今回は中京大中京の
鵜飼航丞選手
を取り上げていきます。
181センチ83キロ、右投右打の一塁手、鵜飼航丞。
鵜飼選手といえば、長打力に非出たホームランバッターで、高校通算ホームラン56発の大型内野手。
2017年ドラフト候補選手の中でも、ボールを飛ばす力は5本の指に入るほどの実力者で、侍ジャパンU-18日本代表候補選手にも選出されています。
今回はそんなホームランバッター鵜飼航丞選手のドラフト進路や周囲からの評価。
父親や出身中学、打撃の評価は高いが守備はどうなのか?といったところチェックしていくので、是非最後までご覧ください!
鵜飼航丞のドラフト進路は?評価もチェック
長打力が魅力のパワーヒッター、鵜飼航丞選手。
中京大中京で、夏の甲子園に出場するなど活躍が目覚ましい鵜飼選手なんですが、最近ではプロ野球界からの注目も高まってきています。
そんな鵜飼選手の高校卒業後のドラフト進路をチェックしていきましょう。
現在のところ鵜飼選手に対して、ドラフト指名を口約している球団はないようですね〜。
それでも高校通算56ホーマーの選手をチェックしていないわけはないと思いますので、複数の球団が視察に訪れていることには、間違いないと思います。
ヤクルトの元スカウト部長片岡宏雄氏も、2017年夏の甲子園での注目選手にあげていたように、鵜飼選手へのチェックは野球関係者の間でも数多くおこなわれているようですね。
CHECK!プロ野球2017ドラフト予想【ヤクルト編】
これだけプロ野球界から注目を集めている鵜飼選手なんですが、最近のニュースでプロ野球への志願届けを出さずに、大学へと進学することを発表しました。
鵜飼選手によると、2017年6月に左太ももの怪我の影響で愛知県大会、打率1割9分と苦しみ、夏の甲子園出場はみんなに連れて来てもらったという意識が強く、「夏の甲子園本番では、みんなに恩返しをしたい」と強く誓い望んだのですが、広陵に一回戦敗退という結果になってしまいます。
「出せる力は全て出せた」という充実感と、「僕がもっといい選手なら勝てていた」という悔しい気持ちを涙ながらに語り、そういったことから鵜飼選手は「今のままではプロ野球で通用しない。大学へ進学しもっとレベルを上げてプロを目指したい」ということで、大学進学を決めたそうです。
まぁ近年のプロ野球界を見ていても、大学へ進学し、高いレベルで野球をすることによって、プロ野球入団1年目から即戦力として戦っている選手も多く見られるので、鵜飼選手には大学で大きく育って欲しいものですね。
そして鵜飼選手の評価の方なんですが、スポーツジャーナリストの中村和久氏は
「パンチ力があり、スイングが安定しているので打ち損ないが少ない」
と言ってますし、
中京大中京野球部の高橋源一郎監督も
「打球の飛距離はこれまで指導してきた選手の中で一番。堂林や磯村でも特別と思わなかったですから」
と言っており、鵜飼選手の打撃力の評価の高さが伺えますよね〜。
堂林選手といえば、広島カープの将来の4番とまで言われていた選手で、その選手よりボールを飛ばす技術が上ということは、鵜飼選手のポテンシャルの高さですよね。
出身中学と父親は?
プロ野球へ志願届けを出さず、大学進学を決意した鵜飼航丞選手。
そんな鵜飼選手の出身中学や父親を調べてみむした。
愛知県名古屋市出身の鵜飼選手なんですが、出身中学は名古屋市立富士中学校で、中学校の部活には入らず地元の名古屋ドジャースに所属しています。
この名古屋ドジャースというチームが愛知県では有名でして、2011年に創部し、「仲間・自立・バランス・念い」をモットーに野球の勝者だけではなく、人生の勝者になれるよう指導しているようです。
最近は高校野球でもそうですが、野球だけでなく人間性を育てていき、社会に出ても恥ずかしくない人間というものがテーマになっているような気がしますよね。
そして名古屋ドジャースは指導方法だけではなく、実力も高いチームでして、鵜飼選手が所属していた3年間も数々の大会で優勝するなど、愛知県では名古屋ドジャースを知らない野球関係者はいないぐらいのチームなんですよね。
やはり良いバッターというのは、若い頃から一流のチームで鍛え上げられているもんなんでしょうね〜。
そんな鵜飼選手の父親なんですが、調べてみたところ情報がまったく上がっていませんでした。
ネットなどでは鵜飼 父親といったキーワードで良く検索されているんですが、もしかすると地元では有名な方なのかも知れませんね。
もちろん高校球児というのは家族の支えがあり好きなものに没頭できるので、感謝してもしきれないでしょうね。
打撃が評判で守備はどう?
中学のころから、一流チームで鍛え上げられてきた鵜飼選手なんですが、やはり鵜飼選手といえば打撃ですよね〜。
名門中京大中京において2年生のころから4番を務め、3年間で高校通算56発を放つなど、ホームランを期待される選手で、思い切りの良いフルスイングが魅力。
逆方向へのホームランも多く、同じドラフト候補の櫻井周斗投手から放った満塁ホームランは圧巻の一言。
そして56発のうち、3年生になった2ヶ月の間だけで20発以上を放っており、まだまだ伸びていく可能性を秘めています。
そんな鵜飼選手なんですが、打撃の評判は高いのですが、守備はどうなんだ?といった声が聞かれることがあるんですよね。
鵜飼選手のポジションはファーストで、よく長距離バッターに見られるポジション。
ただプレーを見ていても特別守備が悪いってことはないですし、可もなく不可もなくといったところでしょうか?
ただプロ入り後のことを考えると、ファーストのポジションだけでは出場機会がかなり限られてしまうので、大学進学後、新たなポジションに挑戦して欲しいところですね。
まとめ
ここまで右の長距離砲、鵜飼航丞選手について色々と書いてきましたがどうでしたか?
プロ野球界から注目され、今後の進路が気になっていた選手なんですが、夏の甲子園を機に大学進学を決意し、大学での4年間の成長が楽しみになりました。
ピッチャーで高卒1年目からプロ野球で活躍というのは可能性のある話なんですが、野手の高卒1年目で活躍というのは、かなり厳しい話だと思うので、鵜飼選手の大学進学といった決断は良かったのかも知れませんね。
まぁもちろん4年後のドラフト会議で全ての答えが出ていると思うので、これからも鵜飼航丞選手をチェックしていきましょう。