プロ野球2018・パ・リーグ順位予想

プロ野球順位予想2018!

ということで今回は2018シーズンとなるパ・リーグの順位予想をしてみました!

2017シーズンは前半戦こそ楽天が走り4年ぶりの優勝か?と思わせる快進撃を見せていましたが、終わってみれば圧倒的な強さでソフトバンクホークスがペナントレースを制しました。

これはやはりスタメンで出場する選手が概ね固定できている強さもありますが、それと共に怪我で離脱する選手がいても、不調に陥る選手がいても、それをカバーできる選手層の豊富さがあったように思います。

裏を返せばホークス以外の5球団も現有戦力では引けを取らない状態にはあり、盤石と思えるホークスも2017シーズンでも危うい時期もありました。

果たして2018年のパ・リーグでホークスの牙城を崩せるチームは出てくるのでしょうか

そんなわけで、2018年プロ野球順位予想パ・リーグ編をお送りします!

それではご覧ください!

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ソフトバンク2018の戦力分析

ここ5年間で3度の優勝をしているホークス。その強さには軸となる中心選手が毎年のように、1年間を通してしっかりと仕事をしているという現れではないでしょうか。

打者陣に目を向ければ、柳田選手・内川選手・今宮選手といった選手は打撃のみならず守備での貢献も毎年のようにリーグトップクラスです。

柳田選手・内川選手に関しては2017シーズンもですが怪我で一時離脱することもありましたが、それを差し引いても年間での貢献度は計り知れません。

他には松田選手が三塁のポジションをそつなくこなしていますが、実はこの三塁というポジションの後釜が心配の種でもあります。他のポジションも控えに目を向ければ、中堅以上の選手が目立ちますが、三塁に関しては松田選手が離脱した際にできる穴の大きさを感じます。

若手でも茶谷選手、高田選手、牧原選手と後継者候補はたくさんいるものの、2017シーズンまでに松田を脅かす存在がいなかったのです。

実際どのポジションも年間通して現在のスタメン選手が抜ければ痛いのですが、ホークスの特徴はユーティリティ・プレイヤーが多いこと。ですので、現実問題として松田選手が抜けても、その時になれば適任者がふっと出てくるかもしれません。

投手陣に関しては、先発は最多勝を獲得して東浜投手に加え実績豊富な千賀投手、武田投手がおり更には、和田投手、育成出身の石川投手などがおり、加えてバンデんハーク投手や2017シーズンは中継ぎの屋台骨を支えた左腕モイネロ投手も2018年は先発をするという噂もあります。

リリーフ陣も森投手や岩嵜投手、嘉弥真投手をはじめ、抑えのサファテ投手までこれまた経験・実績豊富な面々が顔を揃えている一方、二軍で試合経験を積んでいる若手も多数います。

それ以外でも投手は寺原・摂津・中田・笠谷、野手では黒瀬・釜元・真砂等々虎視眈々と1軍の枠を狙える選手が多数います。こうしたチーム内競争も激しいことから年間通してまとまった人数が崩れる心配はなさそう。

2018シーズンも現有戦力の安定感は続きそうですね。

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西武2018の戦力分析

西武ライオンズに関しては野手陣はここ数年間、目を見張る活躍をみせる選手は数多くいました。2017シーズンでも新人王を獲得した源田選手をはじめ、山川選手、外崎選手など一気に中心選手に躍り出る活躍。

当然すでにチームの骨格を担う中村剛也選手、浅村選手、メヒア選手もいます。ただ中村選手、メヒア選手にかんしては怪我や不調で離脱することも多く、そういった時期にカバーできない選手層というのは課題の一つ。しかし前述した選手が出てきたことによって、2017年は大きく崩れることなく打線が繋がっていた印象があります。

盗塁王を獲得した金子選手もいれば、首位打者争いの常連でシーズン最多安打記録を保持している秋山選手、FA移籍も一部で噂された炭谷選手やそれに食らいつく森選手も…と野手の厚み相変わらず。

ここに2018年は久々にライオンズに復帰する松井稼頭央選手も入るかという流れですので更に楽しみな打線になりそうな予感です。

心配なのは投手陣ですね。中継ぎで一定以上の投球内容を見せていたシュリッター投手が退団、2桁勝っている野上投手もジャイアンツへFA移籍、牧田投手はメジャー移籍が決まったので大きな痛手ですね。

先発では菊池投手多和田投手十亀投手、高橋光成投手、ウルフ投手というところがローテ候補かと思いますが、年間通した活躍には未知数な部分が多いでしょう。リリーフ陣も増田投手、平井投手高橋朋己投手と計算できる選手はいるものの、厚みは幾分心配が残ります。

やはり2018シーズンも投手陣の出来が優勝争いに絡めるかどうかのポイントになるでしょう。

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楽天DeNA2018の戦力分析

梨田政権2年目の2017シーズンは序盤から勝利を重ね、2・3・4番の外国人トリオと1番茂木選手の機能によりパ・リーグをリードしていました。

特に2番ペゲーロ選手の活躍は攻撃的2番打者として注目度も抜群。茂木選手は2年目のジンクスを感じさせない活躍で、そのまま首位で今年はいけるかもと期待出来ました。
しかしながら茂木選手の故障離脱や、外国人トリオのペゲーロ選手・アマダー選手・ウィーラー選手が続々と不調に陥りなかなか打線も繋がらない状態に。

終わってみれば助っ人の3人は全員20本以上のホームランを打ちましたが、後半戦で巻き返すと言えるほどの復調も出来ず、それに呼応してしまったかのように日本人野手の調子も上がりきらずという具合に。

投手陣に関して言っても先発の柱となる、則本投手、岸投手、美馬投手など数字上安定した活躍は出来ていましたが、2桁奪三振の記録を作った則本投手に関していば、早いイニングで炎上する試合があり、岸投手は唾腺の援護に恵まれず防御率はリーグ2位ながら8勝でフィニッシュ。美馬投手も前半戦はオールスターに選ばれるほどの投球でしたが、後半戦は10勝目を前にして足踏みが続くなど、打線の不調にリンクしたような部分も目立ったシーズン。

また抑えの松井裕樹投手も後半戦は故障離脱がありました。

しかし、もともとは実績のある先発陣に一皮向ければ、というような若手も多い楽天。藤平投手や安楽投手はローテーションに入って1年間投げれれば大きいですし、ルーキーながら大車輪の活躍を見せた高梨投手・菅原投手・森原投手に加えサブちゃんこと福山投手も50試合以上の登板は見込めます。

この投手陣が機能して、打線が不調をうまくカバーできれば来年も楽天は台風の目になること間違いなしです。

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オリックス2018の戦力分析

オリックスもライオンズ同様、打線の厚みには毎年定評があります。ただし上位に上がり切れないのは、その打線で離脱する選手や不調になる選手が多いことに要因があるように思えます。

ホームラン王を獲得したこともあるT-岡田選手はもちろん、後半戦からの出場ながら高打率2桁ホームランを記録している吉田選手、実績抜群の好打者小谷野選手に中島選手、加えて助っ人のマレーロ選手、ロメロ選手が年間通してスタメンに名を連ねたらどうでしょうか、パ・リーグ最強打線も夢ではないのです。

また二遊間を守る選手が年間で固定しきれないのもオリックスの弱みでもありますが、2017年は苦しみながらも大城選手や西野選手、難病を抱えながらもプレーする安達選手などでやりくりをした福良監督。この辺の悩みが解消されれば威力抜群でディフェンス面も計算が立ちます。

やはり控えに目を向ければ2017年の上位チームと比べれば弱さは否めませんが、2018年も打線が年間通して固定できれば恐ろしいことに変わりはありません。

金子投手をはじめとする投手陣も野手同様不調に無く選手が毎年のように多いのが特徴。能力的には文句なしの西投手やディクソン投手もですし、かつてのリリーフエース佐藤達也投手もここ数年は不調のまま過ごすシーズンが続いています。

抑えの平野投手の去就によってはピッチングスタッフに不安を残しそうですが、そこの不安は打線でカバーしてもらいたいもの。

それが出来ていないので毎年優勝候補には上がりながらもAクラスにすら入れないシーズンがほとんどですが、やはり2018年も良くも悪くも例年通りかもしれません。

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日本ハム2018の戦力分析

2016年日本一の日本ハムが2017年は5位でした。これはひとえに打線の不調が大きいでしょう。

主砲中田翔選手やレアード選手がなかなか打てないだけではなく、ヒットメーカーの西川選手や攻守の要、中島選手が揃って不調。好材料としては近藤選手がシーズン序盤から4割超えを維持していましたがヘルニアで離脱しました。

良いことがあまりなかった印象も強いですが、そこは選手育成を地道にやっている日本ハムです。石井選手や横尾選手、松本選手といった若手の選手を積極起用。球団の経営戦略もあり、選手の新陳代謝が上手に出来る土壌もあって、2018年以降に主力となり得る選手が出てきています。

トレードで移籍した大田泰示選手も好不調の波はあれどプロ入り後でいちばんの成績を残していますし、FA遺跡かと言われた中田翔選手もチームに残り主将に就任。

地力のあるバッターが多いことから期待は持てますね。

投手陣に関しても若手が育ってきているのですが、2017年はむしろ途上だったために安定感が薄かったかもしれません。打線の核も投手陣の核をも担う大谷選手がいなかったのも大きいですが、石川投手や加藤投手、高梨投手に移籍組の公文投手と2017年よりも2018年にステップアップしそうな投手が多いのも特徴的。

結果を残したマーティン投手やFA移籍した増井投手の穴は大きそうですが、そういった穴を埋めてきたノウハウが日本ハムの特徴です。

戦力的には未知数な部分も多いですが、怖い存在に変わりはないでしょう。

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ロッテ2018の戦力分析

ロッテは投打ともに年間通して低空飛行で、どうにか補強でテコ入れを行おうとはしていましたが空回りしていた印象です。

中心選手の角中選手や清田選手、助っ人のダフィー選手やパラデス選手がなかなか打撃の調子があがらず、全体的に好調と言える選手がいませんでした。唯一開幕から好調を保っていた鈴木大地選手も徐々に調子を落とし、代わりの選手も2軍から昇格させようにも、伊東監督が期待できる選手がいなかったようです。

大砲の補強を期待していましたが、フロントが獲得したのは俊足のキューバ代表サントス選手。その後長打の打てるペーニャ選手を獲得するのですが、こうしたフロントのチグハグな補強もあり得点力が乏しいシーズンとなってしまいました。

打線と共に投手陣もパッとしない状態に。二枚看板である涌井投手、石川投手は精彩を欠くピッチングが続きリリーフ陣もなかなか安定はせず。チーム防御率はパ・リーグ唯一の4点台で着地という結果に。

2017オフも涌井投手の動向が不明で、なおかつ補強も今のところはなさそうですが、選手以外での補強が目を引きます。

監督には17年シーズン限りで引退した井口監督が就任。またホークスの強力内野陣を育て上げた鳥越コーチと、同じくホークスから清水コーチが。また2軍監督には阪神で2度の日本一を経験した天才バッター今岡氏が就任します。

選手個々の能力で見れば上位チームにも引けを取らないロッテ。投手陣には多少不安は残るかもしれませんが、野手陣に目を向ければコーチ、監督がガラッと期待に夢膨らむ布陣になってきましたのは事実ですね。

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プロ野球2018のパ・リーグの順位予想

ということで、これらのことを元に2018年パ・リーグの順位予想をしてみました。

1位:福岡ソフトバンクホークス
2位:オリックス・バファローズ
3位:埼玉西武ライオンズ
4位:東北楽天ゴールデンイーグルス
5位:北海道日本ハムファイターズ
6位:千葉ロッテマリーンズ

1位予想のホークスに関してはやはり選手層の暑さと勝ち方を知っているのが大きいように思います。

スタメンに名を連ねる選手の高齢化も課題ではありますが、まだまだ伸びしろのある若手に経験を積んだ中堅、落ち着きのあるベテランや結果をしっかり残す助っ人が揃っているのはまだまだ崩れないのでは。何よりオーナーがジャイアンツの9連覇を超えるべく、という意気込みでフロントのバックアップも強力です。牙城はまだまだ崩れないでしょう。

2位予想のオリックスは打線が年間通して機能した場合で、なおかつ投手陣も大きな不調がないという前提のもとに予想してみましたが、どちらもうまく機能しなかった場合は最下位も考えられると思っています。

何より打線に依存することが多いチームです。2014年はホークスと最終戦まで首位を争ったほど勢いに乗れば怖いチーム。重量級打線が機能するところを見たいという希望が大きいです。

3位予想の西武ですが、こちらもオリックス同様打線次第の部分が大きいものの、12球団の中でも長打も足も数多く期待できる打線が形成できます。

1番から9番まで決して気の抜けないオーダーを組むことができ、伸び盛りの若手も多くいます。あとは投手陣次第ですが、菊池投手に続く選手が出てくれば先発陣にも厚みができ、またリリーフへの負担も減り、効果的な起用ができるはず。

4位予想の楽天は先発の3本柱で勝てればいいのですが17年シーズンでもその3人で落とす試合があったこと、また中継ぎでフル回転した福山投手もですが、ルーキーの疲労を考慮しています。また外国人野手3人は残りますが、調子の波が変わらずであれば今年の活躍から研究もされるでしょう。これらの投手・野手含め対策をしないと上位進出は厳しいかなと。

5位予想の日本ハムは投手陣も野手陣も好材料は多いですが、結果が伴うまでは1,2年は要するのではないかと思います。北海道に移転後はチーム力は上がっていますが、優勝は概ね2,3年毎。選手の育成スピードにもよりますが2018年もAクラス入りはどうでしょうか。ただし5位以上もあり得ますし、打線も力を発揮すれば怖い存在には変わりありません。

6位予想のロッテは、各選手がどれだけ復調できるのかがポイント。井口監督の手腕も期待値は大きいものの未知数ですが脇を固めるコーチ陣の実績は折り紙つき。選手自体もポテンシャルの高い選手は揃っているので、本来はもう少し上の順位に予想も出来るのですが、2017年の成績を鑑みるといきなりの上位進出は厳しいかと。

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まとめ

2018年のパ・リーグの戦力分析及び順位予想をご覧頂きましたが、みなさんの予想はいかがでしょうか。

現在のプロ野球は3位までに入れば日本シリーズに行ける可能性がありますが、ホークスの強さが郡を抜いている感じ。

2017年は開幕からポストシーズンまでどこが首位になるのか、3位以内を掴むのかなかなかの混戦具合をみることができましたが、このように2018年もその可能性が大きいのではないかなと。

ただどこかにほころびが生まれればホークスが2位以下になることも考えられますし、実績や期待値を考えれば6球団がダンゴ状態になることも十二分にあり得ます。

そのほうがどの球団のファンも楽しめますが、そうならないのが辛いところもありますね。

戦力的にはこれから自主トレを経てキャンプインして固まっていきますが、2017年のオープン戦首位だったマリーンズがシーズン最下位だったのを覚えていますでしょうか、イーグルスが首位争いを繰り広げると予想した方はどれほどいるでしょうか。

ひとまずこの記事はこれで結論ですが、ここでの予想もキャンプ、オープン戦の結果を見ても順位が出るのは2018年秋。

まだまだ、ああだこうだ言える材料や楽しみが盛り沢山ですね