日々日本の高校野球のレベルが上がっていく中、今回は2019年度高校入学のスーパー1年生の注目選手についてまとめていきます。
毎年多くの高校球児が甲子園で注目されていますが、彼らの中には中学時代からトップクラスの実力を持っていた選手も多数存在します。そんな超有望選手を中学時代の実績含めまとめていきます。
それではご覧ください!
目次
【2019年版】高校野球スーパー1年生の注目選手
2019年度に高校入学の高校球児の中から1年生から活躍が期待される選手を数名ピックアップしました。(ポジション等は高校入学から変更する可能性アリ)
森木大智(高知)
最速150キロ剛腕 森木大智くん!
高知中vs秀光中 全中決勝!
17奪三振やって…😳凄すぎる…
インタビューは中学生らしい😊 pic.twitter.com/oZHjvpMI85— Y⚾️ (@baseball9189) 2018年8月23日
2003年生まれ
出身:高知県
身長:183センチ(2019年現在)
体重:78キロ(2019年現在)
投打:右投右打
森木選手は高知県の中高一貫校出身の右投手で近年のプロの一流投手に多い軟式野球出身の選手です。(巨人菅野投手、楽天則本投手、ソフトバンク千賀投手に加え2019年日本プロ野球の開幕日本人投手は全員中学時代軟式野球出身)
森木選手の特筆すべき特徴はなんといっても一般的には硬式よりも球速の出にくい軟式球で150km/hを計測したストレートです。
日本の中学軟式では日本新記録の球速であり、硬式球デビューした際どのようなボールを投げるのか注目が集まります。
しかし、軟式から硬式への転向は怪我の原因にもなるためまずは怪我なく硬式球での公式戦デビューを目指してもらいたいですね。
将来的には大谷翔平選手を超える投手になる可能性を秘めている投手の1人であり、高校野球の球速記録の更新と共に日本を代表する投手への成長が期待されます。
清宮福太郎(早稲田実業)
#清宮福太郎
今度テレビ番組で特集予定
記録用に投稿🔥 pic.twitter.com/sklonbkOmH— 汗と涙。高校野球 (@gari_wasabi) 2017年8月27日
2003年生まれ
出身:東京都
身長:180センチ(2019年現在)
体重:90キロ(2019年現在)
投打:右投右打
名前にピンときたかも知れませんが、日本ハムの清宮幸太郎の弟の清宮福太郎選手。
打者としてのタイプは兄と同じ長距離砲でリトル時代は世界一、中学時代は通算本塁打70本と兄に負けない活躍をここまでは見せている清宮選手。
大きな違いは兄は左打ちだが、弟は右打ちであること、そして弟は高校ではまず投手として勝負をするようで、将来的にはエースで4番として甲子園を沸かせるかもしれません。
体格も高校入学時点で身長180cmと大きく更なる投手としての急成長も見込めますし、兄とは違う方向性での成長の可能性を秘めてると言えるでしょう。
関戸康介(大阪桐蔭)
出た!怪物!#関戸康介 #明徳義塾 pic.twitter.com/8lWVeXApYL
— 76歳OL (@caw534021) 2018年5月6日
2003年生まれ
出身:長崎県
身長:178センチ(2019年現在)
体重:72キロ(2019年現在)
投打:右投右打
森木投手と並び世代ナンバーワン右腕との呼び声高い関戸投手。
小学生ながら130km/hを計測し、一躍話題となった関戸投手は明徳義塾中学に入ってからも成長を重ね軟式球で146km/hを計測し、名門大阪桐蔭への進学を決めました。多くのプロ選手を輩出している大阪桐蔭という環境でどのような成長を見せるか楽しみな選手です。
先輩にあたる藤浪投手を超える潜在能力を持つ投手なだけに名門で早い段階から試合に出場出来るか注目ですね。
松浦慶斗(大阪桐蔭)
2003年生まれ
出身:宮城県
身長:184センチ(2019年現在)
体重:88キロ(2019年現在)
投打:左投左打
左投手での完成度という面ではこの投手の右に出る同世代の投手はいないと言っても過言ではないカタログスペックを持つのは大阪桐蔭へ進学する松浦投手。
左投手ながら最速138km/h 球種はスライダー、カーブ、フォーク、スプリット、身長は184cm 体重は88kgと完成された体を持ちます。
国際大会の経験もありU12の世界大会では世界一に貢献しました。プロ選手と変わらないような体格を名門大阪桐蔭の練習でさらに大きくして左投手での160km/h計測を目指して貰いたいものですね。
池田陵真(大阪桐蔭)
今、U-18が
盛り上がってますが
U-15⭐︎4番打者!
池田君も注目です!
スイングがヤバっ‼️#池田陵真#侍ジャパン#WBSC pic.twitter.com/4N2drhOcnn— Aki (@Aki97944214) 2018年8月28日
2003年生まれ
出身:大阪府
身長:170センチ(2019年現在)
体重:72キロ(2019年現在)
投打:右投右打
U15日本代表の主将で4番を務めた池田選手は強肩強打が魅力の捕手です。
遠投は中学3年時で100mを記録し、日本代表として海外の選手と日本の様々投手とバッテリーを組む経験をしました。
大阪桐蔭は森友哉選手を育て上げた実績もあり、打者として、また一流の投手と3年間バッテリーを組むであろう守備面での大阪桐蔭でしか出来ない体験をして捕手としてプロで通用する力を身につけられるかが課題となります。
将来的には在学中や、プロ入りして他のポジションへコンバートされるという事は無く強打と良い盗塁阻止率を両立した捕手を目指してもらいたいですね。
樋上颯太(大阪桐蔭)
樋上颯太③ (湖南ボーイズ)
WBSC U-15日本代表
140㌔を超える直球が武器の本格派右腕
対オランダ戦での投球ハイライト pic.twitter.com/sPXxJ4x1ey— おくら (@okura_NHSBC) 2018年8月31日
2003年生まれ
出身:滋賀県
身長:173センチ(2019年現在)
体重:78キロ(2019年現在)
投打:
軟式出身の好投手を紹介してきましたが、樋上投手は硬式出身で池田選手と同じく日本代表に選ばれていたエース右腕で最速143km/hに切れ味鋭いスライダーが持ち味の投手となります。
大阪桐蔭には世代最高クラスの投手が入学する為、厳しい競争が予想されます。
高校生は1年間での大幅の球速アップもよくある話でやや球速では同学年の関戸投手に劣りますが、数年後のエースナンバーは誰が背負っているのか注目ですね。
坂玲哉(大阪桐蔭)
坂 玲哉くん(湖南ボーイズ)
第4回 WBSC U-15 ワールド
カップ日本代表メンバー pic.twitter.com/gsPILZ50Gt— S.KAZUNARI (@Z8M4b) 2018年8月4日
2003年生まれ
出身:滋賀県
身長:178センチ(2019年現在)
体重:75キロ(2019年現在)
投打:右投右打
坂選手は樋上投手と同じ湖南ボーイズ出身でバッテリー組んでいた捕手です。
U15日本代表にも選ばれていて国際大会での本塁打も記録しました。
二塁送球タイムは2秒を切りプロ水準タイムを叩き出し、盗塁阻止においては既にプロレベルのキャッチャーとなります。池田選手との厳しい競争が予想され、世代最高捕手が2人揃った大阪桐蔭の正捕手争いにも注目が集まります。
花田旭(大阪桐蔭)
西淀ボーイズ 花田 旭くん pic.twitter.com/G2ODGiNShT
— S.KAZUNARI (@Z8M4b) 2018年3月6日
2003年生まれ
出身:大阪府
身長:183センチ(2019年現在)
体重:68キロ(2019年現在)
投打:右投右打
花田選手はU15日本代表で不動のリードオフマンを務めた走攻守揃った右打ちの外野手です。
国際大会では安打を量産し対応力の高さを見せつけました。
大阪桐蔭の走攻守揃った外野手といえば、藤原選手が記憶に新しく藤原選手を超えるような活躍が期待されますね。
まとめ
ここまで2019年高校入学の注目選手をまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。
毎年高校野球ファンの間では恒例行事となりつつある、大阪桐蔭に多くの日本代表選手が集まる現象は2019年も健在ですが、大阪桐蔭以外の高校からスター選手が生まれることも多くあり、高校に入学してからの成長が大きく野球人生を左右するということも事実となります。
チームによってはここで紹介した選手が夏季大会で公式戦デビューを果たす可能性は十分にあり2019年の高校野球は1年生にも注目ですね。