鹿児島実業野球部メンバー2018

創部100年目の節目に第100回記念大会の鹿児島県代表として甲子園出場を決めた鹿児島実業高校。

夏の甲子園は3年ぶり19回目の出場で、春夏あわせると県内最多の28回目の出場になります。

鹿児島大会では第1シードからその実力を発揮し、決勝で4年ぶりの甲子園出場を目指した鹿屋中央高校を強打で退けました。

「鹿実」の愛称で親しまれ、1996年春センバツでは全国制覇もした強豪校です。元巨人の定岡正二氏やダイエー・ソフトバンクから巨人に移籍した杉内投手など、好投手を擁して甲子園に出場してくるイメージがありますよね。

そんな2018年鹿児島実業高校野球部の出身中学と注目選手についてまとめていきます。

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鹿児島実業野球部メンバー2018【出身中学とポジション】

それでは2018年鹿児島実業高校野球部メンバーの出身中学とポジションがこちらです。

※夏の甲子園2018登録メンバー

投手

  • 背番号1/吉村陸矩/3年/薩摩川内市川内中央中(鹿児島)

捕手

  • 背番号2/西村僚祐/3年/鹿児島市松元中(鹿児島)

内野手

  • 背番号3/中島翔/3年/垂水市垂水中央中(鹿児島)
  • 背番号4/西畑光瑛/3年/霧島市国分中(鹿児島)
  • 背番号5/西竜我/3年/鹿児島市松元中(鹿児島)
  • 背番号6/岩下丈/3年/指宿市山川中(鹿児島)

外野手

  • 背番号7/長谷龍太郎/3年/南さつま市加世田中(鹿児島)
  • 背番号8/山下馨矢/3年/日南市吾田中(宮崎)
  • 背番号9/原口大史/3年/薩摩川内市川内中央中(鹿児島)

その他のベンチ入りメンバー

  • 背番号10/福永龍生/3年/大崎町大崎中(鹿児島)
  • 背番号11/立本颯/3年/鹿児島市東谷山中(鹿児島)
  • 背番号12/益満雄仁/3年/薩摩川内市川内南中(鹿児島)
  • 背番号13/俣木隼太/3年/いちき串木野市串木野西中(鹿児島)
  • 背番号14/山添倭茹/2年/神戸市立長田中(兵庫)
  • 背番号15/山下達也/3年/都城市庄内中(宮崎)
  • 背番号16/板越大剛/3年/曽於市財部中(鹿児島)
  • 背番号17/椎葉峻/3年/鹿児島市谷山北中(鹿児島)
  • 背番号18/栫章人/3年/姶良市蒲生中(鹿児島)

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注目選手

続けて、2018年鹿児島実業高校野球部の注目選手に迫ります

西竜我

175cm/84kg/右投げ左打ち/内野手

高校通算15本塁打を放つ、鹿児島実業高校4番のスラッガー。少々クローズド気味に構えますがインコースの捌きもうまく、スイングの鋭さが持ち味です。

飛距離を買われ、昨年の夏の大会は5番に座り先輩からは「西ゴジラ」とあだ名をつけられ、宮下監督には「せごどん」とも呼ばれています。

決勝戦の鹿屋中央高校戦では、3回無死満塁のチャンスにインローの決して簡単ではないコースを、弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺さるホームランを放ちました。

鹿児島大会では21打数11安打8打点、打率.524と大暴れした「西ゴジラ」。甲子園でも主軸として大暴れできれば、桜島打線が爆発すること間違いなしですね!

吉村陸矩

174cm/75kg/右投げ右打ち/投手

腕を一度下げる独特のピッチングフォームの右腕エース。1年生のNHK旗からベンチ入りし、2年生の新チームから背番号1を託されました。

しかし3年生の春の大会から決め球のスライダーが入らなくなったことでコントロールが定まらなくなり、フォアボールが増えてしまいました。

結果、NHK旗ではエースナンバーを立本投手に譲りましたが、背番号11番で全5試合に登板し見事優勝に貢献! 

「エースを渡した悔しさが強かった。優勝が自信になった」

という吉村投手。

コントロールを取り戻すため、リリースポイントを前にすることで高めに浮く球を低く抑えるよう徹底するよう投球フォームを修正しました。

「創部100周年の記念の年にエースナンバーをもらえたことに感謝している。勝って恩返ししたい」

完全復活したエースがチームを勝利に導きます。

山下馨矢

168cm/70kg/左投げ左打ち/外野手

鹿児島実業高校のリードオフマン。小柄ながらパンチ力もあり準決勝の鹿屋農業高校戦では「狙ってはなかったけど」というホームランを放ちました。

鹿児島大会では22打数9安打6四死球3盗塁、打率.409でチーム最多の7得点とトップバッターとしては十分な活躍でチームに勢いをつけました。

山下選手が出塁をして、相手チームをかき回します。

鹿児島実業野球部2018の特徴

鹿児島大会で第1シードから優勝を射止めた鹿児島実業高校ですが、決して楽な道のりではありませんでした。

新チームになってから臨んだ昨秋、鹿児島大会決勝で神村学園高校に延長15回で競り負けたものの九州大会へ進出。

しかし九州大会初戦で大分の明豊高校に17安打10得点を奪われコールド負け。そして春季鹿児島大会でも準々決勝でライバルの樟南高校に16安打10得点を許し再びコールド負けを喫してしまいました。

しかしチームが息を吹き返すきっかけになったのがNHK旗でした。

前述のとおりNHK旗ではエースを立本投手に譲ったものの5試合全てに登板した吉村投手が38奪三振5失点の快投をすれば、攻撃では犠打で丁寧につなぐ野球を目指して2年ぶり12回目の優勝を果たしました。

投手陣の中心は右腕のエース吉村投手。打たせて取る粘りのピッチングで最少失点に抑えます。

そしてNHK旗で背番号1を付けた2番手のサウスポー立本投手はスライダーとチェンジアップを武器に打者を打ちとるタイプ。この左右の両輪が機能すれば、そう簡単に相手打線につかまることはありませんね。

打線は鹿児島大会6試合で24個を数えた犠打で確実にランナーを進め、チャンスを広げたところで打率.526の3番中島選手、打率.524の4番西選手が中心となってどこからでもランナーをかえすことができます。

しかし宮下監督は「打てないと言われてきたチーム。

県代表として、打つ力をつけて戦いたい」と話し、鹿児島大会でもバッティングから豪快さが無くなっていることも感じ始めた宮下監督は、準々決勝後に打撃に重点を置いた練習を重ね、準決勝では16安打本塁打1、決勝では18安打本塁打1と、その効果が出始めています。

また鹿児島実業高校は近年、食トレにも取り組んでいます。

宮下監督就任以来「選手たちの体が思ったように大きくならない」という選手たちのパワー不足を実感していました。

そこで、練習の合間に体力測定、食事指導を行ったり、1日の中でお腹が減る時間を無くすために練習中にどんぶり飯を捕食したり、練習後には「強化食」と言われる飲料を飲むなど、選手たちの身体を大きくし、ケガをしない、病気をしない体力を身に付けてきました。

体力づくりをしてきた鹿児島実業メンバー。吉村投手と立本投手の左右の両輪と、上り調子の自慢の「桜島打線」が爆発すれば、甲子園で選手たちが躍動する姿を多く見られそうですね。

まとめ

ここまで2018年の鹿児島実業高校野球部メンバーの出身中学と注目選手についてまとめてみました。

「西郷どん」で注目されている薩摩・鹿児島。

日々成長してきた選手たちを見て宮下監督は「こうして大会を終えるごとに成長していくチームは強い」と言っています。

鹿児島代表の夏の甲子園最高成績は1994年の樟南高校の準優勝。

春センバツで初めて鹿児島に優勝旗を持ち帰った鹿実が、今度は深紅の優勝旗を初めて鹿児島に持ち帰ることができるかどうか、成長しているメンバーの活躍に期待しましょう!