2005年からスタートした、
プロ野球セパ交流戦。
交流戦のキッカケは、パ・リーグが交流戦の実施を企画したようなんですが、セ・リーグがそれを長年拒否していたようなんです。
しかし、いざ交流戦が始まると、パ・リーグの強さが際立ち、過去12年間でパ・リーグのチームが交流戦を制したのが10回と、実力のパ・リーグ、人気のセ・リーグが実証されることとなりました。
もう少しで始まる、2017年の交流戦も、戦前ではパ・リーグ優位の声が多く、パ・リーグの優勝を阻みたいセ・リーグ、といった形になることは間違いないと思います。
今回はそんな2017プロ野球セパ交流戦順位予想をし、優勝賞金や歴代の優勝チーム、MVPと、交流戦に特化した記事を書いていくので、是非最後までご覧くださいね〜。
プロ野球2017!交流戦順位予想してみた
先ほども言ったように、パ・リーグが圧倒的力を見せつける交流戦。
2016年交流戦を制したソフトバンクは、交流戦2連覇となっており、2017年の交流戦は果たして違うチームが優勝するのか?
それともソフトバンクの3連覇となるのか?
もうすぐ始まる交流戦が楽しみでなりませんね〜。
というわけで、これまでの各チームの戦力を見てプロ野球2017交流戦順位予想はこのようになりました。
■第1位:東北楽天ゴールデンイーグルス
現在パ・リーグの首位を走る、楽天イーグルス。
チーム打率12球団ナンバー1のチームで、今年の楽天は、ひと味違います。
打撃が魅力のチームなんですが、個人でズバ抜けた成績の選手はいなく、チームバッティングが上手く、ここぞでの得点が多いチーム。
激戦のパ・リーグで首位に立つ、勢いそのままに交流戦も制するでしょう。
■第2位:福岡ソフトバンクホークス
やはりこのチームは上位にくること間違いなしのソフトバンク。
交流戦最多優勝の6回を誇り、現在も2連覇中のチームですし、2017年シーズンはスタートダッシュで少し出遅れるものの、現在は調子を取り戻し、着々とパ・リーグでの順位を上げてきています。
チームのメンバーを見る限り、勢いが出ると手がつけられなくなること間違いなし。
■第3位:広島東洋カープ
昨年のセ・リーグチャンピオン、広島カープ。
昨年セ・リーグを制し、若手が非常に多いチームなんですが、昨年の経験が大きく、チーム力は相当のものがあります。
現在はセ・リーグで2位と若干苦戦していますが、ここぞに強い若き4番の鈴木誠也選手もいますし、交流戦で勢いをつけてくるでしょう。
■第4位:阪神タイガース
開幕前の予想に反し、現在セ・リーグ首位の阪神タイガース。
開幕からFA移籍で加入した糸井選手がチームを引っ張り、若手の底上げも著しいものがあり、チーム力が上がっています。
そして今年の阪神は投手陣が非常に良く、チーム防御率は44試合を経過し、12球団ダントツの2.83。
この投手陣がパ・リーグの強力打撃陣をどう抑えこむかが、鍵となるでしょうね。
■第5位:埼玉西武ライオンズ
パ・リーグ1の盗塁数を誇る、西武ライオンズ。
近年は打撃陣も強力で、今シーズンからチームキャプテンに就任した浅村選手も、現在パ・リーグ打点王と調子が良く、投手陣も菊池雄星が防御率1点台と大ブレークしており、セ・リーグの投手が浅村選手をどう抑え、菊池投手をどう打ち込むかが見どころです。
■第6位:北海道日本ハムファイターズ
2016年のパ・リーグチャンピオン、日本ハム。
今シーズンはスタートからつまずき、最近になってようやく本来の力が少しづつ出てきています。
しかし日本ハムの顔、大谷翔平選手が怪我で離脱しており、昨年の投打を支えた選手だけにチームにとってもファンにとっても早期の復活が待ち遠しいところ。
見どころとしては、打率ランキングダントツ1位、4割打者の近藤選手に注目ですね。
■第7位:横浜DeNAベイスターズ
昨年セ・リーグ3位となり、念願のクライマックスステージ進出を果たした、横浜ベイスターズ。
今シーズンはチームの柱の筒香選手の調子がイマイチ上がってこないものの、ロペス選手の調子が良く、パ・リーグとしては、いかにロペス選手を抑えるか、と言ったところですね。
■第8位:読売ジャイアンツ
2017年大補強を敢行し、優勝を義務付けられている、巨人。
しかし、現在セ・リーグ3位と苦戦しており、打線の方も坂本選手、阿部選手、マギー選手は調子が良いものの、その他の選手があまりパッとせず、繋がりに欠けています。
投手陣は安定しているので、打撃陣がパ・リーグの投手をどう攻略するかにかかっています。
■第9位:東京ヤクルトスワローズ
前人未到2年連続トリプルスリーを達成した、山田選手率いる、ヤクルト。
チーム打率、チーム防御率ともに、それほど悪くはないのですが、現在セ・リーグ5位におり、ここぞの得点が少ないように思います。
その原因こそが、山田選手の不調にあると思うので、交流戦を機に調子を上げてほしいですね。
■第10位:オリックス・バファローズ
2017年シーズン好スタートを切り、一時はパ・リーグの首位に立っていた、オリックス。
しかし、チームは大失速しており、チーム打率は悪くないのですが、投手陣がピリッとせず、不安を残したままの交流戦入りとなっています。
■第11位:中日ドラゴンズ
2017年監督交代でチーム一新を図るものの、現在セ・リーグ最下位と苦戦を強いられている、中日ドラゴンズ。
今シーズンはスタートからつまずき、なかなか巻き返すことが出来ずにいます。
しかし、ルーキーの京田選手がショートのレギュラーとして、チームの希望の光となっており、交流戦でどういった活躍をするのか楽しみですね。
■第12位:千葉ロッテマリーンズ
2017年オープン戦を首位で終え、レギュラーシーズンも期待されるものの、現在パ・リーグ最下位に沈む、千葉ロッテ。
チーム打率、チーム防御率ともに12球団最下位のロッテ、今のところチームとして良いところナシとなっており、交流戦からの巻き返しに期待したいものですね。
優勝チームの賞金について
今年の交流戦も5月30日からスタートするのですが、優勝賞金が気になるところですね。
2014年までは、優勝チームに5000万円(2014年のみ3000万円)の賞金が与えられていました。
そして、2015年からは少し複雑になり、リーグ対抗戦のようになってしまい、交流戦の勝ち数の多いリーグに賞金が与えられ、そのリーグの勝利数が多いチームから、1000万円、500万円、400万円、200万円、100万円と配られ、最高勝率チームにはプラス500万円が与えられます。
まぁプロ野球としては、賞金も大きいのかも知れませんが、交流戦で勢いをつけるか、落とすかで、毎年その先のリーグ戦に大きく影響しているので、絶対に負けられない戦いですよね。
歴代の優勝チームやMVP選手
交流戦がはじまり13年が経つのですが、ここで歴代の優勝チームやMVP選手をまとめてみました。
2005年優勝チーム:千葉ロッテマリーンズ
MVP:小林宏之選手
2006年優勝チーム:千葉ロッテマリーンズ
MVP:小林雅英選手
2007年優勝チーム:北海道日本ハムファイターズ
MVP:ライアン・グリン選手
2008年優勝チーム:福岡ソフトバンクホークス
MVP:川崎宗則選手
2009年優勝チーム:福岡ソフトバンクホークス
MVP:杉内俊哉選手
2010年優勝チーム:オリックス・バファローズ
MVP:T-岡田選手
2011年優勝チーム:福岡ソフトバンクホークス
MVP:内川聖一選手
2012年優勝チーム:読売ジャイアンツ
MVP:内海哲也選手
2013年優勝チーム:福岡ソフトバンクホークス
MVP:長谷川勇也選手
2014年優勝チーム:読売ジャイアンツ
MVP:亀井善行選手
2015年優勝チーム:福岡ソフトバンクホークス
MVP:柳田悠岐選手
2016年優勝チーム:福岡ソフトバンクホークス
MVP:城所龍磨選手
ここまで交流戦の歴代優勝チームを書いてきましたが、パ・リーグのチームが圧倒的に優勝回数が多いですよね。
そして、交流戦のパ・リーグ勝ち越しが11回と、ほとんどの年でパ・リーグが勝ち越しており、今年の交流戦こそは、打倒パ・リーグでセ・リーグの逆襲に期待しましょう。
まとめ
今回は、セパ交流戦2017順位予想と題して、色々と書いてきましたがどうでしたか?
現在のチーム状態などを見ながら順位予想をしていったのですが、今年もパ・リーグのチームが上位進出を果たしそうです。
もちろん始まってみないと結果はわかりませんが、過去の実績から言ってもパ・リーグ優位は変わらないでしょう。
しかし、交流戦の醍醐味は、セ・リーグを代表するピッチャーとパ・リーグを代表する強力なバッターとの戦いなど、日頃見れない対戦が見れることが魅力なので、今から始まる交流戦を皆さんも順位予想をしながら、楽しみにしましょう。