櫻井周斗・日大三

今回は、全国屈指の強豪校である日大三高野球部を、キャプテンとして投打で引っ張る

櫻井周斗投手

を取り上げていきます!

2017年のセンバツからエースナンバーをつけ、名実ともにチームの顔として活躍が期待される櫻井投手。

そのセンバツでは、履正社の安田尚憲選手から3三振、2016年秋の都大会では、清宮幸太郎選手から5三振を奪うなど、ここ1年足らずで俄に注目が集まっていますよね。

そんな櫻井投手のお父さん、ドラフト進路、球種と評価などにも迫っていきます!

追記:ドラフト5位で横浜DeNAが獲得

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櫻井周斗のお父さんって?

櫻井投手について「お父さん」のワードでたくさん検索されているみたいですね。

本来こういうのは「父」で検索されるものですが、どうして「お父さん」なんだろうってことで確認してみると、櫻井投手のお父さんの知り合いの方?のツイートが見つかりました。

「秋の東京大会の決勝、負けた後にガッカリしている周斗のお父さんに諦めちゃいけない、櫻井周斗の名前はちゃんと全国区になるんだから(清宮くんのおかげで)と言いながら決勝を応援に来てくれた日大三役員の友達とご飯も食べずに意気消沈した日から既に四ヶ月か。」

どうも読みづらいので意訳すると、

「このツイートを書き込んだ方が、決勝で負けて落ち込む櫻井投手のお父さんに対して、櫻井投手の名前は売れたんだから、そんなに落ち込むことはないよと励ました」

ということみたいです。

で、その続きです。

そうやって櫻井投手のお父さんを励ましながらも、

「日大三高の役員の友達とご飯も食べずに意気消沈した日からすでに4か月が経った」

とあります。

以上のことを簡単にまとめると、このツイートを書き込んだ人が、櫻井投手のお父さんを励ましたものの、ご飯が喉を通らないほどへこんだということでしょうか。

もしくは、櫻井投手のお父さんを励ましたけど、それでも櫻井投手のお父さんは意気消沈したままだったという内容なのか。

そのあたりよくわかりませんが、どちらにせよ、櫻井投手が投げて日大三高が敗れたことにガッカリするぐらいですから、お父さんの入れ込みようも相当なものでしょう。

なんだか熱いお父さんって感じがします!

櫻井投手の気持ちの強さは、そのお父さん譲りなのかもしれませんね。

ドラフト進路は?巨人?

すでにほぼすべての球団のスカウトが、櫻井投手を視察しているようですね。

気になるドラフト進路については巨人が狙っているのでは?という話も耳にしますが、現段階ではまだ確証を得られるような情報はありませんでした。

ただ、巨人に関しては、岡崎郁スカウト本部長が、櫻井投手のストレートとスライダーを高く評価してようです。

特にスライダーについて、

「わかっていても打てないんだから、見たことのないようなスライダーということだろう」

と絶賛しています。

ただ日大三高の選手は、ここ数年にかぎっていうと、高校から直接プロに入団した選手はほとんどいません。

直接プロへ行ったのは、2016年のドラフト4位で広島カープに入団した坂倉将吾選手ぐらいでしょうか。

坂倉選手以外だと、阪神タイガースの高山俊選手も、ロッテマリーンズの関谷亮太投手も、オリックスバファローズの山崎福也投手も、大学を経てプロに入団しています。

櫻井投手が大学を経ずに、プロへの扉を叩くのかどうか。

場合によっては、プロ志望届を提出しない可能性もありますが、個人的には高卒からプロの道に進んで欲しいなと思ってます。

同じ日大三には、金成麗生選手という素晴らしい逸材がいるだけに同時にプロ入団してほしいですね。

もし櫻井投手がプロを志望するのであれば、ドラフトまでの評価によっては上位指名もあり得るでしょう。

評価は?球種もチェック

全国トップクラスの打撃力を誇る日大三高で1年秋から外野手のレギュラーとして活躍。

櫻井投手が2年の2013年春の都大会、夏の練習試合などでは、主に6番ライトで出場していました。

打者としてのスカウトの評価はどうなんでしょうか。

楽天イーグルスの仁村スカウト部長は、

「度肝を抜かれた。広島の丸みたい。強く振れる」

と絶賛します。

広島カープの丸選手のように逆方向にも強いライナー性の打球を飛ばせる点が評価されているようですね。

じつは櫻井投手は、中学時代に肘を痛めたため、しばらく野手に専念していたという経緯があります。

ということもあって、投手として復帰したのは、2016年夏からです。

にもかかわらず、スカウト陣からは打者としてというよりも投手として高く評価しているようです。

特に阪神の畑山チーフスカウトは熱心なようで、

「絶対的な決め球を持っている。注目されている安田君、清宮君から空振りを取ったように、右でも左でも空振りを取れる決め球」

と称賛を惜しみません。

ただ、中日ドラゴンズの中田スカウト部長が

「左だし楽しみな投手だが、いい球と甘い球の差がある」

と言っていたように、やはりまだ荒削りなところもあるようです。

とはいえ、投手に復帰してから1年足らずでプロのスカウト陣からの高く評価されているのですから、潜在能力は相当なものなのでしょう。

球種に関しては、最速145kmのストレートと、スライダーが主体で右打者に対しては、チェンジアップを投げることもあります。

真上から投げ下ろす投球フォームを生かしたストレートは、手元で伸びてくるような錯覚を打者に与えることができるでしょう。

スライダーは、縦に変化してスプリットのような役割を果たすものと、大きく曲げずボールゾーンからストライクゾーンへ入っていくものと、少なくとも2種類を投げます。

伸びのあるストレートに右打者にはチェンジアップ。

そして、スライダーにいくつかの表情をもつため、打者からすれば、実際の球種よりも幅広い攻め方をされているような感覚に陥ってしまうかもしれませんね。

このように投手としても打者としても、非常に高い評価を得ている櫻井選手。

ただ仮に、プロに入ったとしたら、投手一本でやっていく可能性が高いと思いますが、今夏で投打で大爆発となれば、また違った声があがってくるでしょうね。

まとめ

以上、簡単ながら櫻井投手についてあれこれ迫ってみました。

投手としても打者としても、評価がうなぎ登りの櫻井投手。

夏の甲子園に出場するためには、清宮幸太郎選手率いる早稲田実業を押し退けて、西東京大会を制する必要があります。

果たして、甲子園のマウンドで櫻井投手の勇姿を再び見ることができるのか。

投打において、活躍する櫻井投手を夏にまた目撃したいものですね!