高校野球歴代ベストナイン!
ということで、名を沸かせた歴代の高校球児をベストナインにしてみました。
振り返るといろんないろんなヒーローがいますので、ベストナインには収まりきらないですが主観も含めて9人選出してみました。
賛否は出てくると思いますが、ぜひご覧ください!
目次
高校野球歴代ベストナイン【投手・松坂大輔】
- 横浜高校・1998年(当時3年生)
投手は当時の高校公式戦無敗記録を作った横浜高校のエースである平成の怪物・松坂大輔選手。
150キロを超えるストレートと切れ味鋭いスライダーを武器に夏の甲子園では史上2人目の決勝でノーヒットノーランを記録していますね。
準々決勝でのPL学園戦では延長17回完投投球数250球の死闘を繰り広げました。
準決勝では休養のため登板予定はなくレフトで出場。この試合では8回表までで0対6と明徳義塾高校に追い詰められてしまいました。
しかし8回裏に4点を返し、9回には流れを一気に掴むため明日は投げませんとコメントしていた松坂選手が登板。見事に3人で切って取り、9回の大逆転劇につなげました。
怪物と呼ばれるような選手は、登板するだけで空気を変えてしまうものなんでしょうね。
高校野球歴代ベストナイン【捕手・中村奨成】
- 広陵高校・2017年(当時3年生)
第99回目の夏の甲子園にて、それまで清原和博氏持っていた1大会のホームラン記録を5本から6本に塗り替えた広島県広陵高校の中村奨成選手。
この時には、ホームラン記録意外にも打撃部門の記録で5つの記録をマークしています。
最多打点17個、最多塁打43、最多タイ安打19本、最多タイ2塁打6本、最多猛打賞5回ととてつもない記録を1大会で作っていますね。今甲子園の打撃部門の記録は中村奨成の名前で埋め尽くされています。
守備でも巧みなインサイドワークや、矢のような送球を見せる強肩など現代に現れたスーパーキャッチャーですね。
高校野球歴代ベストナイン【一塁手・清原和博】
- PL学園・1985年(当時3年生)
1年夏から5期連続での甲子園出場で優勝2回、準優勝2回、ベスト4が1回凄まじい強さを見せたPL学園黄金期の4番。
1年夏から4番に座り、高校通算64本のホームランを放ち、3年夏の甲子園ではあの有名な『甲子園は清原のためにあるのか』という実況が生まれました。
甲子園通算ホームラン13本は2位以下を大きく突き放して甲子園最多記録になっています。
この時のPL学園のエースである桑田氏とはKKコンビと言われ一斉を風靡し高校野球の一時代を築きました。
高校野球歴代ベストナイン【二塁手・町田友潤】
- 常葉菊川・2008年(当時3年生)
甲子園史上最高の二塁手と評され常葉菊川で春夏4回の甲子園に出場し活躍した選手。
セカンドに打てば望みはないというような実況も流れるほどの守備範囲の広さと球際の強さで甲子園を湧かせました。
特に2008年の夏準々決勝の智弁和歌山戦と準決勝の浦添商戦では合計で5度のダブルプレーを取り19個のアウトに絡む活躍を見せましたね。
自身は卒業後早稲田に進学しましたが1年経たずに退学。その後チームメイトだった戸狩氏の誘いでヤマハへ入部し故障で2013年に現役を引退するまで野球を続けたそうです。
プロでも華麗な守備を見てみたかったですね。
高校野球歴代ベストナイン【松井秀喜・三塁手】
- 星稜高校・1992年(当時3年生)
当時石川県星稜高校の4番だった松井秀喜氏。以外にも高校時代は恩師の長嶋茂雄氏と同じ三塁手だったんですね。
甲子園での松井氏がバットを一度も振らせてもらえなかった5打席連続敬遠は有名な事件です。
高校通算打率0.450、ホームラン60本と規格外の打撃を見せ、当時の甲子園では春の選抜からラッキーゾーンが撤廃されホームランが全体的に減少たのですが松井氏はそんなのは関係なしに2打席連続のホームランや2試合連続ホームランをかっ飛ばしていました。
その後の活躍は皆さんもご存知の通りですね。今後は指導者としてグランドに戻ってきてくれるのに期待です。
高校野球歴代ベストナイン【遊撃手・元木大介】
- 上宮高校・1989年(当時3年生)
上宮高校時代、端正な顔つきとその人柄からファンが殺到したこともある元木氏。
甲子園通算6本のホームランは、1位の清原氏に次ぐ2位の記録。ちなみに桑田氏も6本のホームランを放っており元木氏と共に2位タイですね。イケメンで人気があり女性ファンが殺到したため上宮高校だけ隔離された事件もありました。
ドラフトではダイエーから1位指名されましたが巨人に入りたいがため1年野球浪人してまで巨人入りしました。くせ者として人気を博しましたね。
高校野球歴代ベストナイン【左翼手・鵜久森淳志】
- 済美高校・2004年(当時3年生)
済美高校の4番として甲子園通算5本のホームランを放った選手ですね。
済美高校の春初出場初優勝と夏初出場準優勝に貢献する活躍を見せました。
高校通算ホームランは47本と長打力のある打者でしたね。入学当時は細身でしたが、当時の上甲監督がどのチームの選手よりバットを振っていたと語るほどのトレーニングで長打力を開花させたようです。
高校野球歴代ベストナイン【中堅手・平田良介】
- 大阪桐蔭・2005年(当時3年生)
高校通算70ホームラン、強豪大阪桐蔭の4番。
甲子園では1試合3本のホームランを放ち、清原氏以来となる記録を作っています。
しかも2打席連続のホームランの後の3打席目にあわやホームランかと思われるフェンス直撃のツーベースを放ち、4打席目にホームランを放っています。
清原氏の時代のようにラッキーゾーンがあれば4打席連続ホームランという今後破られることのないような記録を作ったかもしれませんね。
中日では安定感のある長距離打者として長年活躍する選手となりました。
高校野球歴代ベストナイン【右翼手・原島正光】
- 日大三高・2001年(当時3年生)
第83回の夏の甲子園で優勝した時の日大三高4番。
1回戦から3試合連続でのホームランを放ち清原和博氏らが持つ大会記録に並びました。
6試合で打率0.500を超えるバットコントロールとチャンスに強く打点10を稼ぐなどチームの全国制覇に大きく貢献しましたね。
明治大学進学後はあまり活躍できずプロには進めませんでしたが、甲子園でのインパクトは強烈でした。
まとめ
いかがでしたか?
ネームバリューでいうと他にもベストナインに入ってくる選手は数多くいますが、ポジションごとでの選出となるのでビッグを同時に選出するのって難しいですね。
でも、今回紹介した歴代高校球児も各ポジションごとに豪華な選手が見受けられます。
賛否両論あると思いますが、これからも高校野球を沸かせる球児の誕生してくるのが楽しみですね。