ゲレーロ

2017シーズンに中日に新外国人選手として入団し、セ・リーグ本塁打王に輝いた

ゲレーロ選手

そんなゲレーロ選手は2017年オフに契約が切れて、金銭面に余裕のある巨人やソフトバンクの争奪戦になりそうです。

果たしてゲレーロ選手の移籍先はどこになるのでしょうか。

それではご覧下さい!!

スポンサーリンク

ゲレーロが中日退団濃厚!中日残留の可能性は?

2017シーズンは5位に沈み、さらなる戦力補強をしないければいけない中日ですが、打線の中核であり、本塁打王を獲得した主砲のゲレーロ選手の退団が濃厚とされています。
まず、ゲレーロ選手の少し特殊なケースであった2017シーズンの契約を振り返っていきます。

ゲレーロ選手は中日に入団の決まった2016年オフ、まだドジャースとの複数年契約中で約5億円の年俸を貰っていました。

ゲレーロ選手はドジャースと複数年契約を結んだものの、成績を落としてしまいドジャースは扱いに困っていましたが、複数年契約を破棄することは好ましくないので年俸をドジャースが負担して他球団に移籍させるという方法を模索しました。

そんな中でゲレーロ選手に目を付けたのが中日です。

中日は1億5000万円の格安の負担でメジャーリーガーのゲレーロ選手と契約をして、ドジャースが残りの3億5000万円を負担するという形で日本でプレーしていました。

来日1年目に限っては非常に良い補強になったということですね。

しかし、2年目以降に契約を結ぼうとすると問題が発生します。

中日はゲレーロ選手に残留してもらうために年俸倍増の3億円前後の提示。

しかしゲレーロ選手が要求したのは年俸5億5000万円の3年契約。

年俸倍増といっても中日が負担している金額の倍増であり、ゲレーロ選手からすると前年度年俸は5億円で本塁打王もとったのに減俸ということになってしまいます。

日本での年俸5億円は破格の金額であり、安易に払ってしまうとチーム内の年俸バランスが崩れてしまう恐れがあるほどの金額ですね。

中日側もそこまでの金額を出すつもりがなさそうなので、退団もやむを得ないといったところでしょうか。

日本の球団が全て撤退し、アメリカでもマイナー契約しか取れなかった場合は残留もあり得るかもしれませんね。

ただ、プレーを見ているとやる気のない時の雰囲気が目立ったりする選手なのでチームの雰囲気を考えたらゲレーロ選手が退団を賛成する意見もありそうな気はしますが。

歴代でもへそ曲がりの外国人選手は数多くいたので何かと問題は出てくる可能性はあるのかなと思います。

追記:ゲレーロは中日退団決定

巨人に移籍?

ゲレーロ選手の移籍先候補の1つとして巨人が有力ですね。

巨人は2017シーズン貧打に喘ぎ、ハイレベルな投手陣を擁していましたがBクラスとなってしまいました。

CHECK!巨人2017が弱い理由は?高橋監督の采配が原因?優勝の可能性についても

シーズンで一貫して若手を起用する様子も無く、かといってベテランや中堅が復活する保証もないので常勝を求められる巨人がまずしなければいけない補強は即活躍をする見込みのある強打の選手です。

巨人打線は2017シーズン全体で迷走し、ランナーを返す打順に置きたいマギー選手が2番を打つといった強硬策を使わざるを得ない状態でしたし、何せ2017年は本拠地が狭い東京ドームで20本塁打に到達した選手がいませんからひどいですね。

本拠地が広い甲子園の阪神と本塁打数が一緒ですから。

ゲレーロ選手は実際に広いナゴヤドームを本拠地に35本塁打を放っているので、本拠地を東京ドームに置き換えたらとんでもないことになっていたでしょうね。

この勢いなら巨人に移籍したとなると、軽く40本塁打は期待できるのではないでしょうか。

マシソン投手とマイコラス投手の去就によっては外国人枠にも空きができますし、外野のポジションも空いているので巨人にとってはこれ以上ない補強ポイントに合致した選手です。

獲得に動くことは間違いないでしょう。

ソフトバンクに移籍?

巨人と並ぶ資金力のあるチームのソフトバンクも獲得に動くと報道されていますね。

ゲレーロ選手が要求する金額もソフトバンクなら楽勝ですから。

しかも同じキューバ出身のデスパイネ選手が在籍してることもかなり有利ですよね。

特に弱点のポジションはありませんが、内川選手や松田選手といった主力の高齢化によりいつ攻撃力が落ちてもおかしくないチームであり、パ・リーグには指名打者があるのでゲレーロ選手が活躍しやすくなっています。

日本国内でも数少ない5億円の年俸を出せるチームなので獲得に動くことも十分に考えられるでしょう。

ソフトバンクにゲレーロ選手が加入したらまたまた恐ろしいスタメンーオーダーになるので、2018年もまた独走するんじゃないでしょうか。

阪神はマネーゲーム拒否?

こちらも資金力のあるあるチームの阪神ですが、ゲレーロ選手の獲得にはやや消極的だそうです。

確かに長距離バッターが補強ポイントであるチームであることには変わりありませんが、ゲレーロ選手の守備位置であるサードはベテランの鳥谷選手が見事な活躍を見せましたし、若手の大山選手や生え抜きが育ってきたことで三塁にコンバードされる選手も出てくるでしょう。

レフトはチームでも20本塁打を達成した中谷選手、高山選手もこのまま黙っていませんし、外野は糸井選手がますし、江越選手を含め期待の若手が多いですからね。

福留選手が代打要員の噂もありますが、最終的には休ませながらライトとレフトで併用されると思うのでチームの実情に合いません。

若手中心の起用をする金本監督の方針とは異なっており、ソフトバンクと巨人のマネーゲームに付き合うよりかは日本ハムの中田選手を始めとする国内のFA市場に目を向けたいといったところでしょう

まとめ

ここまでゲレーロの移籍について色々とまとめてみました。

近年はNPBのレベルも上がり、メジャーリーガーが日本に来ることも増えて年俸も高騰してきました。

ゲレーロ選手もその影響を受けた1人であり、獲得に踏み切ることができるのが一部の資金力のある球団のみという事になっています。

ゲレーロ選手は果たしてどこの球団に移籍するのでしょうか。

今後に注目です。