井上彰吾・Honda

今回はHondaの俊足外野手、

井上彰吾選手

のドラフト進路や評価に迫っていきます。

大先輩である巨人、長野選手を追いかけてプロ入り一歩手前まで来ている井上選手の指名はあるのでしょうか。

また出身中学や高校大学時代についても調査していきます。

どうぞご覧ください。

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井上彰吾のドラフト進路は?評価もチェック

高校、大学、社会人と同じ経歴をたどった先輩であり現在巨人で活躍する長野選手の背中を追いかけてきたという井上選手のドラフト進路評価はどのようなものでしょうか。

早速見ていきましょう!

まず、井上選手はドラフトの目玉という選手ではありません。

なのでたとえば清宮選手や安田選手、田嶋投手のような指名情報が色々なメディアに踊るような選手ではないということですね。
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社会人を経験している選手に求められるのは即戦力、それだけに各球団補強ポイントに合致する選手はぜひ獲得したいところなので、具体的な指名情報が出にくい傾向にあります。

井上選手もここが有力という程の具体的情報は出ていません。身体能力が高く、強肩で足も速い、左打者でシュアな打撃。これらはプロ野球ではいつの時代も需要は高く魅力的なスペックといえます。

上位で必ず消えるという評価はないまでも、外野手を補強ポイントにしている球団で評価していないというところはないでしょう。

そこで外野手が補強ポイントである球団を予想してみましょう。

まず千葉ロッテ。角中、荻野、清田など実績のある選手が並ぶ外野陣ですが、すべて30歳にさしかかっており、その次を狙える選手が今のところ見当たらない状況です。

大砲のいないロッテ打線では打線のつながりが非常に重要で、足というのも評価ポイントで、これらの選手のバックアップ要因として狙う可能性は十分にありますね。

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続いてはヤクルトです。2015年ドラフトで高山のくじを外して1位は投手を指名、その年5位で獲得した山崎が頭角を現しつつありますが、外野手が補強ポイントであるのは2017年も変わりません。

去就が不透明なバレンティン、センターはベテランの坂口に頼らなければならない状態で、雄平も32歳になっています。

加えて1、2番の固定に苦労している打線で俊足巧打の外野手は補強ポイントとマッチしていますよね。

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また中日も外野手は補強ポイントのひとつです。

2016年オフに平田、大島が残留したことである程度のメンバー固定は可能にはなりましたが、ポテンシャルはあるもののフルシーズン働いた実績の乏しい平田や32歳とこれ以上の上積みが厳しい年齢の大島頼みでは厳しいところがあります。

バックアップも藤井や工藤などベテランが多く広いナゴヤドームがホームグラウンドだけに俊足の外野手の補強はしておきたいところですね。

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そして巨人。

巨人も外野手は補強ポイントのひとつです。

陽や長野は足に爆弾をかかえており、バックアップは考えておかなければなりません。

2017年は1、2番が固定できずシーズンの後半はマギーを2番に入れるという奇策で打線を立て直しましたが、決して指揮官が想定した形ではなかったでしょう。

立岡や橋本などの若手が伸び悩んで外野のレギュラーを奪えない状況でもあり俊足巧打の外野手は魅力的には映っているはずですね。

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長野久義以上の才能?特徴は?

井上選手は高校時代に監督からOBである長野久義以上の才能という評価を受けていたようですね。

井上選手の特徴は、50m5秒9の俊足、遠投120mの強肩、左打者で巧打者。

プロ野球では非常に需要の高い魅力的なスペックを持っている選手といえます。

プロといえどもすべてがスラッガー、ホームランバッターではチームの得点能力は上がりません。

打線が「線」となり機能していくには俊足巧打の選手、飛距離の出る選手、右打者左打者うまく組み合わせて打線を組む必要がありますが、俊足巧打を売り物にする選手は左打者有利の一面があります。

左バッターボックスの方が1塁に近く内野安打になる可能性が上がるからですが、それに加えて守備力があるということは打撃が不調でもチームに貢献できる可能性が高くなります。

足があれば代走での出場も考えられますからね。

そういった面から俊足の左打者で守備力の高い選手はいつの時代も需要があり、また試合に出る確率も上がっていきます。井上選手はそういった求められるスペックをいくつも満たしているプロに近い選手と言えそうですね。

出身中学と高校大学時代について

そんな井上選手は福岡県の大野城市出身で、出身中学は地元の大野城市立平野中学になります。

野球は筑紫エンデバーズに所属してプレーしていました。

筑紫エンデバーズは地元福岡では何度も優勝を飾っているチームで、プロ野球では西武ライオンズの野上投手を輩出していますね。

そして高校筑陽学園高校に進学。

主に3番打者として活躍しましたが、甲子園出場はなりませんでした。

筑陽学園時代はまだプロが注目するような目立った実績は残してはいませんでしたが、監督がOBである長野選手以上の素材と評価していたように片鱗は見せていたのだと思われます。

大学は憧れの長野選手の後を追い日本大学へ進学。

日本大学は東都大学リーグで優勝20回以上を誇る名門大学ですが、井上選手が進学した当時は二部リーグに所属していました。

1年春のリーグ戦からレギュラーとして出場、秋のリーグ戦で打率.400を残し首位打者を獲得しています。

卒業後はプロ志望届は出さず、長野選手と同じHondaへ入社というわけですね。

長野選手は巨人の指名待ちのためプロ入団が多少遅れましたけど、井上選手も年齢的に2017年ドラフトに賭けているところはあると思います。

どういう進路になるのか注目ですね

まとめ

自身の憧れである長野選手と全く同様の経路を歩み続けている井上選手。

いかに憧れの選手とはいえ、日本大学もHondaも野球の世界では知られた学校、会社であり実力がなければ叶うことではありません。

今の井上選手は長野選手のように1位で欲しがる球団がいくつもあるという位置にはおらず、年齢も26歳ですのでプロ入りには2017年ドラフトが最後のチャンスになる可能性が高いですね。

目指してきた選手と同じ地点まで到達できるのかどうか注目しましょう。