今回は広島が誇るアベレージヒッターの松山竜平選手のFAについて取り上げていきます。
松山選手といえば広島の連覇に大きく貢献した左打の中距離バッターでチーム状況によっては4番を任されている選手です。
そんな松山選手も11年目のシーズンを迎え、2018シーズン中のFA権取得が見えてきました。
アンパンマンの愛称でファンから愛される松山選手の2018オフの動向はどのようになるのでしょうか。
それではご覧下さい!!
松山竜平は国内FA権取得後に行使する?
松山選手はどの段階でFA権を取得し、行使はするのでしょうか。
松山選手のFA権取得の残り1軍登録日数は100日前後であり、順調にいけば2018年7月にはFA権を取得する事になります。
今季絶望といった大怪我をしない限りは2018シーズン中の取得は間違いないでしょう。
問題のFA権を行使するかですが、こればかりは2018シーズンが終了し契約更改が行われるまでは予想がつきません。
広島は丸選手も2018年にFA取得が濃厚ですが、松山選手と同時に行使ってことは考えれないですが、年俸面次第でどうなるかなというところ。
ただ、広島の選手はカープ愛が深いので、主力扱いされてる選手がチームを離れるイメージはありませんよね。
日本のプロ野球においてFAを行使する理由としては、出場機会を求めてや、年俸面での折り合いがつかないといった場合が多いのも事実なので球団側がどういった待遇を用意するかで大きく変わってくるでしょう。
まず、前者ですが松山選手は準レギュラーといった立ち位置の選手で広島外野陣は丸選手と鈴木選手は不動のセンターとライトであり、レフトでバティスタ選手らと競争をしている状況ですが、2017年から鈴木選手の故障が無ければレフトには外国人選手を起用する場合が多く2017シーズンは規定未到達ながら好成績を残した割には完全レギュラーという訳では無く不満を抱えている可能性が0では無いといえます。
後者の年俸面ですが、広島は経営の性質上全体的に年俸が控えめなため他球団とのマネーゲームは出来ません。
この2点から松山選手がレギュラーで固定されなかった場合はFA権を行使する可能性はかなり高くなると思われます。
おそらく広島は2018シーズンオフには松山選手に複数年契約を持ちかけますが条件面で他球団に勝つのは難しく、広島ファンは松山選手のカープ愛に期待する事になるでしょう。
昔からFAでの宣言残留は認めるケースの多い球団ですが過去の現阪神監督金本選手や新井選手、メジャー挑戦をした黒田選手、現巨人大竹選手のケースのように宣言をされてしまうと中々引き止められないのが現実です。
32歳とチームの中でも優先的に起用するのが難しい年齢となっているだけに今後の広島の起用法には注目ですね。
松山竜平がFA行使なら獲得しそうな球団予想
松山選手がFA宣言をした際どの球団が獲得に乗り出すのでしょうか。
松山選手は左の中距離バッターで守備位置は主にレフトで2018シーズンで32歳を迎えます。
あくまでもバッティングが持ち味の選手であり年齢もチームによってはベテランにさしかかる上に、年俸のランクはおそらくBランクであると予想され人的補償が必要になる可能性があります。
そんな松山選手を獲得しそうな球団をまとめました。
巨人
FA補強といえばこの球団がまず真っ先に候補に上がるでしょう。
巨人のレフトはゲレーロ選手、亀井選手がメインですが松山選手は両打者より高打率を残す確率が高く近年貧打に苦しんでいる打線にとって良い補強となるでしょう。
またライトの長野選手は総合力の高い選手ですが、近年は打撃に苦しみ守備のパフォーマンスもあまり良くない事もあり、ライトを守らす計算での補強も考えられます。
阪神
おそらくセリーグでは1番強打の外野手を欲しがる球団が阪神でしょう。
ここ数年の阪神は福留選手と糸井選手と外国人選手頼みの打線になっており、2018シーズン序盤は福留選手の不調とロサリオ選手の低迷でチームは一気に貧打に。
外野の要の福留選手と糸井選手の高齢化もあり、ある程度計算のできる外野手の補強が急務となっています。
そんな阪神に松山選手はうってつけの存在であり、阪神は過去にFAでのマネーゲームにはかなりの金額を投じていて過去の金本選手と新井選手の例もあります。
松山選手の補強の重要度でいえば11球団でナンバーワンでしょう。
ソフトバンク
ソフトバンクは一見外野手と指名打者は充実しているように思えますが、内川選手を始めとして主力の高齢化もあり、デスパイネ選手もいつまでソフトバンクに在籍しているかは不透明です。
とにかく万全の選手層で開幕を迎えるソフトバンクですから九州出身で、ある程度の成績を計算できる松山選手の獲得には動くでしょう。
しかし、前述の通り外野手の充実と指名打者には高額な外国人の呼ぶことのできるソフトバンクですから獲得に動くのはケースバイケースといえます。
まとめ
ここまで松山竜平選手のFAについてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。
大黒柱の鈴木選手が怪我した際の活躍で大きくリーグ連覇に貢献した松山選手ですが、レギュラーでの出場を求めての移籍を考えることは野球選手として当然といえます。
広島が長年にわたる主力の流出に歯止めをかけられるか注目です!!