北照高校野球部メンバー2018

今年で設立118年目を迎えた伝統校である北照高校が、決勝で駒大苫小牧高校にヒット18本、四死球9個を絡めて15得点を奪い2018年南北海道大会の頂点に立ちました!

甲子園の出場は2013年に春夏連続で出場して以来、5年ぶり4回目の出場となります。夏の甲子園は未勝利ながら、2010年、2013年の春センバツではベスト8入りした実績がある強豪校です。

そんな北照高校野球部2018年のメンバーと出身中学と注目選手についてまとめていきます。

ぜひご覧ください!

スポンサーリンク

北照高校野球部メンバー2018【出身中学とポジション】

それでは2018年北照高校野球部メンバーの出身中学とポジションがこちらです。

※夏の甲子園2018登録メンバー

投手

  • 背番号1/原田桂吾/3年/札幌市西陵中(北海道)

捕手

  • 背番号2/三浦響/3年/札幌市あやめ野中(北海道)

内野手

  • 背番号3/玉置辰伍/3年/大阪市大正東中(大阪)
  • 背番号4/中谷彪真/3年/三笠市三笠中(北海道)
  • 背番号5/掛谷和紀/3年/寝屋川市友呂岐中(大阪)
  • 背番号6/田村崚/3年/札幌市白石中(北海道)

外野手

  • 背番号7/岡崎翔太/3年/函館市湯川中(北海道)
  • 背番号8/源大輝/3年/岸和田市久米田中(大阪)
  • 背番号9/中山竜之介/3年/小樽市松ヶ枝中(北海道)

その他のベンチ入りメンバー

  • 背番号10/福原涼太/3年/小樽市松ヶ枝中(北海道)
  • 背番号11/中田駿介/3年/札幌市太平中(北海道)
  • 背番号12/笠井渓人/3年/蘭越町蘭越中(北海道)
  • 背番号13/前川頼生/3年/大阪市大淀中(大阪)
  • 背番号14/伊藤陸/2年/小樽市潮見台中(北海道)
  • 背番号15/福田卓真/3年/北広島市東部中(広島)
  • 背番号16/富樫大生/3年/由仁町立由仁中学(北海道)
  • 背番号17/坂田涼/3年/札幌市白石中(北海道)
  • 背番号18/三和立峰/3年/弘前市南中(青森)

スポンサーリンク

注目選手

そして2018年北照高校野球部の注目選手はこちらです。

原田桂吾

172cm/69kg/左投げ左打ち/投手

極端なインステップでサイドから投げ込んでくる変則サウスポー。MAX138kmのストレートとキレのあるスライダーを武器に三振が取れるピッチャーです。

インステップで踏み込んでくる上にサイドスローなので、右バッターならインコースにえぐり込んでくるストレート、左バッターなら外に逃げるスライダーが非常に効果的で簡単に連打を許しません。

小樽潮陵高校戦こそ9安打7失点と打ち込まれましたが、それ以外の6試合は2失点以内に抑えた安定感があります。

冬場には毎日100球近く、多い日には200球を投げ込み、連投にも耐えられるスタミナをつけてきました。実際に南北海道大会でも知内高校戦から決勝の駒大苫小牧高校戦まで36イニングをひとりで投げ抜きました。

また校内で年に2回行われるルービックキューブ大会では1年生の冬から3連覇中と、指先の集中力もハンパないものを持っています。

異色のサウスポーが甲子園のマウンドで躍動する姿が楽しみでなりません。

岡崎翔太

176cm/87kg/右投げ右打ち/外野手

スクエアスタンスで、いたってシンプルな構えながらもどこか雰囲気を持っている4番バッター。

決勝の駒大苫小牧高校戦では4打数4安打6打点の活躍でサイクルヒットを達成し、非凡な能力を見せつけました。また地区大会2回戦の双葉高校戦では3ラン、2ラン、満塁ホームランの9打点と大暴れ。

ソロホームランが出ればサイクルホームランという大変珍しい記録ではありましたが、その能力を完全に開花させたことに間違いはありませんでした。

しかしこの打撃開花の裏には、4月から専門のトレーナーにアドバイスを受けるという新たな試みがヒントになったそうです。
目を動かさずに周囲の字や数字を把握する「周辺視野」を強化するトレーニングを実施したことによって、外角を打つ際に頭が前に動いてしまう弱点を克服しました。

決勝戦での3打席目のシングルヒット、6打席目のスリーベースヒットは、今まで苦手としていた外角の変化球を打ち返しました。「2打席目以降すべて狙いを絞らず、体の反応で打てた」と岡崎選手は効果を口にしています。

パワーだけではなく選球眼もいい岡崎選手。甲子園でその打撃センスを披露してもらいたいですね!

三浦響

身長不明/体重不明/右投げ左打ち/捕手

キャッチャーでは珍しく2番を打つ三浦選手。キャプテンと走攻守でチームを引っ張っています。

南北海道大会では知内高校戦から決勝の駒大苫小牧高校戦まで18打数8安打3打点1盗塁、打率.444と活躍しました。また2番バッターらしく貪欲に次の塁を目指す走塁で、チームへ好影響を与えています。

4番打者の岡崎選手に注目が集まりがちですが、キャプテンの三浦選手の活躍にも注目してみましょう!

北照高校野球部2018の特徴

甲子園は春夏通算9回目の出場となる強豪校も、近年は決して順調な道のりではありませんでした。

2016年8月に野球部員の度重なる不祥事に無期限の活動処分を受けました。

処分が解けたのは同年11月、そして12月に活動を再開。しかし部室は汚れ果て、グラウンドは落ち葉が一面を覆っていました。「一から全てを変えよう」。当時部長だった上林監督と、当時1年生だった現3年生が中心となって再出発しました。

部室を掃除し、室内練習場のトイレの壁のペンキ塗り、グラウンドの落ち葉拾いからのスタート。その苦難を乗り越えてきたメンバーには、どこのチームにも負けない一体感があります。

「野球ができるのは当たり前じゃない」とキャプテンの三浦選手は言っています。四球で出塁すればバットは投げず線上に置き、道具も大切に扱っているとのことです。その姿は実際の試合でも見ることができます。「凡事徹底」が練習姿勢を変え、結束を高めました。

南北海道大会の決勝戦では打線が爆発しましたが、変則サウスポーの原田投手を中心に守備からリズムを作るチーム。

7試合で失策が5つありましたが、地区大会以外の4試合での失策はわずかに1つ、また失点も同じく各試合2点に抑え、試合を重ねるごとに自分達の力を発揮してきている感じです。打線は4番の岡崎選手を中心にワンチャンスをモノにしていく勝負強さがあり、ビッグイニングを作れる力も持っています。

そして甲子園の暑さ対策にも抜かりありません。

北照高校のある小樽市と甲子園のある西宮市とでは、夏場の最高気温の差が十数℃もあり環境が全く違います。

上林監督は自身が部長として2010年、2013年に出場した経験を活かすために、甲子園の酷暑対策の一環として「半袖アンダーシャツ禁止令」を出したとのことです。

また2015~2017年まで3年連続で夏の甲子園に出場した北海高校の平川監督から、試合中の投手の首回りや頭部を氷のうで小まめに冷やす重要性を伝授してもらったそうです。

甲子園の暑さに負けることなく自慢の投打が噛み合えば、夏初勝利は難しくないのではないでしょうか。

まとめ

ここまで2018年の北照高校野球部メンバーの出身中学と注目選手についてまとめてみました。

近年の北海道勢の躍進ぶりが目覚ましいのは、皆さんもご存じのとおりです。

駒大苫小牧高校の2004年、2005年の夏連覇に始まり、3連覇に挑んだ2006年夏には惜しい準優勝、2015年の東海大四(現東海大札幌)高校の春準優勝、2016年の北海高校の夏準優勝と、ひと昔前まで言われていた雪国のハンデは個人的にはもう無く、どちらかというと暑さ対策へシフトしてきているように思っています。

連日全国各地で猛暑日を記録している2018年の夏。その暑さを吹き飛ばすほどの北照高校メンバーの「熱いプレー」に自然と期待が膨らんでしまいますね!