熱戦が続く夏の高校野球100回大会も遂に終わりを迎えました。
毎年スーパースターが誕生するこの大会で、一際強い想いを持って大会に臨んだ日大三高の主将、日置航選手。
チームを全国制覇の2011年以来7年ぶりにベスト4に導くなど活躍を見せました。
そんな日置選手は1年時からレギュラーでプロからも注目されてきた2018年ドラフト注目株です。
そこで今回は日置航の2018年ドラフト指名球団となる候補先をチェックして行きたいと思います!
日置航の打撃と守備を分析
プロ注目の日大三高、日置航選手。
走攻守バランスの取れた選手で3番遊撃手として活躍していました。
そんな日置航の打撃と守備を分析してみましょう!
まずは打撃についてですが、コンパクトに振り抜くシュアな打撃が魅力の右打者です。
176センチ76キロと体は大きいと言えるほどではありませんが、それでも高校通算21発の本塁打を放っている長打力も兼ね備えています。
1年秋からクリーンアップを任されると、2年春の都大会では34打数13安打、5本塁打と大暴れ。
主将となった2年秋には36打数16安打の活躍で東京大会優勝でセンバツ出場を引き寄せると、センバツでは2試合ながら8打数5安打と打ちまくりスカウトの視線を集めました。
3年夏には西東京大会の準決勝、決勝で本塁打を放ったほか、甲子園では右方向へのタイムリーが目立つなど広角に打ち分ける打撃が魅力ですね。
一方の守備も非常に能力が高い選手。
3年夏の西東京大会では失策はわずかに1つ、甲子園ではノーエラーの安定した守りで接戦を勝ち上がりましたね。
難しいバウンドに対してもしっかり脚を運んで丁寧に捌く印象です。
派手さは無いものの補球と送球は非常に安定していることから守備面の評価も非常に高いでしょう。
日置航のドラフト候補先は?
プロ注目、日大三高の日置航のドラフト候補先は?
ということで、日置航の視察球団含め
指名が予想される、戦力的にあり得る球団をまとめていきます。
巨人
まずは巨人。
ドラフトの中心は投手と言われていますが、2018年のドラフトも東洋大の150キロトリオなどの即戦力投手に目星をつけていますね。
大型野手としても岡本和真が4番打者として成長しましたし、ここ数年の課題だった二塁手も若手がしっかりアピールしています。
すると次に必要なのは不動の遊撃手、坂本勇人の後釜なのでは?
坂本選手も30歳を迎え、そろそろ移籍やメジャー挑戦なども視野に入れるタイミングかと思います。
となれば打てて守れてリーダーシップもある遊撃手の日置航に目をつけてもおかしく無いでしょう。
岡崎スカウトも「高校生ではトップだと思う」と3年春のセンバツ時から高く評価していました。
下位もしくは育成での指名はあり得そうです!
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ヤクルト
ヤクルトもドラフトの課題は投手陣でしょうか?
打つ方は好調だけに、接戦を取りきるには層の厚い投手陣を目指したいところ。
さらには外野手はバレンティン、青木、雄平とベテラン揃いで、若手外野手の台頭も願わんばかりです。
しかし、ヤクルトで最も問題視されるのは山田哲人のメジャー挑戦ですね。
常にチームの中心にいたトリプルスリー男の不在はチームにとって痛手でしょう。
おそらく2018オフには正式に表明されるでしょうし、後継者の補強は急務かと思います。
廣岡大志や奥村展征ら若手の内野手も期待できますが、高校時代から慣れ親しんだ神宮で暴れる日置選手の姿はイメージしやすいでしょう。
CHECK!ヤクルトドラフト予想2018!指名されそうな候補選手一覧のまとめ
楽天
三好匠や内田靖人ら期待の若手内野手が伸び悩む楽天。
高卒の内野手をしっかり押さえて将来の中心選手として育てていきたいところですよね。
そういう点では2018年は高卒ルーキー、地元仙台育英出身の西巻賢二が1年目から一軍の試合にも出場していますが、今後も高卒野手がアピールするべきです。
日置選手のセールスポイントは堅実な守備とシュアな打撃。
楽天の仁村スカウト副部長も「去年より成長している」と質の高さを評価しています。
中位から下位にかけて、高卒内野手の指名はあるでしょうが、日置選手の可能性にも期待できるはず!
CHECK!楽天ドラフト予想2018!指名されそうな候補選手一覧
まとめ
というわけで、ドラフト情報2018!
今回は日大三高を甲子園4強に導いた主将の日置航選手についてドラフト指名球団や候補先をまとめてみました。
確かに甲子園を通じても守備や打撃で質の高さを感じましたし、将来性のある選手と感じました。
ただ、プロに入ればそれが当たり前になる世界です。
大学に進学してさらに経験を積んでレベルアップするのも1つの手かと思います。
しかし、プロ志望届を出すのであればどの球団が名乗りをあげるのが注目されますね。