鈴木萌斗・作新学院

今回は作新学院の俊足外野手、

鈴木萌斗選手

についてのご紹介です。

全国制覇も経験した、俊足巧打の外野手の出身小学校、中学について調べてみました。

いかにしてこういった名選手が育ったのか、そのルーツを紐解きたいと思います。

また気になるのは高校卒業後の進路先!

ドラフトで指名する球団はあるのか、そもそも狙っているチームはある?そんなドラフト進路や現在の評価についても詳しく追っていきたいと思います。

スポンサーリンク

鈴木萌斗の出身小学校や中学は?

さあ、まずは出身小学校から調べていきましょう。

やはり甲子園で活躍するレベルの選手ですから、出身小学校でも高いレベルで野球をやっていたんじゃないか、そんな風に考えちゃいますよね。

調べてみたところ鈴木選手は栃木県宇都宮市立中央小学校の出身です。

どのチームに所属していたのか、はっきりとしたことはっきりわからないのですが、小学校一年生から野球を始めたという情報がありますね。

硬式球に触れていたのか、軟式出身なのかがはっきりしないのですが、プロに入るような選手でもだいたい小学校三年生くらいからというパターンが多いようで、一年生からということはかなり早い段階で野球を始めたタイプの選手だと言えますね。

卒業後は同じ宇都宮市の旭中学校に進みます。

その時には宇都宮シニアというチームに入っていたという情報がありますので、中学生の時には硬式に触れていたということは間違いありませんね。

中学生時代には特筆すべき目立った成績や優勝などを経験したという記録をみつけることはできませんでした。

もし、中学時代は無名の選手だったとするならば、高校に入ってからかなり伸びた選手といえますね。

それでは次に、名門作新学院で不動のレギュラーとなった現在の評価と特徴についてまとめていきます。

評価や特徴は?

中学生時代でのシニアチームでの硬式球経験を積んで、地元の名門、作新学院に進みます。

2016年には全国制覇を成し遂げた作新学院ですが、あの昭和の怪物、江川卓投手の出身高校としても有名ですよね。

古豪として名を馳せていましたが、鈴木選手などの活躍により、2016年夏の甲子園で54年振りの優勝を果たします。

その原動力に鈴木選手はなったわけですが、やはり、リードオフマンとしての能力が非常に高いという評価ですね。

作新学院では1年の秋からベンチ入り。名門高校は野球部員も多く、何十人といる部員の中から、約20人以下のベンチ入りメンバーに、しかも一年生にして入るということは大変な快挙と言えるでしょう。

そして徐々に出場機会を増やし、レギュラーの座を掴みます。

当初は守備固めや代走としての出場が多かったものの、フィールディングでは勝敗を分ける場面でのファインプレー、走塁面では50mを6秒フラット以下で走る俊足を生かし、盗塁や1点をもぎ取るプレーが評価されたようですね。

またセーフティーバントも得意で左打者の特性を生かし、1塁到達速度は3.8秒ということ。プロの世界でも4秒を切る選手は限られた選手になりますので、こういった数字の事実は高い評価に繋がりますね。

また、3年のセンバツ大会では1試合3盗塁の快挙を成し遂げたということ。3盗塁ということは少なくとも2回の出塁をしなければならないということ、また全てのトライで、盗塁を成功させなければ実現できない数字ですので、プロでも通用するような、類稀なる走塁センスを持った選手、といえるのではないでしょうか。それを裏付けるコメントとして、以下をご紹介します。

「打撃、守備における身のこなしに潜在能力の高さとセンスを感じる。50メートル5秒9の俊足、センバツで3盗塁を決めたスタートの良さも◎。今後、体が強くなってくれば、大きな可能性を秘める」

こちらのスカウトの球団名は明らかになっておりませんが、プロ目線から見ても走塁技術が非常に高い評価をうけていますね。

守備や打撃、また投球や送球を練習する機会は多いのですが、野球において走塁については、足が速いかどうか、また個人のセンスがあるのか、という面に左右されるので、その部分で鈴木選手は、当初から走塁センス、技術が高いという評価を既に得ています。

完全なレギュラーにはなれなくても、走塁のスペシャリスト、大事な場面で必ず起用される代走要員としては既にプロレベルに達しているのではないでしょうか。

またバッテイングにおいても特徴があるか選手のようで、俊足選手にありがちなコツコツ当てにくるといったタイプではなく、しっかりと振り切って鋭い打球が打てるスイングの持ち主のようです。

どうしてもスピードがある選手は出塁優先に考えて、ゴロを転がす、短打を狙ってしまう傾向にありますが、鈴木選手は甲子園で本塁打さえ出ればサイクルヒットという、外野の間を抜く長打、2塁、3塁と次々と先の塁を陥れるという長打力を持った選手です。

コツコツと当てる、ということももちろん大事ですが、やはりプロの投手はボールの質が重く、パワーピッチャーも存在するので、力負けするようでは出場機会も少なくなってしまいますよね。

その点鈴木選手は、力強いスイングを心掛けているようなので、もしプロ入りすることが出来れば、その俊足を生かして走攻守、様々な場面で活躍できる、選手になることができますよね。

理想は高く!イチロー選手でしょうか⁉︎

ドラフト進路について

ここからはドラフト進路について、着目きていきましょう。果たして未来のイチロー?に注目している球団はあるのでしょうか?

調べてみましたが、多数の球団がマークしているわけではなさそうです。インターネット上にみつけることのできたスカウトのコメントは巨人だけでした。

「野手では作新学院の鈴木萌斗に、ホームランが出ればサイクル安打だった中島淳。呉の新田旬希も、伸びしろがあると感じましたね」

以上は岡崎郁スカウト部長の言葉です。

野手として他の高校生プレーヤーとともに注目されていることがわかりますね。

また、巨人も外野手があまり若手が伸びておらず、2016年には走塁のスペシャリスト、鈴木尚弘が引退していますからね。

同じ「鈴木」つながりで、次代のスピードスターを育てることが急務だと感じているのかもしれません。

どちらにしても野球において、「足にスランプはない」という格言もありますので、足のある選手は代走要員としても欲しいと思います。

残りの高校野球の実績、結果によってはドラフト上位指名もあるかもしれませんね。

まとめ

次世代のスピードスター候補。

作新学院の鈴木。やはりダイヤモンドを疾風のように駆け巡る選手は魅力的ですから、プロの世界でも活躍できるポテンシャルは十分ですね。

それにはまず、甲子園などさらなる全国での活躍を目指してほしいところ。

今のところ複数球団からの指名はなさそうですが、全国大会で上位進出の原動力となり、スカウト陣にアピールを果たすことが第一目標ですね。