阪神の藤浪晋太郎投手はルーキーイヤーから3年連続2ケタ勝利を挙げて阪神のエースだけじゃなく、球界のエースに成長するであろうと多くの人が期待されていました。
ただ、近年はボールが抜けて右打者へのデッドボールやコントロールに苦しみ思うような成績が残せていません。
高校時代からのライバルの大谷翔平選手がメジャーで飛躍していることで、何かと今でも比べられたりと人気選手は大変ですね。
そんな藤浪投手にトレードの噂がちらほらネットで出ていますが、このまま復帰が難しいとなればトレードとして放出されてしまうんでしょうか。
今回はそういったトレードの噂について思ったこと、実際にトレードとなった場合の移籍先球団について取り上げていきます。
そして、金本監督との相性についても迫っていきます。
それではご覧ください!
目次
藤浪晋太郎が不調が続く原因はイップス?
最速160キロのストレートを投げる藤浪選手。
速球派投手でコントロールがあまり良くない選手は多いですが、藤浪選手は最近突出してコントロールが良くありません。特に右バッターの内角はすっぽ抜けて打者に当たってしまうことが多いですね。
そんな藤浪選手の投球ですが、イップスの疑惑が出ています。
ちなみにイップスとは、精神的な要因により主にスポーツなどの動作に支障をきたし、いままでできていた動作や自分の思い描いた動作ができなくなることです。本来はゴルフ用語でしたが今ではスポーツ全般で使われているようですね。
藤浪選手のイップスの原因は、諸説あるようですが1つは2015年の元広島カープ黒田博樹氏への投球が原因とも言われています。
打席に立った黒田氏はバントの構え。そこに藤浪選手は2球連続で頭部付近へ投球して、それにキレた黒田氏が藤浪選手に歩み寄り一触即発、乱闘騒ぎ寸前になってしまったことは有名ですよね。
この時の記憶がイップスの原因になってしまっているかもしれません。レジェンド級の選手であった黒田氏ですから、藤浪選手も萎縮してしまったでしょうね。
他の有力な原因は、2017年ヤクルト畠山選手への顔面付近へのデッドボールとも言われています。
この時はあとあとバレンタイン選手がやらかしてしまったせいで乱闘騒ぎになっていますね。
結果、畠山選手はこのデッドボールで故障者リスト入りしていました。
藤浪選手は、1年目こそ与死球がわずか2個だけでしたが急に翌年から増え始め2年目3年目はリーグ最多の11個。4年目も8個とワーストリーグ2位の記録になっています。2017年も登板数は例年の半分以下でしたが8個の死球を与えていますね。
おそらくここまでみて原因は、打者への死球が怖くてイップスになっているような気がしますね。
当ててはいけないと意識するばっかりに手が縮こまりうまくリリースできずに球がシュート回転して打者に当たったり、外角の球がワンバウンドしたりしてしまうのでしょう。
金本監督のプレッシャーがさらに藤浪選手のイップスを悪化させている可能性もありますが、、、、
3年目までの成長は著しく、奪三振も多い投手でしたので藤浪選手にはイップスを克服して早くファンをワクワクさせるような投球をして欲しいです。
電撃トレードある?噂される移籍先は?
そして、藤浪晋太郎投手のトレードの噂。
噂があったので取り上げてみましたが、結論的にはトレードはほぼありえないと思います。
ただ、藤浪選手には『環境を変えてあげるべき』という声も上がっているようですね。
ネットの声でよく挙がってるのがこちらの球団です。
北海道日本ハムファイターズ
シーズン開幕前には、中田翔選手とのトレードが噂されていました。
中田選手は2017シーズン打率2割前半ホームラン16本で、レギュラー定着後自己ワーストを記録しています。
F中田 T藤浪 電撃トレード
したらいいと思うけどなぁ〜#中田翔#藤浪晋太郎— 田﨑 祐介 (@herbees23) 2018年5月11日
FA権も取得していますので球団側は放出も考えていたのでしょう。阪神が藤浪選手を出すとなったらそれ相応の選手を出さなければなりませんから、中田選手クラスは出てくるでしょうね。
2018年序盤は阪神で4番を務めるロザリオ選手が状態がよろしくないので、このまま本来の力が発揮できない場合は阪神側としても一塁手の大砲は当然獲得に動くことでしょうし。
埼玉西武ライオンズ
西武とのトレードの噂もあったようです。
相手は超サプライズとなりますが、現西武ライオンズ4番の山川穂高選手といった噂もちらほら。
2018シーズン前半の活躍からすると、今後の西武を担っていく打者ですのでありえないと思いますが、オフに山川選手は年俸の面で球団と揉めた経緯があります。
藤浪くん、西武に来たら回復しないかな?
森くんとバッテリー組んで自信を取り戻せたら…
西武の誰かとトレードどう?#埼玉西武ライオンズ#阪神タイガース#藤浪晋太郎— アラマキジャケットゆっきーにゃ☆ (@yuukity6551) 2018年4月21日
西武は、年俸のことで揉める選手が嫌いですね。過去には、FAという形になっていますが、揉めた涌井選手や片岡選手という主力メンバーが出て行っています。
金本監督が欲しい長距離砲が藤浪選手と交換で手に入るならトレードで藤浪選手と交換という考えもあったのかもしれませんね。
あくまでもネットでの噂止まりということで。。。
読売ジャイアンツ
これは噂でもなんでもない個人のかんがえですが、藤浪選手って巨人ファンなんですよね。
そしたら復活のためには好きなチームで好きなようにやらせてあげるのが一番なのかなと。
実際に藤浪投手が阪神にドラフト1位で入団したのが2012年で、その時巨人のドラフト1位が前年日本ハムを入団拒否した菅野投手だったわけです。
仮に、2人が同じ年のドラフトじゃなければ巨人は間違いなく藤浪投手をドラフト1位で指名していたでしょうから。
巨人なら選手層も厚いですし、チームを背負え的な過度なプレッシャーを掛けられずに済みますしね。澤村投手あたりと一度交換してみるのも手だと思います。
実現すれば凄い話題性ですが、まぁあり得ないのかと。
金本監督からの評価は相性について
金本監督と藤浪選手は相性が良くないといった声もちらほらあります。
それは成績にも現れており、金本監督就任後から7勝、3勝、今年は0勝と成績が落ちています。就任前は3年連続で2桁勝利と、阪神のエース級選手として活躍していました。
どうやら金本監督の根性論というか、飴と鞭の鞭が強めのスパルタ指導法が合っていないんじゃないか?という声もあったりと。
藤浪選手がいた大阪桐蔭は上下関係なく伸び伸びと野球ができる環境だったそうです。
入団後もちやほやされ厳しい環境の水が合わないと一部ファンには囁かれているようですね。金本監督の威圧感が藤浪選手を萎縮させているのかもしれません。
ただ、これもあくまでも噂で金本監督の立場でいうとあそこまで乱調が続くとずっとローテーションとして固定できないのは当然だと思います。
長年阪神のエースはメッセンジャー投手が君臨していますが、金本監督としても今後のことを考えてもエースは藤浪投手でいきたいところでしょう。
なので、金本監督は藤浪投手の力は十分に評価していますので、期待しているからこその愛なんしょうね。
まとめ
いかがでしたか?
入団当初から大谷選手と比べられ、1年目は大谷選手よりも勝っている藤浪選手。
素材はピカイチなのですから、どうにかして復活の糸口を見つけて欲しいですね。
阪神には小野泰己投手、高橋遥人投手、才木浩人投手といった若手有望株の投手の成長が著しいので、「阪神の絶対的エースは藤浪で決まり!」っていう雰囲気がなくなりかけているのも事実。
藤浪投手は普通にストライクゾーンで十分勝負できるので、プロ1年目から3年目のときのようにダイナミックな投球を見せてほしいですね。
藤浪選手の復活無くして阪神タイガースの黄金期は見えてきません