本日は九州の大砲
村上宗隆選手
のご紹介です。
捕手としての能力もさるのことながら、その長打力はプロ野球スカウトの注目の的。
それではいったいどれくらい打ってるの?ということで、気になる高校通算ホームラン数について調べてみました。
当然ドラフト候補の一人ですが、その評価についてもまとめています。
プライベートでは父や兄のことについてふれております。
追記:ヤクルトからドラフト1位で指名
村上宗隆の高校通算ホームラン数が評判
高校通算ホームラン。
練習試合など、非公式試合も含めての通算成績なので、そもそも厳密な評価が難しい記録ではありますが、やはり、高校生スラッガーの評価と指標の一つであることは間違いありません。
それでは今回の主役、村上宗隆選手の高校通算ホームラン数について調べてみました。
2017年6月時点で47本。これからの活躍で50本台は間違いなさそうといったところでしょうか。
追記:高校通算52本塁打
これまでの記録で50本から60本の記録を持っている歴代のスラッガーでは、引退した選手では松井秀喜が60本、現役T-岡田選手が55本となっています。
高校通算ホームラン数でいうと清宮選手が話題ですよね。
村上選手もこの記録に近い本塁打数になっていますので、プロに入団したとしても、長距離打者として、活躍する可能性があるといえるのではないでしょうか。
これから高校野球の引退まで、どこまで記録を伸ばせるか楽しみにしたいところですね。
ドラフト進路は評価について
名門の九州学院で一年生からレギュラーとして活躍している村上選手。
プロのスカウトも早くから注目していたようですね。
また、ポジションが捕手ということもあり、今日本のプロ野球で不足していると言われている、「強打の捕手」になれるポテンシャルを秘めた選手なので、ドラフトの上位で指名する球団もでてくる可能性も高いのではないでしょうか。
そこで、気になるドラフト進路ですが、やはり各球団がマークしているのは確かなようです。
今のところ、西武やオリックス、中日のスカウトや関係者がポジティブなコメントをしていますね。
以下はオリックスの中川スカウトグループ長の言葉ですが、
「打った瞬間、打球がどこに飛んだのか、という当たりだった。高い打球でネットに突き刺さる感じだから、神宮球場でも上段かな。楽しみ」
やはりプロのスカウト目線から見てもスラッガーとしてのパワー面での素質は高いという評価のようですね。
それに対して技術面の評価においては、まだ少し荒削りだという印象のようです。
次にご紹介するのは球団は不明ですが九州地区担当のスカウトのコメントがこちら。
「現時点では清宮君にかなわない。各コース、球種への対応力で清宮君の方が勝っている」
ここで登場したのは早稲田実業の清宮選手。
やはり、同世代ともなると比較されることも多いですね。
清宮選手はパワーだけでなく、バットコントロールでホームランを量産していますからね。
先程の高校通算ホームラン数の話に戻りますが、清宮選手は村上選手の倍以上の100本超えの記録保持者です。
単純に比較すれば、「清宮君にはかなわない」というコメントも納得できます」。
やはり金属バットでは多少強引だったり、差し込まれて詰まったケースでも思いの外、打球が飛ぶケースがありますからね。
技術面の荒さがカバーできる部分もあります。
しかし、プロ入りすれば、金属バットは使えません。
シンプルに芯に当てる技術の高さが求められる木製バットへの対応、この点に関してはプロのスカウトとしても少し心配といったところでしょうか。
しかし、素質としては十分に高いものをもっているはずなので、これからの技術面の課題のクリアに期待したいところです。
そして、これらの課題をクリアしているところを残りの高校野球で結果としてみせることができれば、先程ご紹介した3球団がドラフトで上位指名という可能性も出てくるのではないでしょうか。
村上選手のドラフト進路に関して、どの球団が指名するのか、技術面の改善に要注目です!
父と兄をチェック
次にご紹介する情報はプライベート面です。
プロ野球のドラフト候補になるような選手は一体どのような家庭で育ったのでしょうか。
父の名前は「公弥さん」。
一年生の時から4番を任されている村上選手が満塁の場面で高校初本塁打を放った際には
「(村上選手は)清宮くんを意識している」
とコメントしたことが、ニュースになっています。
こんなことを言っていますが、きっと父も清宮君を意識しているんだと思います(笑)。
息子を一生懸命応援している父っていいですよね。
また、野球で活躍しているのは村上選手だけではないようで、兄も実はプロ注目の選手。
兄は村上友幸選手。
東海大で活躍する投手のようです。
194cmの身長から投げる最速147kmの速球が最大の武器だとか。
投手にとって「長身」というのは、打者にとってボールが近く感じたり、恐怖心を感じさせるので、それだけでも有利ですよね。
また、変化球もスライダーやチェンジアップも切れ味があるということ。
これらの情報を聞いただけでもプロですぐにでも活躍できそうですね。
しかし、弟の宗隆選手が高校三年生の時には兄の友幸選手は大学二年生になるので、プロ入りは宗隆選手の方が早くなる可能性があるかも。
いずれにせよ、兄弟二人ともプロ入り出来る可能性がありますので、兄弟対決や兄弟同じチームで投打で活躍し、同時にヒーローインタビュー、なんてことも夢ではないかもしれませんよ~!
最後に
打てる捕手。
これは最近の日本プロ野球が抱える最大の課題です。
村上選手はその悩みを解決してくれる存在になるのでしょうか?
捕手自体、守ることが非常に難しいポジションなので、打って守ってと、両方で活躍するというのは、非常に難しいとは思いますが、その才能を村上選手にはぜひ!
生かしてほしいですね!ドラフト指名が非常に楽しみな村上選手のご紹介でした!