岩見雅紀・慶大

今回は慶応大学の巨漢スラッガー

岩見雅紀選手

を取り上げます。

アマチュア球界No1の飛ばし屋と評判の岩見選手のドラフト進路や評価はどのようなものでしょう。

またハーフという噂や、出身中学、守備についても調査していきます。

どうぞご覧ください。

追記:ドラフト2位で楽天が獲得

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岩見雅紀のドラフト進路は?

日本人離れしたケタ外れのパワーで注目される岩見選手のドラフト進路はどうなるのでしょうか。

日本のプロ野球はパワーヒッターを外国人選手に頼っているところがあり、日本人選手で遠くに飛ばせることが非常に大きなセールスポイントですので、日米大学選手権では9球団のスカウトが集結するほど注目を集めています。

中でも熱心なのは広島。

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タナ、キク、マルの三拍子揃った上位打線が売りの広島ですが、かつての本塁打王新井貴浩は40歳オーバーですし、本塁打30本を狙えるようなパワーヒッターは外国人に頼っている状況ですので、この岩見選手を「慶応のエルドレッド」と呼び徹底マークしています。

投手を中心とした守りのチームですが打線の軸を外国人選手でまかなっている中日もその長打力は「人にはないものを持っている」と高評価していますね。

侍ジャパンの四番筒香を擁する横浜DeNAも、右の強打者はロペスのみ。筒香がMLBに移籍した場合の後釜としても岩見選手を高く評価しているようです。

またT-岡田や吉田など長距離砲に左が多いオリックスも徹底マークしているようですね。

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スカウト評はあまり出ていないようですが、熱心に視察をしているのが巨人。

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狭い東京ドームを本拠地としてかつては空中戦が大得意でしたが、ここ数年の貧打や若手が伸び悩んでいること、監督と同じ慶応出身ということなどで上位指名も十分考えられるのではないでしょうか

右の大砲がいないためにロッテからデスパイネを強奪(?)したソフトバンクもよく視察に訪れているようですね。

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飛距離は間違いなく2017年ドラフトのトップクラスですが、100kgを大きく超える巨漢であることや外野守備との兼ね合いで評価が分かれやすい選手でもありますので、1位は難しいかもしませんが指名の流れ次第では1位ということもあるかもしれません。

いずれにしてもそのパワーでドラフト進路も細かい不安を吹き飛ばして突き進んでもらいたいですね。

打撃と守備の評価は?

岩見選手の打撃守備の評価はどのようなものなのでしょうか。

一番の売りは驚愕の飛距離を誇るパワーですね。

ドラフト2017注目株の宮台康平投手からホームランも放っています

練習場の左翼に岩見ネットを増設させたフリーバッティングの迫力は慶応大の大久保監督が「練習は一億円プレーヤー」と言うほど。まさに和製バレンティンです。

1本の本塁打を打つのに要した試合数や打数は通算本塁打の六大学記録を持っている巨人の高橋由伸監督をも大きくしのぐほどです。

バッティングフォームには大きく足を挙げたりヒッチしたりバットのヘッドが投手側を向いたりというような大きな癖がなくスムーズにバットが出るタイプです。

振り切る打者ですのでそれなりに三振も多いですが率も残しており対応力も大学レベルでは十分高いといえます。

なによりあのフルスイングの迫力は投手は非常に怖さを感じるのではないでしょうか。和製大砲の需要が高まっている中、打撃の評価は一様に高く魅力的といえます。

問題は守備ですが、大学入学後も2年生までは代打での出場が主でした。

レギュラーを取った3年生以後も守備固めを出されることが多く、おせじにも守備の評価が高いとはいえません

。50m走は6秒4、遠投110mと外野手としてのスペックは悪くありませんが、総合的な守備力はプロではかなりレベルアップが必要になりますね。本人も守備については自覚がありリーグ戦前の練習ではかなり守備練習に時間を割いているようです。

ハーフなの?家族構成もチェック

ハーフという噂についてですが、岩見選手は少し濃い顔立ちですよね。

それに日本人とは思えないあのパワー。

野球界だけでなくスポーツ界でハーフの選手が多数登場して好成績を残している中、風貌からそのように言われることがあったのかもしれませんが、ハーフという確実な情報はありませんでした。

また家族構成は両親の他に兄弟がいるのかどうかについても詳しい情報はありません。

ただ尊敬する人には父と祖父をあげていますので、祖父母と同居されているのかもしれませんね。

プロのドラフト候補に挙がっている岩見選手ではありますが、実際に指名されるかどうかは当日までわかりません。

本人はプロ一本に絞っているようで、お父さんは

「ぜいたくをしなければ食べていくくらいの仕事ならある」

とその考えを後押しされているようで、よい家族構成に恵まれて野球をしてきたことが想像できますね。

まとめ

岩見選手は甲子園出場こそありませんが、滋賀県の比叡山高校で通算47本の本塁打を放った岩見選手はそのまま大学に進まず、1浪をして慶応大学に自力で合格をしました。

岩見選手の実力なら現役で進める大学はあったと思われますが、プロに行くために様々な環境を考えて慶応に進むことを決めたそうです。

自らの進路を冷静に見極めて先へ進む思考力はプロに入っても生かされるのではないでしょうか。

憧れのアレックスロドリゲスのような本塁打を打つ瞬間を是非見てみたいですね