BCリーグの滋賀ユナイテッドベースボールクラブに所属している
山本祐大選手
ポジションはキャッチャーで、バッティングよりは守備面が持ち味の選手なんですよね~。
中でも肩の強さが際立っており、プロ野球界からの注目も日に日に高まってきています。
今回はそんな山本祐大選手のドラフト進路や周囲からの評価をチェック!
肩の強さが評判なのですが、打撃はどうか?
出身中学や京都翔英時代についてと、多岐に渡って書いていくので、是非最後までご覧ください!
追記:ドラフト9位で横浜DeNAが獲得
山本祐大のドラフト進路は?評価もチェック
プロ野球に入っても上位にくるほどの肩の強さを持つ山本祐大選手ですが、ドラフト進路や周囲からの評価をチェックしていきましょう。
まず山本選手のドラフト進路は、プロ野球からの指名があればプロ野球へ進むことは間違いありません。
そんな山本選手に注目している球団なんですが、オリックスがかなり熱視線を注いでいます。
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やはり大阪出身ということもあり、オリックスの長村球団本部長も
「大学、社会人、独立リーグの選手の評価を確認した。同評価の選手がいれば、地元を優先したい」
と言っており、その中の1人に山本選手が入っているようですね。
この地元を優先という考えは非常に良いですよね~。
各球団地元の選手が増えれば、地元のファンも増えますし、良いこと尽くめだと思います。
そして肝心のオリックスへ入団した場合のポジション争いなんですが、2017年のオリックスのキャッチャーは伊東選手が103試合、若月選手が100試合の出場と、この2人が正捕手の座を争っているところです。
伊東選手といえば、打てるキャッチャーとして2013年には137試合に出場、打率2割8分5厘を記録し、侍ジャパンに選出されるなど、これから先のオリックスのキャッチャーは安泰だと思われていたのですが、どうもリードや守備面が安定せず、最近では若手の若月選手の出番が増えてきています。
そんな若月選手もバッティングが今ひとつで正捕手獲得とまではいっていないんですよね~。
そうなってくると山本選手が入団をしても、かなりのチャンスが巡ってくると思います。
なんといっても山本選手にはプロ野球でも一二を争うであろう肩の強さがありますし、守備面での評価も高いので、開幕1軍入りも狙えるのではないでしょうか?
そして山本選手には他にも阪神タイガースも注目しているようで、阪神入りとなると、梅野選手、坂本選手、岡崎選手らと争うこととなりそうです。
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しかし阪神も正捕手の固定ができていないのが現実で、金本監督がバッティング重視なこともあり、山本選手のバッティングが認められれば、十分試合出場のチャンスはあるのかなと。
そんな山本選手の周囲からの評価なんですが、まずオリックスの球団関係者は
「いいものを持っている。うちは絶対的に捕手が足りない。若くて魅力的」
と言っており、山本選手の将来性をかっていました。
やはりオリックスとしてはキャッチャーの固定が急務となっていて、山本選手には城島選手のような強肩強打のキャッチャーになってほしいものですね。
それと現在所属するチームの平野バッテリーコーチが
「もっと周りを見て視野を広げたリードを。ピッチャーにも周りにも優しすぎる性格なんだけど、先輩だろうがもっと厳しくいかないと。キャッチャーというのは特殊なポジション。監督のかわりにあそこに座っているんだから。迷いがあると周りもそれにつられて動きが悪くなる。ただ、肩は間違いなくNPBで通用するレベル」
と語っており、もっと山本選手の成長を煽っていましたが、肩の強さはやはり一級品だということがよくわかりました。
肩の強さが評判!打撃はどう?
関西2球団から高い注目を集める山本祐大選手。
肩の強さが評判ですが、同時に打撃についても見ていきましょう。
まず誰もが認める山本選手の肩の強さなんですが、5月のBCリーグで盗塁阻止率7割2分と驚異的な数字を残しており、前期の盗塁阻止率は4割6分7厘と数字は落としたものの高い阻止率を誇っているんです。
プロ野球で強肩と言われる、巨人の小林選手と阪神の梅野選手でさえ、2017年シーズンの盗塁阻止率が3割8分と3割7分9厘なんで、どれだけ山本選手の肩が強いかはわかりますよね~。
もちろんNPBとBCリーグといった力差はありますが、それでも将来性楽しみな選手です。
他にも二塁送球タイムが1.82秒と素晴らしく、12球団屈指の強肩の巨人・小林選手が1.9秒台なので、山本選手の送球技術の高さも伺えますね。
そしてバッティングの方なんですが、2017年のBCリーグでの成績が56試合に出場、打率2割9分4厘、本塁打2本と決して悪くはありません。
5月にはサヨナラホームランも放っており、勝負強さもあるのかなぁ?といったところ。
それでもプロ野球に行けば当然ピッチャーのレベルも上がりますし、そこでどれだけ出来るかといったところでしょうね。
近年のプロ野球はキャッチャーのバッティングレベルがかなり低くなっているので、山本選手でも十分チャンスはあるのかなと。
プロの捕手で1シーズン通して規定打席まで到達するだけでも大変なポジションではありますが、若手を積極的に使ってくれる球団で何とかチャンスを掴みたいところですね。
出身中学や京都翔英時代について
強肩で注目されている山本祐大選手ですが、出身中学や京都翔英高校時代について見ていきます。
まず山本選手の出身中学は大正東中学で、学校のクラブには入らずに地元の大正リトルシニアに属していたそうです。
当時はリトルシニアの全国大会に出場するなど、強豪チームで切磋琢磨していました。
そして、高校は京都翔英高校に進学し、当時はキャッチャーのポジションに京都のドカベンと呼ばれた楽天イーグルスの石原選手がおり、山本選手は外野手として試合に出場していたようです。
3年の夏の京都大会ではセンター5番で試合に出場し、6試合で打率3割4分8厘を記録、チームの夏の甲子園出場に大きく貢献しました。
当時は石原選手が注目されていましたが、このようなツイートを見る限り2人が仲良しということがよくわかりますね。
うちの副キャプテン!!
山本祐大くん。18歳誕生日おめでとう!!
18歳楽しんでくださいませ!!
残り少ない高校生活よろしく😳
いい一年になりますように🙏🙏 pic.twitter.com/XtlrvFrasI— 石原 彪 (@tsuyoshi_1999) 2016年9月11日
甲子園では1回戦敗退となりましたが、その悔しさはプロ野球で果たしてもらいましょう。
プロとして捕手同士の戦いも近年に見れるかも知れませんね。
まとめ
ここまで滋賀ユナイテッドベースボールクラブの山本祐大選手について取り上げてみました。
山本選手は2017年オフのドラフト会議でプロ野球入りが注目されており、彼の強肩の評価もかなり高いものがあります。
もちろんプロ野球入りとなると肩の強さだけではやっていけませんが、これから山本選手がどこまでのキャッチャーになるのか、皆さん注目していきましょう。