福留孝介・阪神

阪神タイガースをプレーや言動で引っ張っている、キャプテン

福留孝介選手

福留選手といえば走攻守三拍子揃ったバッターで、全盛期は手がつけられない印象でしたよね〜。

そんな福留選手も40歳を迎え、阪神の中で最年長となり、味のあるベテラン選手となってきました。

それでも、チームのキャプテンに就任し、多くは語らないものの、全力プレーで若手選手達の見本となっています。

今回はそんな福留選手の引退時期や、レフトへコンバートとなった原因、生涯年俸や成績など、多岐にわたって書いていくので是非最後までご覧くださいね!

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福留孝介の引退時期について

2017年シーズンも中盤戦に入り、不振に苦しんでいる福留孝介選手。

そんな福留選手も40歳となり、引退の噂ばなしなどがささやかれるようになっており、今回は引退時期についても言われだしてくる頃です。

まず現在の福留選手の契約内容なんですが、単年契約なんですね〜。

やはり年齢的なものもあり、球団としても複数年契約が厳しいところなんでしょうかね?

まぁ現在不振に陥っているとはいえ、チームの4番打者ですし、阪神にとって欠かせない戦力であることには間違いないのですが、来シーズン契約をしたとしても、若手の成長もありますし、年齢的に控えになってもおかしくはないですよね。

そしてなにより2017年シーズンからは、チームのキャプテンを鳥谷選手から継承し、監督からも「教育係」と言われ、若手選手に対して、プライベートでの休ませ方とか鍛え方、負けている時のベンチでの雰囲気や勝つための雰囲気作りを期待され就任しました。

福留選手は見ていてもわかるように、元々若手選手などに積極的に声をかけたりするタイプなので、チームキャプテンには適任だと思いますね〜。

ただ福留選手自身は

「キャプテンマークを鳥谷選手から一時的に預かっているだけ」

と語っており、やはり阪神のキャプテンは鳥谷選手だと考えているようです。

しかし、福留選手がキャプテンをやめても、チームのことを考えると選手兼指導者のような存在になっていくのではないでしょうか?

試合を見ていても、外野の守備などで若手選手に毎回指導をしているところなどを見ていると、将来間違いなく良いコーチ、監督になる選手だと思うので、阪神としては手放したくはないですよね。

そして肝心の引退時期なんですが、これから先のチームを考えると、福留選手のポジションに若手選手が食い込んでくると思いますし、間違いなく福留選手の先発での出場機会が激減してくるとは思うので、代打の切り札として福留選手が納得するなら、引退時期は本人の意思に任せられるのではないでしょうか?

福留選手ほどのプレイヤーになってくると、ベンチにいるだけでチームの精神的支柱になりますし、年俸などは下がるとは思いますが、代打の切り札として、あと数年はチームに残っていてほしいものですよね〜。

レフトにコンバート!守備劣化が原因?

2017年シーズン途中、本職のライトの守備からレフトへコンバートされた福留選手。

巷では守備が劣化したのが原因でコンバートされたと言われています。

レフトは外野では一番守れない選手がつきますが、結論から言うと、福留選手の守備力の劣化でのコンバートではないと思います。

もちろん年齢からくる衰えは否定できませんが、福留選手のライトの守備は、現在でもプロ野球界屈指だと思いますし、走力などは落ちましたが、ベテランになったことによる予測や感などは素晴らしいものがあるのでで。

理由としては、若手の育成の一種なのかなと。

若手の高山選手がセンターへコンバートされたわけですが、走れる選手なわけですし、出来るだけ早い段階でセンターで使いたいっていうのがあるんでしょう。

なので、コンバートは劣化が原因ではないかなと思われます。

しかし、急なレフトへのコンバートにより、福留選手にもミスが目立っていますが、金本監督は福留選手の守備力を評価してこそのコンバートと言っているので、きっとアジャストしていってくれることを期待しましょう。

生涯年俸と成績

長年プロ野球界の第一線で活躍してきた福留選手。

そんな福留選手の生涯年俸成績をチェックしてみました。

【1999年 】年俸1300万円
132試合、打率.284、本塁打16、打点52

【2000年 】年俸4200万円
97試合、打率.253、本塁打13、打点42

【2001年】年俸4200万円
120試合、打率.251、本塁打15、打点56

【2002年】年俸4200万円
140試合、打率.343、本塁打19、打点65

【2003年】年俸1億2200万円
140試合、打率.313、本塁打34、打点96

【2004年】年俸2億円
92試合、打率.277、本塁打23、打点81

【2005年】年俸2億円
142試合、打率.328、本塁打28、打点103

【2006年】年俸2億5500万円
130試合、打率.351、本塁打31、打点104

【2007年】年俸3億8500万円
81試合、打率.294、本塁打13、打点48

【2008年】年俸$7.000.000
150試合、打率.257、本塁打10、打点58

【2009年】年俸$12.500.000
146試合、打率.259、本塁打11、打点54

【2010年】年俸$14.000.000
130試合、打率.263、本塁打13、打点44

【2011年】年俸$14.500.000
146試合、打率.262、本塁打8、打点35

【2012年】年俸$500.000
24試合、打率.171、本塁打0、打点4

【2013年】年俸1億5000万円
63試合、打率.198、本塁打6、打点31

【2014年】年俸1億5000万円
104試合、打率.253、本塁打9、打点34

【2015年】年俸1億5000万円
140試合、打率.281、本塁打20、打点76

【2016年】年俸2億円
131試合、打率.311、本塁打11、打点59

【2017年】年俸2億3000万円
127試合、打率.263、本塁打18、打点79

【2018年】年俸2億2000万円

中日時代

プロ入り1年目から1軍の試合に出場し活躍するなど大器の片鱗を見せた福留選手。

そして、その大器は大きく花開き、2002年シーズンに3割4分3厘、2006年シーズンには3割5分1厘、年間MVPと素晴らしい成績を残し、名実ともに日本プロ野球を代表するバッターとなりました。
この時代の福留選手といえば、どこに投げても打つイメージで、守備でも外野からのレーザービームでの捕殺は素晴らしいの一言。

メジャー時代

その素晴らしい成績を引っさげ、2008年から海を渡り、アメリカの大リーグ、シカゴカブスに入団。

入団後3シーズンほどは100試合を超える出場をし、打率も2割5分そこそこを打ち、ある程度の成績は残しました。

しかし、大リーグでは福留選手が助っ人プレイヤーなので、そのような成績では首脳陣を納得させることができず、チームを移籍するなど年々出場数が減っていき、マイナーリーグなどを経験し、解雇されることとなります。

やはり、アメリカでバッターとして成功することがいかに難しいことか、日本球界で素晴らしい成績を残していた福留選手でさえ、分厚い壁に阻まれたと言えるでしょう。

阪神時代

そして、アメリカで苦しい経験を積み、2013年に阪神タイガースへ入団することとなります。

その2013年シーズンは、日本球界に帰ってきても不振が続き、年俸も高いだけに、かなりの批判を浴びてきました。

しかし、年々成績は上がっていき、中日時代のときのように、打って走ってとまでは行きませんが、ここぞでのバッティングはピカイチで、現在もチームの4番を務め、40歳になっても頑張っています。

シーズン通しての出場は難しいですが、チームの主軸なので休ませるタイミングがなかなか出てません。

多少休みながらの出場が可能になればもっと福留選手の力を発揮することができると思うので若手の雰囲気に期待したいですね。

まとめ

ここまで阪神タイガースの精神的支柱、福留孝介選手について色々と書いてきましたがどうでしたか?

40歳を超えて、引退時期の噂ばなしや、守備が劣化してきたなど、色々と騒がれています。

もちろん年齢からくる衰えは否定できませんが、福留選手を見ているとベテラン選手になっても手を抜くことなく、常に全力で今できることをやっているような気がしてなりません。

上記でも書いたように、今まで素晴らしい野球人生を送ってきており、野球界のレジェンド的な選手が、小さなことも全力でやっているので、若手選手が手を抜くことなど絶対できませんし、最高の見本となっています。

そんな生きる見本、福留孝介選手からこれからも目が離せそうにないですね。