今回はプロ注目の好投手、福岡大大濠の
三浦銀二投手
に注目していきます。
すでにプロ10球団からマークされているという噂の三浦投手。
ドラフト進路が気になるところです!現在のスカウト達の評価に基づき、指名球団を予想していきます。
また母子家庭の噂や兄弟などの家族情報、また出身中学についてもまとめていきます!
三浦銀二のドラフト進路は?評価もチェック
それでは三浦投手のドラフト進路について、予想してみましょう。
三浦投手については各球団がこんなコメントを残しています。
西武ライオンズ 渡辺シニアディレクターは
「福岡大大濠の三浦(銀二)は安定感があった」
ヤクルト スワローズ 小川シニアディレクターは
「福岡大大濠の右腕・三浦も直球は144キロを計測し、夏への成長が楽しみ」
各球団とも高い評価を下していますね。
三浦投手の特徴は何と言っても先発投手としての安定感。
3年生春のセンバツ甲子園に出場した際には、2回戦で延長15回 引き分け再試合となった2日後に9回130球を投げて、合計24イニング326球を一人で投げ切ったという伝説を残しているんだとか。
最近ではプロ野球だけでなく、高校野球の世界でも投手分業制が浸透しつつありますね。
昔のように甲子園決勝まで全試合に登板、何ていう投手を酷使することは少ないですよね。そんな時代に三浦投手が3日間で2試合完投、しかもそのうち1試合は延長15回ですから、とんでもないタフネスぶり。
監督も「三浦投手ならできる」という信頼感のもと、送り出していることでしょう。
驚くべきは引き分け再試合の9回最終回は直球140キロを連発したということ。合計24イニングの最後の最後に、自己最速に迫る直球が投げられるなんて本当に身体が強いんですね。
メジャーリーグなどの流行に伴い、日本でも「QS(クオリティスタート)」なんていう言葉が浸透していますよね。先発投手が6回を投げ切って、3点以内に失点を抑えれば「QS成功」になるのですが、三浦投手ならプロに入っても「QS率」が高くなりそうです。
ご紹介をした西武、ヤクルト以外には、巨人も三浦投手をドラフト指名リストに入っているようですね。
この3球団はどちらかというと先発陣が薄く、若手でイキのいいピッチャーを欲していますので、ドラフト指名で狙う可能性は高いのではないでしょうか。
他球団に取られる前に1位で指名!何ていうことも考えられますね。
母子家庭?兄弟は?
三浦投手は
母子家庭?
ネットではこのワードと一緒に検索されていることが多そうなのですが、実際のところどうなのでしょうか。
母の名前は「礼子さん」といい、三浦選手は弟で兄が一人いるようです。調べてみたところ確かに母子家庭のようですね。
三浦選手はきっと、母を楽にさせるために、大学進学などはせずにプロ野球の道に進むことが高いと思われます。
ドラフト上位で指名されることができれば、かなり高額な契約金がもらえますので、女手一つで育ててくれた母を楽にするためにも、高卒即プロ入りの道を選ぶ可能性は高いはず。
もし、そうだとするならば、少しでも上位で指名されるために、残りの高校生活でしっかりと野球の結果を残してほしいですね!
出身中学や福岡大大濠進学後の成績も
三浦投手の出身中学は福岡県福岡市の筑紫丘中学校です。
通常プロ入りを狙う選手の場合は、中学校の部活には所属せず、硬式のチームで腕を磨くことが多いのですが、三浦選手の場合は、中学校で軟式野球部に所属していたようです。
なかなか軟式から硬式へ、しかも投手で高校野球から成功するというのはめずらしいのですが、その点からみても三浦投手は類まれなる才能の持ち主であるということがいえますね。
中学校時代には、3年生の時に福岡の県選抜入りを果たしていますので、軟式野球でもかなりの結果を残してきたのでしょう。
さらにすごいのが、三浦選手は1年生の時から名門の福岡大大濠高校で、1年秋からベンチ入りを果たしています。
軟式から硬式球になれるのはかなり時間がかかるはずなのに、短期間で順応し、しかもベンチ入りを実現しているので、やはりすごい選手。
2年生秋以降はエース級の活躍を見せ、その年の秋の大会では全ての試合で完投という離れ業をやってのけます。
しかもそのうち6試合は完封勝利。大分商業、鹿児島実業、秀学館といった、甲子園常連クラスの高校を0点に抑える圧巻のピッチングを披露。
もう2年生の時点でかなり完成された投手のようですね。「怪物」といっても過言ではありません。すぐにでもプロで通用しそうですね。
3年生の春には先程ご紹介した、センバツ甲子園で「引き分け再試合 完投勝利」を含む、合計33イニング、475球、24奪三振、自責点はわずかに6点、防御率1.64という圧倒的な数字を残してベスト4入りを果たします。
準々決勝戦以外は、全ての試合に登板。
監督も信頼して送り出してはいると思いますが、少し投げすぎも心配されますね。
高校野球最後の大舞台は、夏の甲子園大会になりますが、当然出場を狙える位置にあるので、くれぐれもプロ入り前に壊れるっいうことは避けたいでしょう。
完投できる力があるといっても少し、登板過多には注意を!
まとめ
まさしくタフネス右腕!どんなチームも喉から手が出るほど欲しい、まさしく先発完投の申し子、三浦投手。
ドラフト指名で入団を果たすのはどの球団になるのでしょうか。
先発投手陣が手薄なチームなら、即ローテーション入り、何ていうことも考えられますね。
残された高校野球での目標、全国優勝・甲子園制覇を果たし、鳴り物入りでプロ野球の世界に飛び込んでほしいですね。
プロの世界でも今は少なくなった「先発完投」を果たせる投手に成長することを期待します!