高校野球夏予選2019・群馬

高校野球夏予選2019!

今回は2019年の夏季高校野球群馬大会の強豪(優勝候補)チームと注目選手をまとめていきます。

群馬といえば、2013年に甲子園初出場初優勝の前橋育英や、足を使った起動破壊が自慢の健大高崎など全国屈指の好チームが揃っています。

ここ数年の戦力図として私学2強ではありますが、公立校にもプロ注目の投手がいたり実力ある選手が揃っていますからどこが勝ち上がってもおかしくないのでは?

というわけで、群馬大会の優勝候補と注目選手についてまとめていきます。

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高校野球夏予選2019!群馬大会の強豪(優勝候補)

高校野球夏予選2019!群馬大会の優勝候補を取り上げていきます!

群馬県からは過去5年、春夏すべて私立が甲子園に出場するなど公立校が勝ち上がるのが難しくなっています。

そして、夏は前橋育英が3連覇中と群馬県では絶対的な存在となっています。

前橋育英と健大高崎の決勝カードは3年連続での顔合わせとまさに私学2強の時代に突入しています。

そんな2校が優勝候補筆頭ですが、待ったをかけるチームを気になりますね。

前橋育英

堅い守りに定評ある前橋育英。

3年連続で夏の甲子園に出場している強豪は2018秋、2019春の群馬大会も制していてまさに県内では敵なしの存在となっています。

2019年のチームもバッテリーを中心とした堅い守りが自慢でエースの横塚投手は140キロ台の直球をコーナーに投げ分け、クイックやフィールディングも上手い選手です。

打線も一発は少ないものの、明治大の丸山和郁選手の弟で三拍子揃った1番センターの丸山大河選手を皮切りに、右の強打者剣持選手、2年生で4番捕手の須永選手など繋がりある打線が魅力です。

夏も順当な戦いぶりを見せ、6年ぶりの全国制覇を目指します!

健大高崎

2014,2015に3季連続甲子園に出場するも、夏は3年連続で準優勝に終わっている健大高崎。

向こう2年は湯浅大選手、山下航汰選手と2年連続でプロ選手を輩出していますが前橋育英の牙城を崩すことが出来ません。

2019年春の関東大会ではベンチ入り18人全員が3年生で、中学時代には日本代表などを経験している選手も多いです。

春の関東大会ではベンチ外の久保田投手は最速145キロの直球が自慢の好右腕、3番の田口選手はU15日本代表でリトルシニア日本選手権で優勝している選手、4番の伊藤選手はカルニプケン世界少年野球大会のメンバーだった選手と名前だけでも全国各地の有名な選手が揃っていますね。

自慢の走力に加え、打力もありますから強力なディフェンスを誇る前橋育英を倒し4年ぶりの夏の甲子園を目指したいところ。

桐生第一

過去には全国制覇の実績もある強豪の桐生第一。

2019年のチームは、秋準優勝、春ベスト4と着実に力をつけています。

創部以来チームを率いてきた福田監督が退任しましたが、地元桐生を中心に関東一円から実力ある選手が揃っていますね。

注目は司令塔の久保田駿斗捕手。

落ち着いた試合運びで投手陣を支えます。

また、韋駄天の工藤ナイジェル選手などタレント揃いのチームですから私学2強に待ったをかける存在となれるのでは?

前橋商業

2010年以降甲子園から遠ざかっている公立の雄、前橋商業。

ここ数年、好選手を抱えながらも私立の壁に阻まれ群馬大会を勝ち抜くことが出来ません。

2019年は秋2回戦敗退、春ベスト8と徐々に戦い方を覚えてきました。

注目は最速144キロ左腕の井上投手。

プロ注目のエースは春の大会で健大高崎相手に堂々の投球を見せています。

また、春には新グラウンドが完成し甲子園出場に向けて地域からの期待も高まっています!

伊勢崎清明

秋春ベスト8と実力のある公立校、伊勢崎清明。

甲子園出場はありませんが、ここ数年の戦いぶりを見ると公立校の中で最も甲子園への期待が高いチームです。

2019のチームは、秋の準々決勝で4-7で健大高崎に、春の準々決勝では2-4で前橋育英にそれぞれ敗れましたが、強豪私立相手にも物怖じせず戦いました。

飛び抜けた選手はいませんが、抜群のチーム力で打倒私学に燃えます。

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高校野球夏予選2019!群馬大会の注目選手

高校野球夏予選2019!群馬大会の注目選手を紹介していきます。

群馬からは2017年の湯浅選手、2018年の山下選手と2年連続で健大高崎からプロを輩出しています。

また、大学野球や社会人野球でも活躍している選手が多く、
2019年も注目の選手がたくさんいます!

というわけで、夏の大会での活躍そしてドラフトでの使命が注目される5人を取り上げていきます。

井上温大(前橋商業)

生年月日:2001年度生まれ
出身:群馬県前橋市
身長:172cm
体重:68㎏
投打:左投左打
学年:3年
ポジション:投手

プロ注目の最速144キロ左腕、前橋商業の井上投手。

1年秋から控え投手としてベンチ入りすると、2年夏には9イニングを投げ無失点でした。

秋にはエースナンバーを背負い、準々決勝の健大高崎戦では救援で5回を投げ2安打無失点7奪三振の好投を見せ、プロのスカウトの目に留まりました。

バランス良い投球フォームからキレのあるボールを投げ込む県内ナンバーワンの好投手と言えます。

9年ぶりの夏の甲子園に向け、注目が集まる存在です。

剣持京右(前橋育英)

生年月日:2001年度生まれ
出身:群馬県
身長:178cm
体重:72キロ
投打:右投左打
学年:3年
ポジション:内野手

2年時からの主力で前橋育英の3番打者、剣持選手。

打ってはミート力の高い県内屈指の左の巧打者として秋の関東大会でも一発を放ちました。

最も魅力的なのはセカンド守備。

フットワークが軽く、流れるような併殺はまさに守りの前橋育英の象徴ともいえます。

4年連続の夏の甲子園へ、攻守のキーマンとなりそうです。

田口夢人(健大高崎)

生年月日:2001年10月10日
出身:栃木県
身長:168㎝
体重:61kg
投打:右投右打
学年:3年
ポジション:内野手

中学時代にはU15侍ジャパンにも選出された健大高崎の田口選手。

167センチと小柄ながら二塁守備は超一流です。

また6番打者もしくは2番打者としての出場が多く、状況に応じては小技も使うことが出来る選手です。

ライバルの前橋育英の二塁手、剣持選手も好守で魅せる選手ですから彼に負けない活躍を見せたいですね。

北爪魁(高崎)

生年月日:2001年度生まれ
出身:群馬県
身長:176cm
体重:67kg
投打:右投右打
学年:3年
ポジション:

公立校の隠れた逸材、高崎高校の北爪投手。

高崎高校といえば、総理大臣や国会議員を多数輩出している伝統ある進学校として有名ですね。

そんなチームで1年夏からベンチ入りしていた北爪投手は最速144キロの速球とキレのあるスライダーが自慢の本格派右腕。

当然、頭も良い選手ですから、強打者相手にクレバーな投球術を見せてくれることでしょう。

前橋商業の井上投手とのマッチアップの可能性もありますから、楽しみですね。

清水惇(安中総合)

生年月日:2002年7月21日
出身:群馬県
身長:172cm
体重:67kg
投打:右投右打
学年:2年
ポジション:投手

強豪とは程遠い公立校で注目を集める2年生右腕、安中総合の清水投手。

中学生時代には軟式野球部に所属し、最速135キロの堂々の投球で全国大会にも出場。
さらにはU15日本代表にも選ばれた逸材です。

安中総合では1年夏からエースナンバーを背負っている投手で、最速140キロの直球と鋭いスライダーが持ち味です。

2020年のドラフトでも注目されるであろう投手がチームを勝利に導くことができるのか?楽しみです。

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まとめ

というわけで、高校野球夏予選2019、群馬大会の優勝候補・注目校についてまとめてみました。

3年連続で決勝で対戦している前橋育英と健大高崎。

すっかり私学2強となってしまった群馬ですが、井上投手擁する前橋商業や、北爪投手擁する高崎高校など公立校に楽しみな選手が多いです。

前橋育英、健大高崎の両チームに待ったをかける存在を楽しみにしましょう!