落合博満今回は中日黄金時代を築いて、中日のGMでもあった

落合博満さん

の監督復帰の噂を中心に取り上げていきます。

落合さんといえば、現役時代の活躍に加え、恐妻家だったり、息子の福嗣くんが今は俳優になっていたり、と引退後も話題にかかないのですが、プロ野球の世界に戻ってくるとなるとまた話題になりそうですよね。

かつての「オレ流」の采配を振るうのでしょうか。

そんな監督復帰の噂に迫ってみました。

また、現在の年収や何かと言われた嫌われる理由についてもピックアップしていきます!

ご覧ください!

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落合博満が監督復帰する?

落合博満が監督に復帰するという噂が流れています。きっかけは9月に出演したニュース番組での発言でした。

「話があれば考えます」

番組の司会者に監督復帰の意思は?と聞かれてこのように答えています。

「ありません」ではなくて、話があれば考えるということはかなり前向きに考えているということでしょうかね?

落合博満といえば、現役時代には日本プロ野球史上、唯一3度の三冠王を獲得した天才打者。そして監督としても中日を率いた8年間で4度のリーグ優勝、1回の日本一、そして、全てAクラス以上という成績を残しました。

そんな、「名将」が現場復帰するということになれば、ワクワクしてしまいますよね。復帰先は古巣で低迷する中日?それとも、セ・リーグの他の球団?またはかつて在籍したパ・リーグ?
など、想像が膨らんでしまいますが、どちらにしても球団を「オレ流」に染めて、強力なチームに育てそうですね!

現在の年収はいくら?

落合博満さんは現役時代、パ・リーグで活躍していた東尾修に次ぐ、日本プロ野球史上2番目の「1億円プレーヤー」でした。

現在ではそれほど珍しくない、年俸1億円超えですが、史上2番目というところに、選手としての偉大さが感じられますよね。

それに


現役時代の通算年俸が33億円以上


監督時代の通算年俸10億円以上

も貰ってるの相当なことがないかぎりお金に困ることはないでしょう。

それでは現在の年収はどうなのでしょうか。

落合さんは2017年1月に中日ドラゴンスのGMを退団して以後は、講演会などを中心に活動しているようです。

有名人の講演会は1回で100万円以上の金額がもらえるようなので、月に1回くらいこなしていれば、現役時代・監督時代と比べては少ないかもしれませんが、十分生活していけそうですね。

また出版物も数多く出版しています。

本の印税は多くないそうですが、落合さんほどのネームバリューがあれば本は宣伝しなくても結構売れそうですよね。印税も結構もらっているかもしれません。

そもそも落合さんの生涯年俸は現役時代、監督時代、GM時代をトータルすると45億円を超えます。これだけの金額をもらっていたら、もう現在の年収にこだわる必要はないでしょうね。

嫌われる理由について

落合さんは現役時代から「オレ流」と呼ばれ、プロ野球で圧倒的な結果を残すものの、その一方で一匹狼として、周囲との軋轢を生んできました。

選手時代にはそれでもいいですが、監督やGMとなれば、チームのリーダー的な存在ですからね。人望がなくては務まらないポジションだと思いますが、それでも「嫌われている」という噂が絶えませんでした。

これは「マスコミ受けが悪い」というのが理由の一つのようです。

監督時代、GM時代にはマスコミに対して情報発信することが少なかったのですが、中日ドラゴンズの親会社は中日新聞という大きなマスコミ会社。リップサービスなどが少ない監督のスタンスは、親会社からあまり好まれなかったようです。

これは以前ノムさんこと野村克也さんとの対談の時にも語っていました。

勝っても負けても「ボヤき」でファンやマスコミを楽しませてくれたノムさん。

それに比べると落合さんはマスコミを通じて発信することを好まなかったようです。それが、結果としてファンや、選手、そして親会社から嫌われてしまう理由の一つになったのです。

監督時代の采配?

嫌われる理由として監督時代の采配も大きく関係してるようですね。

現役時代は3回も三冠王を獲得した落合さんですが、監督としては守備を重視した采配、試合運びをしました。

それが顕著に表れるのは、投手陣の全てを当時投手コーチ、腹心でもあった森繁和に任せていたことでしょう。

落合さん本人も「投手のことはわからないから」という理由で森コーチに任せていました。

普通なら、投手出身の監督も攻撃のサインを出しますし、野手出身の監督でも先発や投手交代などの采配を行います。むしろ、チームのトップとして、他のコーチ陣の意見を優先するのはプライドも許さないでしょう。

しかし、落合さんは森コーチにピッチングスタッフに関することを一任し、その結果守り重視の強いチームを作り上げました。

プライドよりも勝利、監督しての威厳よりもチームの守備力を高めることを優先する、まさに落合さんらしい、「オレ流」の采配なのではないでしょうか。

また勝利至上主義の采配をしたことでも有名です。

2007年の日本シリーズ、結果的に最終戦になった日本ハムとの試合で、「完全試合」を続けていた山井大介投手を、9回で抑えの岩瀬仁紀投手に交代させたことは、決定的でした。

当時山井投手は「マメがつぶれた」などの理由が発表されたりしましたが、やはりファンとしては、完全試合が見たいもの。それがまして日本シリーズの日本一を決める試合ならなおさらでしょう。

スコアは1-0。このようなしびれる場面で、落合さんはチームの勝利を優先させたのです。

もちろんこの采配には賛否両論あると思いますが、多くのファンの目には「つまらない采配」と映ったことでしょう。

でも、監督としてあれだけの黄金期を作り上げたわけですから、采配について色々言われても落合さんからすれば堪ったもんじゃないでしょうね。

長年Bクラスに沈む球団からすれば羨ましい限りですから。

大幅な年俸カット?

大幅な年俸カットが嫌われる理由としてもっとも大きな出来事かもしれませんね。

落合さんはGM時代、「コストカッター」としての辣腕をふるいました。

強いチームなどは特に結果を残せなかった一年のオフに、大幅な年棒カット、戦力外通告などを受ける選手が増える、ということはプロ野球の世界にはよくあることです。

しかし、落合さんがGMの時に行った年棒カットは群を抜いていました。

当時の主力選手としては

吉見一起投手が1億1,600万円減、和田一浩が8,000万円減、荒木雅博6,800万減、浅尾拓也5,500万円減と大幅な年棒カット。

いくら高給取りの選手とはいえ、いきなりこれだけの年棒をカットされてしまったらたまったものではありませんよね。翌年以降のモチベーションにも響きかねません。

また一番の犠牲者が、WBC日本代表でも活躍した井端弘和。2億2,000万円の超大型ダウン掲示を受け、本人が自由契約を選びました。

「落合GMは井端に対し、『戦力外の選手に金額は提示しない』とコメントしましたが、いくら何でもその言い方はないだろうと思いましたね。『提示した金額に納得しなかったから、退団した』ということを強調したかったわけでしょ。88%ダウンなんて、実質的にはクビの宣告と一緒です。そう簡単に判は押せないに決まっているじゃないですか。功労者に対する仕打ちとしては、あんまりですよ」

これは解説者の江本孟紀さんの当時のコメントです。

確かにプロ野球選手とはいえ、厳しい条件ですよね。

大幅なコストカットでチームに刺激を与え、活性化を狙ったGMとしての落合。しかし、結果としてチームの現在の弱体化の原因になってしまったといっても過言ではないでしょう。

谷繁監督辞任の件?

2016年のシーズン途中、当時の監督であった谷繁元信さんが「休養」を言い渡され、事実上の解任となりました。

谷繁さんといえば中日の黄金時代をささえた名捕手。

2014年から選手兼任監督を経て、選任監督として頑張ろうとしていた矢先の解任。これには落合さんとの「不仲」が原因と噂されています。

落合は当時GMとして、ドラフトや選手補強などで監督だった谷繁さんの意見をあまり取り入れなかったようです。

また谷繁さんが目を掛けていた選手を突然独断で戦力外通告したこともあったんだとか。

いくら、GMとはいっても、監督の意見があまりにも反映されていないようなら軋轢を生んでしまいますよね~。

突然の解任劇の裏には、こうした二人の不仲が原因のようです。

真相は定かではありませんが、

まとめ

プロ野球の世界でも圧倒的な成績と、個性的な存在感で今も伝説として語られる落合博満さん。

「つまらない」采配になってしまうかもしれませんが、こうした個性派監督がいた方がプロ野球の世界は盛り上がりますからね~。

GM時代はさておき、監督時代においては文句の言われる筋合いがないほどの実績があるので、やはりプロ野球界の歴代監督のなかでは優秀といえるのではないでしょうか?

噂の段階だとしても、ぜひ!監督復帰してほしいですね。

それを実現するのはやはり、資金力のある球団などになるのでしょうか?「オレ流」采配復活を期待したいですね!