中日2018!
ということで、2018シーズンの中日のスタメンオーダーと開幕投手と先発ローテを予想していきます!
2017年シーズンではヤクルトの首位と44ゲーム差という圧倒的最下位が目立っているため、あまり話題にはなりませんでしたが、中日の勝率.418という数字も非常に寂しい数字です
一時は巨人との差が拮抗していましたが最終的には大きく離されての5位に終わりました。
要因は投手の駒不足に加えて、中心メンバーの平田、大島、ビジエドが揃って離脱してしまったことが大きかったですね。ヤクルト同様ベストオーダーが組めれば打線は強いチームですので、コンディション維持に重点を置きたいところです。
そんな中日の2018シーズンとなるスタメンオーダー、開幕投手と先発ローテの予想してみました!
それではご覧ください!
中日2018スタメンオーダー予想
まず、来日1年目でセリーグの本塁打王に輝く活躍を見せたゲレーロの契約更新がなくなったため、新外国人の補強がひとつのポイントとなります。
また例年ケガで離脱し、フルシーズン働いたことがない平田がシーズンを通じて仕事ができるかどうかも大きいでしょう。
2017年の京田の活躍によってアライバ以降世代交代に苦心していた二遊間のポジションのひとつが埋まったことは非常に大きく、また万年「主砲候補」だった福田がようやく長距離砲としての才能を開花させ始めたことも大きなプラスです。
コンディションを維持できてベストメンバーが組めれば打線については上位チームと遜色ないでしょう。
そんなわけで、2018シーズンの中日スタメンオーダーはこのように予想しました!
1 京田陽太(遊)
2 大島洋平(中)
3 新外国人(左)
4 ビシエド(一)
5 平田良介(右)
6 福田永将(三)
7 亀澤恭平(二)
8 大野奨太(捕)
まず、京田の足は大きな武器です。広いナゴヤドームを本拠地とし、どちらかといえば守りの野球を得意とする中日にとっては1,2番の出塁率は大きな鍵になります。
京田選手が1番に定着し、大島選手を2番に入れることによって、2人で大きくチャンスを拡大することが可能になり得点能力はアップしますね。
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落合時代の中日は投手力が盤石だったため、非常に守備的な野球を展開しており送りバントが多用されましたが、投手に不安のある現在の中日は落合時代よりも得点力が必要になってきます。そういった意味でこの1、2番は新しい中日の売りになる可能性もありますね。
新外国人はやはりゲレーロの後釜ということもありクリンアップに収まってくれることが理想です。
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ビシエドと平田は共にコンディション維持に不安のある選手ですが、健康で試合に出られる状態であればともに長打力もあり勝負強い打者であることは間違いありませんので、クリンアップは間違いないところでしょう。
6番の福田については、入団10年目の2016年に初の二桁本塁打を放ちました。万年大砲候補として期待され続けていたものの安定した結果を残すことができず1,2軍をいったりきたりしていましたが、2017年は2016年に引き続き二桁本塁打でキャリアハイの18本という成績を残してようやく覚醒の兆しを見せ始めました。
長打のある福田が6番にいる意味は大きく打線の厚みがかなり増すことになるでしょう。新外国人の状況やビシエドや平田のコンディション次第ではクリンアップも十分狙えるでしょうね。
7番は亀澤選手と予想しました。打撃はしぶとく勝負強さもあるため上位も打てる力はありますが、亀澤が7番にいることで下位打線からの攻撃の起点を作ることができることがメリットですね。
8番は捕手です。捕手は中日の泣き所のポジションのひとつで2017年シーズンも多くの選手が器用されました。
もっとも起用が多かった松井選手をスタメン予想としていましたが、大野奨太選手がFAで補強されたことでやはりスタメンは大野選手かなと。
背番号27を貰えた段階で扱い方が違いますからね。
大野選手の加入で松井選手、杉山選手、武山選手、木下選手の出場機会が恐らく減っていくでしょうけど、二番手捕手の競争レベルも上がっていくことはチームとしての狙いでもあると思うので、相乗効果となっていきたいところ。
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開幕投手を予想
現在の中日に万全と予想される開幕投手はいません。
本来であれば大野がその位置にいなければならないのですが、2017年は投げ方を忘れたように前半に勝ち星を挙げることができずに2016年の巻き返しはなりませんでした。
それでも後半はなんとか立て直して7勝を挙げていますので、順当に行けば、というよりも消去法で開幕投手は大野投手が有力といったところではないでしょうか。
ただ、投手起用に長けている森監督であれば、重圧のかかる開幕戦には経験のある元エースの吉見やベテランの山井を指名してくる可能性も十分にありそうですね。
先発ローテーションは?
まず、現在の中日のローテーションでは大野の復活と小笠原の成長に最も大きな比重が置かれる形になりますね。逆に言えばそれがなければ非常に苦しい先発陣と言わざるを得ないでしょう。
というわけで、2018シーズンの先発ローテはこの6投手と予想します。
1番手:大野雄大
2番手:ジョーダン
3番手:笠原祥太郎
4番手:小笠原慎之介
5番手:吉見一起
6番手:鈴木翔太
大野投手が1番手であるならば、小笠原投手には裏ローテの1番手としてカードの初戦を任されるような投手になってもらいたいという期待はあると予想されます。
残留が濃厚なジョーダンは試合を作る能力は高いため、はずせないところでしょう。
2017年シーズンでルーキーながら後半にローテーションに定着して18試合に登板した笠原も期待されるところです。
5,6番手以降については非常に流動的で、決して盤石とはいえない中日の先発投手陣においてかつての絶対的エースである吉見の力はまだまだ必要で、体の状態を見ながら起用はしてゆく形にはなるでしょう。
またドラフト1位入団であり2018年は4年で飛躍の期待される鈴木投手が食い込んできてもらう必要はありますね。
ただ、5,6番手については非常に流動的でベテランの山井や、万年エース候補の伊藤などが食い込めるかどうかが層を厚くできるかどうかのポイントになってきます。
ドラフトで補強した1位の鈴木はセットアッパー、抑え向きの投手であり、即戦力として期待ができるようであれば2017年前半のように又吉を先発起用するようなことも森監督ならあるかもしれませんね。
またバルデスが退団したことによって外国人投手の補強はされる可能性が高いため、バルデスのように安定してローテーションでまわってくれるような投手であればさらに層を厚くすることができますので。
2018シーズンもっとも期待する選手は?
巻き返しのためにはどうしても投手陣の奮起が必要になりますよね。
投手起用に一日の長のある森監督の特徴を生かすためにも投手には頑張ってもらいたいところです。
大野雄大投手の復活にも期待されるところではありますが、やはり小笠原慎之介投手といった投手の成長によってチームの順位は大きく変わってくるでしょう。
高卒1年目から1軍登板を果たし、2年目の2017年はローテーションに定着。イニング数や奪三振などを大幅に伸ばした半面、防御率は悪化しています。
長いイニングを任されるようになったことは成長ですが、100球前後でボールの力が落ち、後半に痛打される場面が多くみられました。
下半身が大きいことはいいことですが、プロのローテーション投手としては少し大きすぎて身体の使い方やキレが悪い印象は否めません。
体がもう少し出来上がってボールのキレが増せば持っているポテンシャルは素晴らしいため球界を代表する左腕になる可能性も十分です。
小笠原投手が二桁勝つようなことがあれば、先に入団している伊藤や鈴木、若松等の若手投手にも大きな刺激になり相乗効果が生まれそうですね。
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まとめ
ということで、2018シーズンの中日のスタメンオーダー予想について取り上げてみました!
課題の投手の駒不足解消と、打撃陣のコンディションの維持がうまくできれば、十分上位に食い込める可能性はあるチームではありますが不確定要素が多く計算ができないため現時点ではやはり厳しい状況と言わざるを得ませんね。
森監督は落合監督時代に何度も優勝を経験した経験豊富な監督で投手起用面をすべて請け負っていたため戦力が整いさえすれば他球団にも脅威ですが、現有戦力だけで戦うことはやはり無理があります。
そこにきてゲレーロの離脱は痛手ですが、新外国人が当たるか新人や若手投手の奮起があれば何があるかわからないのが勝負の世界です。
期待しましょう。