夏の甲子園が終わると、16歳~18歳の各局の代表が選出される国際試合が行われ、今回の「WBSC・U-18ワールドカップ2019」は8月30日~9月8日の間に監督で開催されます。

そんな「日本代表メンバー候補20名」を予想してみました。

【高校野球ドラフト候補2019】注目選手のまとめ・投手編 
【高校野球ドラフト候補2019】注目選手のまとめ・野手編

近年の日本高校野球は世界一のレベルと言われていますので優勝も狙えるメンバーが揃うでしょう。

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U18野球ワールドカップ2019・日本代表メンバー候補予想【投手】

今年は投手勢がドラフト候補目白押しです。

高校生で150キロ出せば10年前であれば怪物扱いでしたが今はザラにいますからね。160キロ投げる選手もいますね。驚きの進化です。ということで投手勢をみていきましょう。

佐々木 朗希(大船渡)

甲子園には出場できませんでしたが、今年のドラフト最有力候補の佐々木選手。岩手大会決勝での登板回避は賛否両論、メディアでも大きく取り上げられることとなりました。

最速163キロの超メジャー級の投手で将来が楽しみすぎる投手ですね。

189センチ81キロと恵まれている体格ですがまだ線の細さがあり伸びしろは十分ですのでこれからの成長にも期待です。

佐々木朗希(大船渡)の父親や兄弟は?中学時代とスカウトの評価も

奥川 恭伸(星稜)

第101回夏の選手権大会ナンバーワン投手の奥川選手。

選抜では力んで150キロの印象でしたが今大会ではそこまで力まずに150キロを出す感じに成長し、更に怪物度を増してきました。

フォークボールも140キロを計測しスライダーもレベルが高く、今すぐプロに行っても10勝できる力はあります。高校生離れした能力でワールドカップでも世界一に貢献して欲しいです。

西 純也(創志学園)

高校ビック4の1人である西選手。

今回の甲子園出場はなりませんでしたが非常に力のある選手です。

最速154キロは奥川選手にも負けておらずドラフトでも目玉となるでしょう。2年の甲子園では16奪三振を奪っており三振を奪う能力も非常に高いですね。

及川 雅貴(横浜)

世代ナンバーワンサウスポーの及川選手。及川選手も最後の夏に甲子園出場はできませんでしたが非常に能力の高い選手です。最速153キロの伸びのあるストレートは初見の高校生では対応は難しいでしょう。フォアボールで崩れることも多いですが素質はこの世代でもナンバーワンだと思います。

及川雅貴(横浜高校)の出身中学や兄弟は?ドラフト評価や球種についても 

前 佑囲斗(津田学園)

最速152キロ津田学園のエースである前選手。

夏1回戦では静岡高校相手に160球完投するなどスタミナも抜群の選手ですね。

制球力もよくフォアボールで大きく崩れることも少ない選手で、代表のマウンドでもゲームを作ってくれる選手でしょう。

中森 俊介(明石商業)

部員100人を超える明石商業のエース。

最速147キロでスライダー、チェンジアップ、カーブ、フォークが持ち球です。2018夏の甲子園、春の選抜、2019夏甲子園と3期連続で甲子園を経験しており経験値は非常に高いですね。

選抜では選抜優勝の東邦高校から9奪三振を奪うなど素晴らしい投球を見せています。

林 優樹(近江)

強打の東海大相模を打線をわずか6安打に抑えたプロ注目左腕。

しかも長打は二塁打だけと6失策のゴタゴタに負けた林選手。2年夏には常葉菊川相手に5連続三振を含む11奪三振を奪うなど三振を取る能力も非常に高い選手ですね。

飯塚 脩人(習志野)

センバツ準優勝の立役者。

最速150キロのボールは非常に力があり選抜では24イニングで22個の三振を奪っています。

縦のスライダー、フォークはレベルが高くストレートと中心に組み立ててきますね。

プロのスカウトからも注目されており、習志野ですからロッテあたりからの指名はあるかもです。

池田 陽佑(智弁和歌山)

183センチ84キロ最速149キロの智弁和歌山のエース。

センバツでは最速140キロ程度の投手でしたが夏に急成長し米子東戦では148キロをマークしました。

強力打線が注目されがちな智弁和歌山ですが今年はプロ注目の池田選手にも期待しましょう。

西舘 勇陽(花巻東)

大谷二世と言われている西館選手。

最速150キロのストレートと柔らかいフォームが特徴です。

天然の大物らしくキツネとタヌキと会話ができるというキュートなキャラです。ボールに角度がありフォークボールもいい選手ですので、世界の高校生相手にいいピッチングをしてくれることでしょう。

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U18野球ワールドカップ2019・日本代表メンバー候補予想【捕手】

今年はキャッチャーも豊作と言われる年です。将来の正捕手を獲得するなら今年しかないと言われるほどですね。早速みていきましょう。

山瀬 慎之介 (星稜)

奥川選手の女房役である強肩の山瀬選手。

その強肩ぶりはプロのスカウトも認めるところで今年のドラフトでは指名があるかもしれません。2塁送球は1.8秒とプロ水準で社会人大学生とほとんど変わらないとスカウト陣から評価されていますね。

甲子園ではどんなリードがみられるか楽しみです。

東妻 純平 (智弁和歌山)

お兄さんは千葉ロッテマリーンズの東妻選手の東妻純平選手。

ドラフト大注目の高校ナンバーワンキャッチャーでバッティングもパンチ力のある選手です。強肩でもあり、遠投125mのバズーカ肩はプロでもなかなかいない水準ですね。

その強肩で世界を驚かせて欲しいです。

U18野球ワールドカップ2019・日本代表メンバー候補予想【内野手】

内野手も粒ぞろいです。プロ注目の選手も多く昨年に続いて黄金世代ですね。早速みていきましょう。

石川 昴弥 (東邦)

三塁手兼投手のセンバツ優勝に貢献した選手。

強肩強打で50メートルも6.3秒と走攻守揃った選手ですね。6月には推定飛距離150メートルの規格外のパワーを披露しておりプロ入り後の活躍も期待がされていますね。

オリックスの評価が高くドラフト指名が予想されています。

遠藤 成 (東海大相模)

内野手兼投手の二刀流選手。

主にサードやショートを守る選手ですね。投げては最速145キロのストレートを持ち、打っては浜スタのバックスクリーンに打ち込む高校生離れしたパワーがあります。

体も強く強靭な肩もありどのポジションでもこなせる可能性があるとプロのスカウトからも将来に大きな期待がかかっていますね。

黒川 史陽 (智弁和歌山)

セカンド、サード、外野をこなす器用な選手。

強打の智弁和歌山で1年からレギュラーを務める選手ですね。6月には投手としても評価の高い東邦高校石川選手からホームランを放っており全国レベルの投手にも通用する打撃センスをもっています。182センチ82キロの恵まれた体格で今年のドラフト候補の一角でもありますね。

前川 夏輝 (津田学園)

内野手でチームの4番打者。

体が非常に強く、昨年秋には東海大会で3戦連発のホームランを放っていますね。

内野全般を守れるので重宝する選手だと思います。パンチ力があり、打率も高いので国際大会での木製バットの対応には期待したいですね。

U18野球ワールドカップ2019・日本代表メンバー候補予想【外野手】

外野手は長打力のある強打者が多いですね。足の速い選手も多く非常にレベルが高いです。

井上 広大 (履正社)

強打の履正社の4番。長打力のある選手で、高校通算ホームランも40本を超えています。

夏の予選では3戦連発のホームランで甲子園を決め甲子園でもホームランを放っていますね。

187センチ97キロの体はプロも注目する逸材です。木製バットでどこまでのバッティングができるのか期待したいですね。

野村 健太 (山梨学院)

山梨のデスパイネと呼ばれる野村選手。

飛ばす力は高校ナンバーワンと行っても過言ではなく練習では140メートル球の打球をガンガン飛ばします。高校通算ホームランは50本を超えておりそのパワーは規格外。

センバツの札幌第一戦では2本の特大ホームランを放つなど甲子園では通算3本のホームランを放っていてプロへのアピールは十分ですね。

来田 涼斗 (明石商業)

遠投100メートル、50メートル5.9秒の韋駄天。

センバツでは智弁和歌山相手に先頭打者ホームランとサヨナラホームランを放つという最初から最後までの来田劇場を見せてくれました。

思い切りの良さと能力、将来性を見込まれ100人を超える部員の中で1年からレギュラーを獲得するそのセンスはプロも注目する選手の1人ですね。

西川 僚裕 (東海大相模)

1年夏から4番を経験するなど能力の高い選手。

保土ヶ谷球場で場外へのホームランを放つなどパワーは全国屈指です。

まだ2年生ですがすでに40本以上のホームランを放っており来年のドラフトでは最有力候補でしょう。プロスカウトからは清原和博氏のようになれると期待されていますね。

まとめ

別でもいろんな選手が招集されるかもですが、以上が個人的な「WBSC・U-18ワールドカップ2019」となる日本代表候補の予想メンバーです。

日本の野球は高校レベルから世界一だということを代表の選手たちには世界に知らしめて欲しいですね。

またここからメジャーの目に留まり将来的にはメジャーのフィールドに立つ選手も出てくることでしょう。

木製バットへの対応次第でプロの評価も大きく変わってくるでしょうから選手たちには頑張ってもらいたいですね。