岩隈久志

2018年の野球界も様々な出来事が起こっていますね。

日本では広島のベテラン新井貴浩選手、BCリーグの村田修一選手、DeNA後藤武敏選手、そして巨人の杉生俊哉投手ら松坂世代の引退も相次ぎました。

海外では大谷翔平選手が打者として大活躍をしていますし、イチロー選手のマリナーズ特別アドバイザー就任も波紋を呼びました。

そんな中、岩隈久志投手のマリナーズ退団が発表され、メジャー再昇格を諦め、日本球界に復帰したいという旨の報道がありましたね。

岩隈久志投手といえば楽天時代の2008年に沢村賞を獲得した球界を代表するエース。

そんな岩隈久志投手が日本球界復帰なら移籍先はどこになるのか?

候補球団を予想してみたいと思います!

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岩隈久志が日本球界復帰濃厚?

そもそも岩隈久志投手の日本球界復帰の話題はどこから浮上したのでしょうか?

2012年にマリナーズに移籍した岩隈久志投手は2013年に14勝、2014年は15勝を挙げ、2015年にはノーヒットノーランも達成するなど先発の一角として活躍。
しかし、2017年はメジャー未勝利に終わり、オフに右肩を手術すると、2018年はメジャー昇格が叶いませんでした。

岩隈投手本人のコメントによると、

「メジャー復帰を目指していたけど、今季は起用できないと聞かされた。2019年はコーチとしてサポートしてもらえないかという話はいただいた。実戦に投げられるようなところまで状態は上がってきたし、やっと自分の感覚を取り戻したようになってきた。日本の球界も視野に入れながら、まだ現役を続けていきたい」

とコメントしていることから、岩隈久志投手が日本球界復帰納期ということに繋がりました。

メジャー7年間で63勝を挙げた右腕ですが、37歳という年齢もありますから他球団へ移籍して再挑戦するよりは、自身のキャリアをスタートさせた日本球界で終わりたいという思いもあるのではないでしょうか?

有力となる移籍先球団候補

それでは岩隈久志投手が日本球界復帰となればどの球団に来るのでしょうか?

当然古巣の名前が真っ先にあがるかと思いますが、元女房役がいる球団や幼少期に憧れていた球団など有力となる移籍先球団候補を取り上げていきます。

楽天

まず、岩隈久志投手の移籍先球団として真っ先に名前が挙がるのが、2005年から7年間プレーし、米球界へ送り出してくれた古巣の楽天です。

岩隈投手は球団創設時からエースとして活躍し、2008年には21勝をマークし防御率1.87、勝率.840の成績で投手三冠で沢村賞を獲得。

Bクラスながらパ・リーグMVPに選ばれました。

メジャー移籍後もオフには東北の地へ足を運んでいる岩隈投手は2017オフに宮城県内で行った野球教室で、古巣の楽天について

「常に恩返ししたい気持ちがある。将来的に縁があれば、何らかの形でまた楽天に戻りたい」

とコメントしています。

楽天の立花球団代表も「イーグルスの歴史をつくった素晴らしい選手の一人」と復帰を待ち望んでいる様子です。

チームではエースの則本昂大が勝ち星に恵まれず、2018年は早い段階から最下位に定着しました。

藤平尚真投手、古川侑利投手、安楽智大投手ら若手右腕が開花しきれない中、ベテランらしい投球術を見せて手本となってほしいですよね。

条件が合致すれば、相思相愛の楽天復帰が最有力でしょう!

オリックス

かつては近鉄戦士だった岩隈久志投手。

1999年ドラフト5位で入団すると2001年から先発投手として頭角を現します。

150キロ超のスピードボールと鋭く落ちるフォークを武器に2003年に自身初の二桁15勝をマークすると、2004年は開幕12連勝を飾るなど15勝で初タイトルの最多勝を獲得。

しかし、近鉄は2004年に消滅。オリックスと合併しオリックスバファローズとなりました。

あまり知られていませんが、岩隈投手は合併時にオリックスバファローズの選手となっていますが、申し立てて即時トレードで楽天ということもあり、球団としてはあまり良いイメージはないでしょうか?

近鉄時代の梨田監督は2018限りで楽天を退任。

オリックスの時期監督の噂もありますが、もし実現ともなれば当時のエース岩隈投手にラブコールすることは間違いないでしょう。

阪神

福留孝介選手や西岡剛選手らメジャー帰りの選手を豊富な金銭力で獲得してきた阪神。

実際、阪神入団した当初は苦しみましたけど、結果的に福留選手は4番を打つなどベテランながら結果を残し続けていますね。

投手陣はもともと力のある阪神ですが、2018シーズンを見る限りは先発陣で信頼できるにはメッセンジャー投手だけといっても過言じゃありません。

近鉄時代に大阪にいたという縁もあり、経験豊富なベテラン右腕に声をかける可能性は少なからずあるでしょう。

また阪神には近鉄、楽天時代にバッテリーを組んでいた藤井彰人氏が二軍バッテリーコーチとして在籍しています。

名コンビ復活!とはなりませんが、信頼を寄せる兄貴分がいるチームであれば岩隈投手にとっても検討の余地はあるのでは?

巨人

補強にいたっては資金繰りができる巨人。

岩隈投手とは特別な縁があるというわけではありませんが、メジャー帰りの実績のある投手ともなれば、獲得に名乗り出るのは間違いないでしょう。

東京出身の岩隈投手にとって、地元に帰るという選択肢も少なからずあるのでは?

ただ、2018年メジャーから古巣に復帰した上原浩治がリリーフ陣の一角として活躍し、多くのファンや選手から歓迎されていますが岩隈が来た時に同様に迎え入れられるかと言うと、パ・リーグで活躍していた選手ですし可能性は低いでしょう。

西武

ファンの中でにわかに囁かれているのが西武。

東京出身の岩隈久志投手、幼い頃は西武ファンでよく西武ドームに観戦しに行っていたといいます。

2018年の西武は開幕から猛打でペナントレースを突き進み、首位独走しています。

ただ、投手陣は崩壊していて、二桁勝利している多和田真三郎、菊池雄星も防御率が3,4点台と安定しておらず、抑えも増田達至、ヒースいずれもピリッとしませんね。

チーム防御率は12球団ワーストの数字で、12球団で最も勝率が高いチームなのに投手陣は散々です。

さらに、2018オフにエースの菊池雄星がメジャー挑戦の可能性が高いことから、実績のある先発候補として岩隈の調査に乗り出しているはずです。

岩隈投手の嫁の父の広橋公寿はかつて西武ライオンズのユニフォームでプレーしてました。

義理の父が在籍していたことに加え、自身がファンだったこともあるので条件が合えば西武の可能性も高いでしょう!

まとめ

というわけで、2018年限りでマリナーズを退団することになった岩隈久志について移籍先球団を予想してみました。

日本球界復帰が濃厚ということで、多くのファンを魅了した綺麗なフォームを再び日本で見たいですよね!

古巣楽天のユニフォームを着るのか?

自身がファンだった西武のユニフォームか?

今後の動向に注目して行きたいですね。