今回は東邦高校のエース
扇谷莉(らい)投手
について取り上げていきます。
扇谷投手は扇谷投手といえば恵まれた体格から最速146キロの速球を投げ込む本格派右腕。
すでにスカウトからも一目置かれています。
そんな扇谷投手のドラフト進路やスカウトの評価をチェック!
また、出身中学や家族構成、そして球速や球種などについてまとめてみたいと思います。
それではご覧ください!
扇谷莉のドラフト進路と各球団の評価は?
2年ぶりのセンバツ出場を決めた東邦高校のエースナンバーを背負う扇谷投手。
2年秋の東海大会では準優勝、県予選では5回完全試合も成し遂げた投手です。
そんな扇谷投手、すでにドラフト候補としてスカウトからも注目されていますね。
指名が予想される各球団の評価を見てみましょう。
まずは中日。
11年連続Aクラスから5年連続Bクラスと沈んでいるチームにとって投手陣の充実は必須課題です。
特に先発陣は2016、2017と2年連続で二桁勝利に到達した選手がいません。
コーチ兼任になった岩瀬投手を「二桁勝てる投手を1人でも多く」と言っていましたが、Aクラスに返り咲くためには二桁勝利は最低でも2人は欲しいでしょう。
扇谷投手は先発としてまだ粗削りながら制球力などを磨いていけば今後エースになり得る存在でもあると思います。
また、中日の担当スカウトは
「バランスのいいフォームから切れのある球を投げる。伸びしろを感じる」
と期待を寄せる高い評価をしています。
東邦高校はフランチャイズの愛知県でもあることから、指名が有力視されますね。
2学年上の藤嶋健人もいることですし。
続いては横浜DeNAです。
2017年は若手投手陣の活躍もあり19年ぶりに日本シリーズに出場したベイスターズ。
特に左の先発陣は豊富で今永投手、石田投手、濱口投手、砂田投手など若手の健闘が顕著です。
そして2017年ドラフト1位の東投手もサウスポーと戦力が豊富ですよね。
一方で右の先発陣は久保が退団。2017年6勝止まりの井納が引っ張る形となります。
リリーフ陣も整っているため、右の先発が欲しいのではないでしょうか?
長いイニングを投げることをしっかりアピールしたいですね。
パ・リーグは日本ハムと西武が予想されます。
日本ハムといえばエース大谷、守護神増井を同時に失い新戦力の台頭が待たれるチームです。
現状、ローテーションとして計算できるのも有原航平投手しかいないのではないでしょうか?
先発でも中継ぎでもという投手は多いですが、先発の柱と考えるとかなり不足していますよね。
というわけで扇谷投手のような本格派右腕は先発要員として目が離せないはずです。
そして西武も岸投手、野上投手と2年連続で右の勝ち頭が退団。
また守護神牧田投手もメジャー移籍し投手陣の建て直しが急務ですね。
先発では髙橋光成投手や今井達也投手など甲子園を沸かせた投手の飛躍が待ち望まれますが、2017年の夏場のような戦いを続けるためには若手投手が勢いをもたらすことはよくわかっているはずです。
再び常勝軍団、投手王国としてのチームを築いていくためにも若い投手が欲しいのでは?
ドラフト候補として注目される扇谷投手は
「プロになるために東邦に入学した。プロか進学か、センバツ次第だと思う。」
とコメントしていることから、センバツでの飛躍が期待されますね。
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出身中学と家族構成
そんな扇谷投手の気になる出身中学や家族構成についても触れてみたいと思います。
まず、扇谷投手の出身中学は富山県の富山市立岩瀬中学校を卒業されています。
に通っていましたが、野球部には在籍せず富山シニアでプレーしました。
2015年にはリトルシニア日本選手権に出場するなど、注目の存在でもあったそうです。
鳴り物入りで進学した東邦高校では1年夏からベンチ入りするなど経験豊富。
そして気になる扇谷投手の家族についてですが、調べたところ詳しい情報はありませんでしたが、母親は純子さん。
その母・純子さんは毎日新聞の取材に
みんなの練習が報われた。まだスタート地点に立ったところなので、本番までけがなく頑張ってくれるよう、見守っていく
と答えています。
2018年でまだ41歳だそうなので20代前半に扇谷投手を出産されていることになりますね!
その他、父親や兄弟の存在などについてもセンバツでの活躍によっては見えてくるのではないでしょうか?
球速と球種について
それでは2018年秋のドラフト候補でもある扇谷投手はどんな投手の球速や球種についてまとめてみます。
まずは球速ですが、最速146キロ。
187センチ94キロと恵まれた体格からノーワインドアップで投げおろす本格派右腕です。
球種となる変化球はスライダーを軸にカーブやチェンジアップということで、体の開きはそこまで気になりませんが、左足の着地が早くコントロールにバラつきがある印象ですね。
やはり課題はコントロール、秋の大会でも四死球でランナー背負って失点という場面もあったのでもっと下半身を使った投げ方が出来ればまだまだ伸びると思います。
恵まれた体格は冬場のトレーニングでさらに鍛え上げられたでしょうし、センバツでは9回までを1人で投げきる投球を見せてほしいですね。
まとめ
今回は2018年のドラフト注目選手、東邦高校の扇谷莉(らい)投手についてまとめてみました。
気になるドラフト進路やスカウトの評価、中学時代や家族など、そして球速や球種についても紹介していきました。
いかがでしょうか?
やはり今後のドラフト注目度を占う舞台としてセンバツ、そして夏の大会は重要になってきますよね。
チームとしても悲願の全国制覇を目標に掲げていますし、そのためにも扇谷投手の快投は必至ですね。
今後も注目していきましょう!!