広島カープ補強2019!
今回は広島カープの2019年に向けて補強された新戦力をピックアップします。
昨年に引き続き今年もカープは強かったですね。
内野外野投手共に充実し課題の三塁手も西川選手が台頭し結果を残しました。
先発は最多勝の大瀬良選手とジョンソン選手が引っ張り中継ぎもアドゥワ選手ら若手が成長して来期以降の明るい話題もあります。
しかし、丸選手が巨人に移籍したことは大きな戦力ダウンとなることは間違いありません。
そんなわけで、新外国人、FA、ドラフト新人選手をまとめてみました。
※新外国人、FAについては決まり次第追記していきます。
目次
広島カープ補強2019【新外国人】
新外国人補強は決まった段階で追記していきます。
カイル・レグナルト
新外国人左腕として、カイル・レグナルト投手を獲得
188センチ/103キロ
2018年はマイナーで154試合登板で16勝5敗/防御率3.15(メジャー登板はなし)
ということから先発での起用が濃厚のようです。
最速152キロ、平均速度が148キロで奪三振率は高いようですが、見た感じ大きなインパクトは感じません。
蓋を開けてみないとわからないところでしょうか。
ジョンソン投手クラスだとしたら、先発ダブル外国人左腕として広島の4連覇に近づきますね
ケーシー・ローレンス
レグナルト投手に引き続き、広島は2018年メジャーのマリナーズに所属していたケーシー・ローレンスを獲得。
豪腕というよりも制球力で勝負するタイプでマリナーズでは中継ぎで起用されていましたが、マイナーでは先発として結果を残していますのでリリーフ先発どちらも適用可能。
スリークォーターで芯を外して打たせてとるタイプのようにみえますね。
コントロールで苦しむ心配はなさそうなので、先発向きかなという印象があります。
広島カープ補強2019【FA】
広島カープにFA補強はないと思いますが、FA補強された場合追記します。
菊池保則(交換トレード)
突然の福井投手とのトレードで楽天から入団が決まった菊池保則投手
福井投手の実績と比べて広島が損した感じはありますが、中継ぎを強化したい広島にとってもウィンウィンのトレードだそう。
ジャクソン投手も退団したことで、菊池保則投手が方程式の一角に入ったらかなりも儲けものですね。
長野久義(丸佳浩の人的補償)
丸佳浩選手の人的補償としてまさかの長野久義選手が加入。
丸選手を穴埋めとして即戦力でもっとも無難なのが長野選手にはなりますが、驚きの人的補償でしたね。
内海投手もプロテクト漏れしていたので、若手中心のプロテクトだったかもしれません。
広島は大物選手がFAで放出しても、大物選手を補強することない球団ですが、丸選手の退団はそれだけ大きなことだったかもしれませんね。
全盛期と比べて年齢的にも衰えはあるとはいえ、まだまだシーズン通してある程度の数字は残してくれるでしょう。
長野の加入で野間選手とのポジション争いやセンターとレフトの配置が見ものですね。
広島カープ補強2019【ドラフト新人選手】
広島の2018年ドラフトで確認した新人選手はこちらの8名です。
広島は例年高卒ルーキーを獲得し育てて戦力を強化する傾向にあります。
昨年は1位で甲子園を沸かせた高卒ルーキーの中村選手を指名しました。
今年も1位で小園選手を指名しこれぞ広島というドラフトを行いましたね。という事で今回の使命選手を見ていきましょう。
ドラフト1位:小園海斗
生まれ:2000年6月7日
出身:兵庫
身長:178センチ
体重:79キロ
投打:右投左打
ポジション:内野手
最終経歴:報徳学園高校
名門報徳学園で1年春から1番遊撃手として活躍し2年春には甲子園で本塁打を放っている強打、スピード、守備力に長けた選手ですね。
2年連続での日本代表にも選出されており世代でもトップクラスの実力があります。
近い将来必ずくる菊池選手、田中選手のFA流出問題を解決するべくこの2選手の後釜として広島は小園選手を獲得したのでしょう。
もちろんその素質、可能性はありますしむしろこの2選手を超えるほどのセンスはあります。将来的には広島の核となる選手になるでしょう。
ドラフト2位:島内颯太郎
生まれ:1996年10月14日
出身:福岡
身長:181センチ
体重:70キロ
投打:右投右打
ポジション:投手
最終経歴:九州共立大学
最速152キロのストレートが武器でフォークとチェンジアップを使いこなす本格派。福岡六大学リーグでは3年秋以降負けなしの12勝を挙げる活躍を見せ17年秋にはMVP、18年秋にはベストナインを受賞しています。
同じ大学の先輩である大瀬良選手超えを目標に掲げた島内選手。
来年には野村選手が2021年には大瀬良選手、九里選手といった先発の柱がFA権を取得します。
広島は年俸が他球団より低く抑えられていますから流出の可能性は高いです。
島内選手にはその可能性も考えていち早く1軍で活躍できる投手になって欲しいですね。
ドラフト3位:林晃汰
生まれ:2000年11月16日
出身:和歌山
身長:181センチ
体重:87キロ
投打:右投左打
ポジション:内野手
最終経歴:智辯和歌山高校
今年も広島は取りましたね強打の高卒ルーキー。
林選手は高校通算49本のホームランを放っています。しかも怪我で試合に出られない期間がありながらです。
守備もそつなくこなし超高校級の選手ですね。
今シーズンの広島は西川選手が主に三塁手として出場し打率0.309好成績の数字を残しました。
おそらく林選手の加入により数年後には三塁手争いが加熱すると思われます。西川選手も若いですから今後の三塁手争いが楽しみですね。
ドラフト4位:中神拓都
生まれ:2000年5月29日
出身:岐阜
身長:175センチ
体重:85キロ
投打:右投右打
ポジション:投手
最終経歴:市立岐阜商高校
高校時代には遊撃手と投手を兼務していた中神選手でしたが広島は投手として指名しました。
最速は146キロ、遠投115メートルの記録を持ち地肩は強いです。高校通算46本塁打、50メートル5.9秒の俊足も持ち合わせておりその身体能力の高さが伺えます。
投手でダメでも野手で勝負できそうですね。
中神選手の指名は岡田選手、久里選手、野村選手、など3番手以降の投手陣がまだまだなところもあったりFA流出の可能性もあるのでその穴を埋めるべくの補強です。
ドラフト5位:田中法彦
生まれ:2000年10月19日
出身:三重
身長:173センチ
体重:81キロ
投打:右投右打
ポジション:投手
最終経歴:菰野高校
173センチと小柄ながら最速152キロ、常時145キロを記録する力を持つ選手。
延長13回に148キロを記録したこともあり、スタミナは抜群ですね。
スライダー、カーブ、チェンジアップが持ち球で、ポテンシャルは非常に高いです。
高校生で152キロですから鍛え方次第では前田選手や黒田氏のようなスーパーエースになりうるかもしれません。
即戦力ではありませんがじっくり育てて数年後のローテーション入りを目標にやっていってほしい選手ですね。
ドラフト6位:正随優弥
生まれ:1996月8月31日
出身:広島
身長:180センチ
体重:94キロ
投打:右投右打
ポジション:外野手
最終経歴:亜細亜大学
丸選手の補強が急務な広島外野陣。
FAを行使して他球団の評価を聞いてみたいということでおそらく流出してしまうでしょう。
数年後には鈴木選手もFA取得ということで次世代の外野手の台頭が必要です。
というところで強打好守の正随選手を獲得しました。
リーグ戦では4年春までに8本の本塁打を放っておりパワーは折り紙つきですね。
地元ということもあり活躍次第では人気選手になるかもです。
右の中長距離バッターということで、バッティングでは是非今年引退した新井選手の穴を埋めて欲しいところですね。
ドラフト7位:羽月隆太郎
生まれ:2000年4月19日
出身:宮崎
身長:168センチ
体重:67キロ
投打:右投左打
ポジション:内野手
最終経歴:神村学園高校
小柄な内野手。1年夏から二塁手として出場し2017年の夏には甲子園で遊撃手として活躍しました。
小柄ながらパンチ力があり本塁打も打てます。
50メートル5.7秒の俊足でもあり、ソフトバンクにやられた2018年の広島の仇を打つべく、いつかはソフトバンク甲斐選手の甲斐キャノンをキリキリ舞いさせて欲しいですね。
二遊間の経験は大きく田中選手菊池選手の後釜になれるかも注目です。
育成ドラフト1位:大盛穂
生まれ:1996年8月31日
出身:大阪
身長:179センチ
体重:70キロ
投打:右投左打
ポジション:外野手
最終経歴:静岡産業大学
遠投120メートル、50メートル6秒フラット、4年春には打率0.392をマークしたリーディングヒッター。
秋には0.444をマークしていますね。身体能力や既に持っている野球センスは高く、将来性は抜群の選手で将来のレギュラー候補と育成ながら期待されています。
丸選手のような長打力はまだまだ見込めませんが、バットコントロールをさらに磨き広島の安打製造機に成長して欲しいところですね。
プロ野球補強2019【他球団】
【セ・リーグ】
⇒ヤクルト補強2019
⇒巨人補強2019
⇒横浜DeNA補強2019
⇒中日補強2019
⇒阪神補強2019
【パ・リーグ】
⇒西武補強2019
⇒ホークス補強2019
⇒日本ハム補強2019
⇒オリックス補強2019
⇒ロッテ補強2019
⇒楽天補強2019
広島カープスタメン予想2019はこちら
まとめ
いかがでしたか?
広島の生え抜きの成長度は12球団でもダントツなので、今回のドラフトで指名した選手が数年後どのような形で活躍しているのか野球ファンとしてとても楽しみですね。
広島の主力選手は年齢的にもまだまだ先が長いのでレギュラーはなかなか難しいかもしれませんが、方針的に他球団のようなマネーゲームがない分、生え抜きのチャンスはあります。
すでに、数年後を見据えた準備はされていると思うので未来のスターに期待したいですね。