢いは出てきたかと思いますが、やはり不安なのは投手陣。

涌井秀章、石川歩、ボルシンガーの3本柱以外はパッとしませんし、若手投手もなかなかデビューできません。

特に左腕は不足していて、左の本格派左腕ともなればロッテにとって最も必要な存在だと考えられます。

永野チーフスカウトも

「空振りはボールがバットの上を通っている。ストレートの質が良く、将来性がある」

と高く評価しています。

まだまだ荒削りな部分もあり甘い変化球や決め球の真っ直ぐを痛打されるシーンも目立ちますが、ここ1番でのコーナーへの制球力が備わってくれば上位での指名も見えてくるでしょう。

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日本ハム

続いて日本ハム。

2018年は投打で主力の移籍があったものの、助っ人選手や怪我から回復した選手たちが好調を維持し勢いがあります。

また、2017ドラフト1位の清宮幸太郎もデビューから7試合連続試合安打を放つなど大器の片鱗を見せつけましたね。

大谷翔平もそうでしたが、中田翔、西川遥輝、近藤健介などと高卒の選手がしっかりと成長できる環境があるのが魅力だと思います。

そんな中、熊崎スカウトは山田投手について

「日本を代表する左腕になれる素材」

とマークしています。

日本ハムは2016年に堀瑞輝、2017年に北浦竜次と将来のエース候補の高卒左腕を獲得しています。

彼らをより成長させるためにも、同じタイプの本格派左腕は魅力的でしょう。

投げっぷりの良さにちゅうもくしていきたいですね。

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巨人

巨人もロッテや日本ハムと同じように若手野手が立て続けにブレイクしていますが、先発投手といえば菅野以外は山口俊、野上、吉川、大竹といった移籍組ばかり。

次世代を担う若手投手もなかなかブレイクしません。

速球が持ち味の山田投手は、先発投手としてだけではなく、ワンポイントやロングリリーフ、抑えなど本格派投手として様々な起用もあると思います。

また、木佐貫スカウトは

「脚力もあり、身体能力が高い」

と評価しています。

セリーグであれば打席にも立ちますし、当然50メートル6秒3という脚力も武器になってくるでしょう。

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まとめ

というわけで2018年ドラフト注目の高岡商業、山田龍聖投手についてまとめてみました

高校生が豊作と言われながらも、左腕は希少な存在ですよね。

最後の夏でどれだけ成長するか楽しみですし、100回大会を沸かせる選手となるかもしれません。

今後の山田龍聖投手のドラフト進路に注目していきましょう!