前橋育英の速球派右腕
皆川喬涼投手
を取り上げます。
2017春のセンバツ大会では、背番号8で出場したものの、最後の夏の甲子園ではエースナンバーを背負います!
プロも注目する右腕のドラフト進路と評価
そしてルーツになった出身中学や、球速、球種についても情報を集めていますので、最後までご覧ください!
皆川喬涼のドラフト進路は?評価もチェック
プロも注目する皆川喬涼投手。
ドラフト進路と評価を見ていきましょう。
現在のところ進学するのか、プロ志望届を出すのかはわからないのですが、これだけの高逸材をプロの各球団とも放っておくわけはないでしょう。
夏の甲子園直前のプロのスカウトのコメントを紹介しましょう。
「真っすぐの力強さが魅力。青藍泰斗の石川君と勝負できる。石川、山上、皆川の北関東3人衆は凄く楽しみだね」
以上はロッテの諸積兼司スカウトのコメントです。
これは夏の甲子園予選のある試合に登板した皆川投手を評しているのですが、この試合にはロッテを含め4球団のスカウトが集結したんだとか。
複数球団がマークするということは、ドラフト戦略の目玉の一つだという評価を受けていることはまちがいありませんね。
その試合では最速149キロをマーク。高校生の時点でこれだけの速球を投げられるのであれば、さらに鍛えれば150キロを超えることも夢ではなさそうです。
ロッテは特に高卒の段階から獲得し、育て上げるチーム方針があるので、獲得の可能性はドラフト上位でも高いかもしれません。
またそのほかの球団も、これだけのボールを高校生の段階から投げられることができれば、将来性も十分に高いので、見逃す手はないはず。
戦略上、ドラフト会議の段階で、皆川投手が残っているようなことがあれば、先発投手不足で悩んでいる球団、将来性を見据えてエース級の先発投手の獲得を狙っている球団があれば、皆川投手は獲得される可能性が高いといえるでしょう。
球速と球種について
ストレートの球速はMAX149キロ。
150キロを超えるのものそう遠くないでしょう。またそのストレートは非常に伸びがあるので、打者にとっては球速以上の力強さを感じそうです。
球種としては他には、120キロの縦に落ちるスライダー、120キロのチェンジアップ、そして110キロのカーブを操ることができます。
まずはストレートとスライダーのコンビネーションで、カウントと整え、チェンジアップで空振り三振を奪うスタイルが持ち味です。この組み合わせはプロでもそれぞれの球種の精度を磨いていけば、通用しそうですね。
出身中学は?前橋育英進学後の成績も
群馬県館林市出身の皆川投手。
出身中学は地元の館林市立第四中学校です。
そこで軟式野球部に所属していたんだとか。中学で目立った全国での成績を探すことができなかったので、中学時代は無名の選手だったのでしょうか。
前橋育英進学後は1年生の秋からベンチ入りします。
しかし当時は投手ではなく、外野手としての登録でした。実際にピッチャーとして活躍し始めるのが、2年生の春の大会から。ここで控え投手に抜擢され、県大会と関東大会のそれぞれの優勝に大きく貢献します。2年生の段階で全国のレベルを知れたというのは、皆川投手にとってはおおきかったのではないでしょうか。
2年生の夏には甲子園にも出場、甲子園での投手としての登板も果たします。その年の秋には、右翼主としてレギュラーを獲得。
さらに投手としても活躍し、関東大会ベスト4入りに貢献します。現在はエースナンバーをつけている皆川投手ですが、同じチーム内での競争が激しく、なかなかエースとして定着するのは時間がかかったのですね
そして3年生の時に出場した、春の選抜大会では3番・センターとして守備でもファインプレーをみせるなど活躍。投手として2回を2三振の活躍を見せましたが、登板はこれだけにとどまりました。将来を考えれば、甲子園を一人で投げ抜いたり、連投することがないので、よいかもしれませんが、なかなか全国の舞台で投手として、大きく活躍する機会には恵まれていません。
最後の夏の甲子園では全国の強豪チーム相手に快投を成し遂げ、プロのチームに大きくアピールしてほしいですね!
まとめ
前橋育英高校のエース皆川投手!
このチームには他にも背番号1をつけてもおかしくないメンバーが揃っているので、最後の夏で、この番号を獲得できたというのはまさに格別なはずです。
これまでの想いを夏の甲子園にぶつけて、その結果を手土産に、プロの舞台へと飛び込んできてほしいです!
将来性十分の右腕皆川投手。今後の活躍・ドラフトは要チェックです!