藤浪晋太郎・イップス

2017年シーズン、プロ野球人生始まって以来の屈辱的なシーズンを送っている

藤浪晋太郎投手。

藤浪投手といえば日本球界のエースになれる逸材として、高校生のころからメディアに取り上げられ、プロ入り1年目から二桁勝利を収めるなど活躍してきました。

しかし、元々コントロールが良いピッチャーではなかったのですが、2017年シーズンは四死球が非常に目立ち、自滅する投球が増えており、現在は2軍調整中となっています。

今回はそんな藤浪晋太郎投手の制球難の原因はイップスなのか?や、死球の被害者達をリストアップ。

そして入団から成長していないって言われる、回りからの声などを調べていくので、是非最後までご覧ください!

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藤浪晋太郎の制球難の原因はイップス?

2017年シーズン、制球難に苦しんでいる藤浪晋太郎投手。

最近は制球難の原因がイップスではないか?といった噂が飛び交い、そのあたりをチェックしてみました。

藤浪投手と言えば、元からコントロールが良いタイプのピッチャーではないのですが、2017年シーズンは特に酷く、4月のヤクルト戦では、畠山選手の頭部近くに死球を与え、乱闘騒ぎになるなど、苦しい投球内容となっており、5月26日のDeNA戦で、6回途中4四死球を与え、リーグワーストの36四死球を記録し、コントロールの修正のため、初の2軍降格となったのです。

その2軍の試合でも安定した投球が出来ず、遂には、すっぽ抜けた球が頭部死球といった最悪の展開となっており、ここまで酷いのは、ただたんにコントロールが悪いだけではなく、イップスなんじゃないか?といった噂が出てくるようになってしまいました。

実際、ヤクルト戦後のあたりから、右バッターの内角要求がどこへ行くかわからないような状態となっていることから、あるメンタルトレーナーは

「右打者の内角へ投げるときに、『絶対に頭部に当ててはいけない』という意識が強く働くのではないか?それともう一つは精神的なショックなどが原因でイップスになっているのでは?」

と言っており、仮にイップスだとするなら、右打者の内角要求を控え、頭部死球の記憶が薄れていくのを待つのが一番のようですね。

ただ藤浪投手を見ていると、ピッチャーゴロでファーストに送球するときも、最近ではアンダースローで投げていますし、何か精神的なものがあるんでしょうね。

死球の被害者リストは?

最近イップスの噂がささやかれている藤浪投手。

そんな藤浪投手の死球を与えた、被害者リストを書いていきたいと思います。

2017年7月2日:中日ドラゴンズ石垣雅海選手。
コントロール修正のため、2軍降格中の試合で、144キロのストレートがすっぽ抜け、石垣選手の頭部を直撃し、藤浪投手は危険球退場となっています。
このあたりからイップスの噂が広まりましたよね。

2017年4月14日:ヤクルトスワローズ畠山和洋選手。
試合当初からコントロールが不安定で、苦しんでいた中、畠山選手の肩口にデッドボールを当ててしまい、乱闘騒ぎとなりました。
といっても暴れたのはバレンティン選手で、矢野コーチとの小競り合いは記憶に新しいところですよね。

2016年4月19日:ヤクルトスワローズ谷内亮太選手。
このデッドボールもストレートのすっぽ抜けで、肩口のほうへ飛んできたところを谷内選手が避けようとし、運悪く左手首を直撃、尺骨骨折で全治約4ヶ月なりました。
そして後日、藤浪投手が谷内選手に謝りに行ったところ、「避けられなくてごめんな」と男気を見せています。

2014年9月12日:広島カープ菊池涼介選手。

これまたすっぽ抜けの球が、菊池選手の胸元目がけズドン。
菊池選手は悶絶していましたよね〜。
しかもこの前の回に、マートン選手がデッドボールを当てられていることから、ベンチの睨み合いになり警告試合となっています。

2014年4月22日:中日ドラゴンズ平田良介選手。

大阪桐蔭の先輩平田選手にデッドボールを当て、普段は温厚な平田選手もキレてしまい「オラッ」と睨みつけ、藤浪投手もタジタジとなっていましたよね〜。

しかし、こうやって見てみると、ほとんどが右バッターに対しての死球で、どれだけ藤浪投手すっぽ抜けが多いかがよくわかりますよね。

成長してないって声の理由について

高校時代から将来の日本のエースとして期待されてきた藤浪晋太郎投手。

しかし、現在は伸び悩んでおり、周囲からはプロ入り1年目から成長していないんじゃないか?といった声が聞かれ、その理由について調べてみました。

まず藤浪投手といえば、もともとコントロールがあまり良くなく、四死球が多い投手なんですが、その数が年々増えていっているんですよね。

藤浪投手を見ていると、四死球を与えてはいけないと考えすぎているような気がしてなりません。

そして、成績で言えば2016年こそ落としますが、今までが高卒ルーキーのわりに出来すぎており、周囲からの期待が高まり、成長していないように思うのではないでしょうか?

藤浪投手ほどのポテンシャルがあれば、とにかく今の課題のコントロールさえ安定すれば、間違いなく日本球界を代表するピッチャーになれると思うので、コントロールだけは成長してほしいですよね。

いずれメジャーに挑戦する投手だと思うので、阪神ファンからすると切ない感じはあるでしょう。

藤浪投手は性格も真面目で練習熱心で有名なので、何が何でも克服してほしいところです

まとめ

ここまで、藤浪晋太郎投手について色々と書いてきましたがどうでしたか?

藤浪投手はファンや首脳陣からの期待が非常に高く、常に注目されてきました。

現在はコントロール修正のために2軍で調整をしているのですが、高卒ルーキーで入団1年目から常に1軍でプレーをし、普通なら2軍で身体を作っていく時期などあるはずなんですが、藤浪投手にはそういった期間が与えられなかったんですよね。

なので今の2軍での経験を大切に感じてもらい、焦ることなく良い機会と思ってゆっくり調整してくれればと思いますね。

何せ今までが藤浪投手に頼りすぎていたと思うので、課題を克服し、たくましい姿で1軍で投げてくれるのを楽しみに待ちましょう。