2014年シーズン、横浜DeNA中畑監督のもと、100試合を超える試合でマスクを被った
黒羽根利規捕手
その勢いのまま、2015年シーズンは横浜の正捕手獲得が目されていましたが、63試合の出場にとどまり、打率も1割7分8厘と低い数字でシーズンを終えました。
やはりキャッチャーというポジションは、守備やリード面が第一なんですが、さすがに打率1割台というのは厳しいですよね〜。
そして、2016年シーズンからは黒羽根捕手の姿を1軍で見ることはほとんどなくなってしまいました。
結果的にトレードになってしまいましたが、今回はそんな黒羽根利規捕手が、戦力外の噂からトレードのこと、
嫁と子供、出身中学など、多岐にわたって書いていくので、是非最後までご覧くださいね!
黒羽根利規が戦力外の噂から日ハムにトレード!
横浜DeNAの正捕手獲得か?というところまで登りつめた黒羽根利規選手ですが、急遽日本ハムファイターズへのトレードに。
戦力外の噂もあった選手なだけに、なぜ急なトレードとなったのか?そのあたりを探っていきたいと思います。
もともと黒羽根利規選手といえば、相手バッターの内角をついたり、高めのストレートを要求したりと、強きなリードがウリで、肩も非常に強いことで評判です。
2014年シーズンには、盗塁阻止率.395とリーグトップの成績を残し、失策数もリーグトップと、守備の面では横浜ナンバー1キャッチャーでした。
しかし、近年では打撃の調子が悪く出場機会が減り、そこへきてラミレス監督の若手捕手を育てるといった方針のもと、2015年ドラフトで入ってきた、戸柱恭孝選手をルーキーから開幕捕手に抜擢するなどし、黒羽根選手は1軍帯同も厳しくなっていたところ。
2017年シーズンは年齢も30歳となり、横浜DeNAのファンの中では、もしかすると戦力外になるのではないか?といった噂が出てきていたところに、今回の日本ハムファイターズとの電撃トレードが敢行され、皆さん驚いているんですよね。
そのトレード内容なんですが、日本ハムファイターズから横浜へ行くのがエスコバー投手で、ベネズエラ出身の25歳と、まだまだ若く、主に中継ぎでロングリリーフもできますし、150キロを超えるストレートが魅力の投手で、横浜としても中継ぎ投手を探していたところだったので、思惑ピッタリ。
そして日本ハムとしても栗山監督が
「肩が強くて、守れるキャッチャーが必要だった」
と言っているように、横浜で出場機会を失っていた黒羽根選手がピッタリハマったのでしょうね。
このトレードが黒羽根選手にとって、吉と出るか凶と出るかは選手次第なのですが、日本ハムはキャッチャーを固定できておらず、栗山監督からの守備面での評価が高い黒羽根選手にとってはチャンスとなること間違いなし。
年俸をチェック
日本ハムファイターズでの活躍が期待される、黒羽根利規選手。
彼の今までの年俸をチェックしていきたいと思います。
2006年 年俸460万円
2007年 年俸470万円
2008年 年俸480万円
2009年 年俸530万円
2010年 年俸580万円
2011年 年俸680万円
2012年 年俸1100万円
2013年 年俸1200万円
2014年 年俸1200万円
2015年 年俸2600万円
2016年 年俸2600万円
2017年 年俸2000万円(日本ハム)
2018年 年俸1900万円(日本ハム)
こうして見てみると、2006年から2010年までは、ほとんど1軍での出場はなく、主に2軍の正捕手としてウエスタンリーグで活躍していました。
2軍では、持ち前の守備面以外に、打率も良く、それなりの成績を残し、2011年シーズンは主戦場が1軍メインとなり、45試合に出場し、翌年の年俸が1000万円を超えることとなります。
そして、2012年には開幕マスクを被り、2014年シーズンは、過去最多の109試合に出場し、打率も2割6分4厘と輝かしい成績を残して、長年不在だった横浜DeNAの正捕手候補一番手へ名乗りを上げ、年俸も倍増の2000万円超えとなりました。
しかし、正捕手が期待された2015年シーズンは打撃不振に苦しみ、63試合の出場にとどまり、2016年はラミレス監督就任と同時に、2軍生活となり2007年以来の1軍出場0となってしまい、年俸も下がるかたちとなっていますよね。
やはりプロ野球の世界は結果を出してナンボの世界なので、結果が出れば年俸も上がりますが、結果が伴わなければ年俸が下がるといった、単純明快な仕組みなんですが、とてもとても厳しい世界ですよね〜。
嫁と子供は?出身中学も
プロの厳しい世界に身を置く、黒羽根利規選手。
そんな黒羽根選手の嫁や子供、出身中学についてチェックしていきます。
まず嫁さんについてですが、2012年に結婚しており、名前は美恵さん
出会いは横浜時代の先輩、杉原選手の紹介なんだとか。
美恵さんは北川景子似の美人な方で、黒羽根選手の一目惚れだったそうですよ!
そして、子供は、長男と長女の2人兄弟のようで、長男のほうは色々と調べたのですが、名前や年齢などの情報がなく、長女は2016年に誕生し、愛実(まなみ)ちゃんといいます。
黒羽根選手も家族に支えられ、子供のために日本ハムで結果を出してほしいですね!
そんな黒羽根選手の出身中学ですが、神奈川県横浜市港南区出身で、ネットなどでは出身中学の記載はなく、中学のころから横浜東金沢リトルシニアに所属していることから、地元の中学に通っていたと思います。
そのころからキャッチャーを務めており、黒羽根選手は根っからの捕手ということですね。
まとめ
ここまで黒羽根利規選手について色々と書いてきましたがどうでしたか?
中畑監督時代は1軍での出場が多く、一時は正捕手の座を射止めるか?といったところまで、駆け上っていたのですが、ラミレス監督就任とともにチャンスがめっきり減り、戦力外が噂される選手になっていました。
しかし、日本ハムとの交換トレードが成立し、出場機会を求めていた黒羽根選手にとっては、きっと吉と出ることだと思います。
とくに今の日本ハムはキャッチャーが固定できていないので、正捕手の座も夢ではないのではないでしょうか?
北川景子似の美人な嫁と、子供も2人居ますし、日本ハムへ移籍した黒羽根選手から目が離せそうにないですね!