高校野球夏予選2019!
今回は2019年の夏季高校野球栃木県大会の強豪(優勝候補)チームと注目選手をまとめていきます。
最近の栃木県代表といえば西武ライオンズ今井達也投手擁する2016年の作新学院が夏の甲子園制覇したのが記憶に新しいと思います。
そして作新学院は夏の甲子園予選栃木県大会にて現在8連覇中です。
今年の栃木県予選では9連覇がかかっている作新学院が例年どうり制覇するのか、それとも強豪だらけの私立高校勢がそれをストップするのか、はたまた公立高校勢が台風の目となるのか早速見ていきましょう。
目次
高校野球夏予選2019!神奈川大会の強豪(優勝候補)
今回は5校選ばせていただきました。9連覇のかかる作新学院をはじめ、春の大会優勝の佐野日大、準優勝の栃木工業、ベスト4の文星、國學院といった高校野球ファンであれば聞いたことのある強豪私立4校と今大会台風の目となりうる栃木工業など楽しみな5チームです。
早速見ていきましょう。
作新学院高等学校
春は栃木工業に1-3で敗退しベスト8止まり、秋季大会は決勝で佐野日大に敗れるも準優勝で関東大会に駒を進めましたが群馬の前橋育英高校に0-1といったロースコアで敗退。
9年連続の甲子園出場に黄色信号が灯っています。
しかしながら、結構夏の前哨戦となる春の大会では優勝できてないこともあるので一概に今年は弱いとも言えず小針崇宏監督は夏に向けて強いチームを仕上げてくるでしょう。
監督はまだ30代と若いですが弱小に成り下がっていた作新学院をここまで強くしましたから今年も期待です。
野球留学者が多い最近の強豪私立ですが、作新学院はほとんど栃木県出身ということなので地元の人からすると応援しがいがあるのではないでしょうか。
今年は強力打線とは言えませんが、エース林選手を中心にまとまりのあるチームのようですね。
文星芸大付属高等学校
10年以上甲子園からは遠ざかっていますが毎年のように強いチームを作ってきます。部員100名を超える大所帯で選手層も厚い高校でもあります。
前田投手、饗庭投手などレベルの高い投手を揃え春季大会は初戦と次戦で10点以上を奪う高い攻撃力も見せていますね。
準優勝では佐野日大に大差で敗退してしまいましたが非常に力のあるチームで、どこが甲子園に出場できるかわからない栃木において甲子園に近いチームの1つです。
佐野日本大学高等学校
秋と春の大会の覇者である佐野日大。
今大会では大本命の高校の1つですね。
昨年秋の大会でエースだった松倉投手が怪我で離脱した春の大会では松本投手が穴を埋め圧倒的な力で優勝を決めました。
チームの底上げもできさらにワンランク力をつけた佐野日大を夏は見せてくれるでしょう。
佐野日大は圧倒的な力で決勝の栃木工業戦では11-3、準決勝の文星芸大戦では8-1と大勝し打力の強さも伺えるチームです。
作新学院の9連覇を阻止することができる1番のチームだと言えるでしょう。
國學院大学栃木高等学校
春の大会では強豪私立の青藍泰斗から12点を奪うなど強さを見せた國學院栃木。
2015、2016、2017と3年連続での夏の甲子園予選決勝進出を果たしましたがいずれも王者作新学院に阻まれました。
2017年の悔しさを知っている1年生たちが最上級生となり2019の甲子園出場をかけ予選に挑みます。
レベルの高い2年生投手たちには是非とも注目してほしいところです。オススメはシャピロマシュー一郎選手ですね。184センチと大型で入部当初から期待度は高いです。
夏の初戦は小山と真岡の勝者との対決になりますがどちらも油断していると足元をすくわれるのでしっかりと初戦に挑んで欲しいですね。
栃木工業高校
春の大会ベスト4唯一の公立高校。
成績は準優勝と立派なものでした。
白鴎大足利、作新学院、国学院栃木と強豪私立を3つ喰ったのは圧巻でしたね。公立の星と言えるのではないでしょうか。
関東大会では残念ながら春日部共栄に大差で負けてしまい全国との差を痛感したと思います。その負けをバネに夏はどのような戦いをしてくれるか非常に楽しみですね。
投打の中心選手がしっかりしており、強豪私立にも負けない選手たちが揃っています。作新学院相手に完投勝利を挙げた古内投手には期待大ですね。
高校野球夏予選2019!神奈川大会の注目選手
ドラフトで注目されている選手や、ネット等で高校名プラス注目選手で検索した時に名前が挙がってきた選手を中心に5名あげさせていただきました。
栃木県は強豪校が多いですから注目選手は多いです。9連覇がかかる作新学院からは2人、公立高校の栃木工業からも1人あげています。早速見ていきましょう。
石井巧(作新学院)
#石井巧 pic.twitter.com/U4feiRJt3t
— 頑張れ晃🍊本日東京D (@kai_447) 2018年8月6日
日本ハム石井一成選手の弟。
2年次には唯一の2年生レギュラーとしてショートストップを守る高い野球センスをもつ選手です。
一成選手とは違い右打者ですが巧みな打撃はお兄さん譲りで逆方向へのミートバッティングなどねばりつよいバッティングが持ち味ですね。
作新学院で2年生からレギュラーを取り兄もプロ野球であるというところからなにかとプレッシャーは大きいと思いますが、気負うことなく作新学院9連覇に貢献してほしいです。
清水大河(佐野日大)
漫画雑誌サンデーの代表作品であるMAJORに登場する選手と同姓同名の清水選手。
守備範囲が広くて、足もあり左右に打ち分ける打撃センスも持っています。
まさにMAJORの清水大河と一緒ですね。
これに肩も強いそうですからとても頼れる外野手です。
少しパワーが足りないそうですからそこは課題ですが、秋春と優勝に貢献していますから夏も作新学院の甲子園にストップをかけるような活躍を見せてほしいですね。
渡部敦司(白鴎大足利)
1年春からベンチ入りし秋大では3試合で打率7割超えの11打数8安打1本塁打と驚異的な打撃センスを見せています。
広角に打ち分けるバットコントロールもあり4番打者として活躍していますね。
強肩キャッチャーでもあり2塁送球で1.86をマークするなどプロ顔負けの能力も持ち合わせています。チーム自体は今回は取り上げませんでしたが、栃木県内の注目選手として渡部選手は是非マークしておいてほしい選手ですね。
古内太陽(栃木工業)
作新学院を9回5安打1失点に抑えた栃木工業のエース。
栃木工業の躍進を支えるスーパーエースですね。170センチ65キロと小柄ながら県内随一の技巧派左腕で大きく沈むボールを巧みに使い強豪校をなぎ倒しました。
栃木県内は強豪私立が多いですから昨年の金足農業吉田投手のように強豪校をどんどん撃破する原動力となってほしいですね。
木村啓汰(青藍泰斗)
走攻守揃った選手で、中学時代には29本の通算ホームランを放ったパワーバッターでした。
日本代表としてオーストラリアにも行っているそうですね。
多くの強豪校からスカウトされていた経歴もあり能力の高さは認められています。168センチと小柄ながら打球の強さはピカイチで素晴らしい選手だと思います。
勝ち上がればさらに注目度は上がると思うので今のうちに要チェックしときたい選手ですね。
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まとめ
いかがでしたか?
2019年の栃木県は本当にどこが甲子園に出てもおかしくないくらい実力が拮抗しています。
私立が強いイメージの栃木県ですが久々の公立高校が甲子園出場もあり得るのか、とても目が離せない大会になると思いますね。
作新学院の9連覇もかかる大会ですから盛り上がること間違いなしですね。