高校野球2018・1年生スーパールーキー

高校野球2018!

注目されるドラフト候補もいますが、2018年高校野球は有望な1年生ルーキーが多いです。

というわけで、夏の高校野球100回大会で活躍が注目される新勢力、1年生について取り上げていきます。

振り返ると、スーパースター清宮幸太郎は1年夏の甲子園で3番一塁手、19打数9安打2本塁打と素晴らしい甲子園デビューでしたよね。

清宮選手のような1年生の頃から輝きを放つ選手はいるのか?

中学時代や特徴、今後の期待などをまとめていきます。

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井上朋也・花咲徳栄

1年生の春からベンチ入りしている逸材・花咲徳栄の井上朋也。

花咲徳栄といえば、2017年夏の甲子園を制しましたが、井上も2017年世界少年野球大会で優勝、日本代表として世界一に輝きました。

奈良県の生駒ボーイズ出身で魅力はなんといっても打撃。

入学間もない春の埼玉県大会で2本塁打を放つと、7番右翼でスタメン出場の関東大会でも逆転の口火となるホームランを放ちました。

チームにはプロ注目の通算55本塁打の野村大樹がいますが、彼以上の逸材ですし高校通算80本塁打以上が目標でしょうか。

今後どこまで伸ばせるか注目していきたいですね。

CHECK!井上朋也(花咲徳栄)の出身中学と家族構成は?打撃と守備の評価も

加藤響・東海大相模

こちらも関東大会で華やかなデビューを飾った東海大相模の加藤響内野手。

1年生ながら180センチの高身長が目を引く加藤選手は、地元神奈川の海老名リトルシニア出身。
中学時代から攻守、強打の遊撃手として注目されていました。

1年春の関東大会ではU18日本代表にも選ばれている正遊撃手の小松勇輝が怪我をし、その代わりとしてスタメンで出場。
すると見事に起用に応えて2試合で8打数4安打と存在感を発揮しました。

小松選手からレギュラーを奪うくらいのつもりでしっかりアピールしていきたいですね。
走攻守スケールの大きな選手ですし、今後ますます目が離せません!

CHECK!加藤響(東海大相模)の出身中学と家族構成は?評価もチェック! 

栗田勇雅・山梨学院

1年生ながら扇の要、正捕手の座を掴んだ山梨学院の栗田勇雅選手。

福島県いわき市出身で、中学時代はいわきボーイズでプレー。

当時のエース小吹悠人とともに山梨学院に進学しました。

栗田選手の魅力はなんといっても打撃。

自慢のスイングスピードから鋭い打球をはじき返します。

公式戦デビューの2018春の山梨県大会では2本塁打を放ち、決勝戦では勝ち越しタイムリーを放つなど大活躍。

関東大会では背番号12から2に変更され、正捕手の座をものにしました。

まずは高校野球の特徴をしっかり掴んでリード面を学び、世代ナンバーワンの捕手を目指したいですね。

CHECK!栗田勇雅(山梨学院)の出身中学と家族構成は?評価とスイングが凄い 

細川凌平・智弁和歌山

西川遥輝の再来とも言われる天才1年生、智弁和歌山の細川凌平選手。

京都の東山ボーイズ出身で、2017年の世界大会では不動の1番バッターとして活躍。

打撃センス抜群の外野手として春の和歌山県大会で公式戦初スタメンの試合で2安打を放つと、近畿大会決勝戦ではプロ注目ナンバーワンの大阪桐蔭・根尾昂からセンター前ヒットを放ち注目されました。

智弁和歌山のスーパー1年生で記憶に新しいのは日本ハムで活躍する西川遥輝。

彼も1年時からレギュラーを掴み、1年夏には骨折しながら出場していました。

細川選手も怪我なく3年間が理想ですが、怪我をしても「こいつしかいない」と思われるような不動のレギュラーを掴みたいですね。

度会隆輝・横浜高校

続いても侍ジャパン上がりのスラッガー、横浜高校の度会隆輝選手。

度会と聞いてピンと来た方もいるかもしれませんが、
ヤクルトで活躍した度会博文さんの次男です。
中学時代は千葉の強豪・佐倉リトルシニアに所属し、U15侍ジャパンとして出場したアジアチャレンジカップではMVPを獲得しました。

バットコントロールが売りで、地上波の人気バラエティ番組でも天才っぷりを発揮し注目されましたね。

ポジションは二塁手ですが、横浜高校にはこれまた1年時から注目されてきた斉藤大輝がいますからすぐにレギュラー定着は難しいでしょう。
しかし、巧みな打撃を武器に1年生からアピールしていきたいですね。

木下幹也・横浜高校

世代最強右腕として注目の横浜高校・木下幹也投手。

中学時代は世田谷西シニアに所属し、日本シニア選手権で優勝しました。

木下投手は中学生ながら140キロ超の豪速球が売りの本格派右腕でした。
地上波のスポーツバラエティでも、ソフトバンクの松田宣浩から空振り三振を奪うなど並々ならぬ実力の持ち主です。

184センチ83キロという堂々の体格で最速は143キロ。打っても豪快な本塁打を放つ長打力もあり、今後さらに注目されていくでしょう!

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松本隆之介・横浜高校

こちらは世代ナンバーワン左腕の横浜高校・松本隆之介投手。

中学時代は戸塚リトルシニアのエースとして注目されていました。
186センチの大型左腕として高校進学後間もなくの春の大会メンバー入りすると、なんと145キロを計測し衝撃を与えました。

木下と松本世代ナンバーワンの左右両投手が揃う横浜はすごいですね!
3年生になった時、どちらがエースナンバーを背負っているのか楽しみですね。

篠木健太郎・木更津総合

将来のエース候補として期待される木更津総合篠木健太郎投手。

中学時代は群馬の館林ボーイズに所属。

130キロ超の速球が光る好右腕として1年春からベンチ入りを果たすと、関東大会準決勝の健大高崎戦で一死満塁からリリーフ登板。

2失点を喫したものの物怖じしない投球が光りました。

夏にはさらに登板機会が増え、先発している可能性もありますね。

東千葉大会の優勝候補といわれるチームでしっかり役割を果たし甲子園でも活躍したいですね。

西川僚祐・東海大相模

186センチ90キロの堂々とした体格が魅力の東海大相模・西川僚祐選手。

中学時代は度会隆輝らと同じ佐倉シニアに所属し、ジャイアンツカップで優勝。つまり実質シニアナンバーワンのスラッガーです。
4番打者として活躍し、東京ドームで放った特大弾は度肝を抜きました。

東海大相模には森下翔太というプロ注目の若手のスラッガーがいますが、同じ外野手として森下二世。あるいはそれ以上の怪物になってくれることを期待しましょう!

田淵一樹・履正社

186センチの高身長右腕、履正社の田淵一樹投手。

こちらもスーパー中学生として地上波のバラエティ番組で紹介され話題になりました。
松田選手を見逃し三振に斬って取りましたから。

中学時代は岡山県のヤンキース岡山に所属。
最速142キロの速球が武器のエースとして活躍しました。

大阪桐蔭のライバル、履正社高校に進学したものの
まだ公式戦デビューは果たせていません。
履正社としては大阪桐蔭を破り激戦区北大阪わ制したいところですが、
田淵投手はまだ線が細いですから、一冬超えてしっかり体を作って新チームからエースとして活躍して欲しいですね。

寺西成騎・星稜高校

軟式出身の高身長右腕、星稜の寺西成騎投手。

中学時代は石川県能美市立根上中の軟式野球部に所属し、最速141キロを投げる右腕として地上波番組で紹介されました。
しかも、阪神の福留孝介から三振を奪いました。
U15侍ジャパンではクローザーとして活躍。

186センチの高身長で、公式戦初マウンドとなった春の北信越大会準々決勝では先発で5回を2安打無失点と落ち着いた投球を見せましたね。

同学年には中学軟式で全国制覇している星稜中の萩原吟哉投手もいますから地元が産んだWエースで高校でも頂点を目指したいですね。

印出太一・中京大中京

1年生ながら強豪・中京大中京の主軸を担う印出太一選手。

中学時代は東海中央ボーイズでプレーし、日本代表としても活躍しました。

愛知県の招待試合、大阪桐蔭戦での活躍は衝撃的でした。

5番ファーストでスタメン出場すると、プロ注目の横川凱、柿木蓮の2人から3安打を放ち、ポテンシャルの高さを見せつけました。

中京大中京は去年の夏の甲子園で初戦敗退。

かつての輝きが徐々に薄らいでいる気もしますが、スーパー1年生の活躍で2009年以来の全国制覇を目指したいですね。

まとめ

というわけで高校野球2018、注目のスーパールーキー、1年生選手を取り上げてみました。

しかし、まだまだ各地にスーパー1年生がいて夏の100回大会でも活躍が期待されています。

1年生から活躍し、甲子園でも経験を積みプロへ向けてのステップとしていきたいですね。

ドラフトがかかる3年生ばかりに注目がちですが、フレッシュな選手たちにも注目していきましょう!