今回は広島の注目外国人
バティスタ選手
のご紹介です。
バティスタ選手と言えばファーム・ウェスタンリーグではダントツの本塁打王となり、鳴り物入りで1軍入り。出場した1軍の試合でも、広島の主砲のように大活躍しています!
そんな、気になるバティスタ選手の年俸や契約金は?まさかの格安、お買い得外人なんていう噂も。
また、遠いドミニカからはるばる日本で活躍しているわけですが、嫁や子供はいるのか?というプライベートの情報にもフォーカス。広島での現在の守備位置や評価についてもまとめていきます!
バティスタの年俸は?契約金は?
バティスタ選手の気になる年俸は2017年現在520万。
何だか、一般的なサラリーマンのような年俸ですね。
それもそのはず、バティスタ選手はまだ、2016年3月に育成契約を広島と結び、その後活躍が認められ2017年6月に支配下契約を勝ち取ったばかり。
いわばルーキーですね。
また「助っ人」として雇われているというよりも、広島の独自施設・カープアカデミーで「育成」をした選手なので、他外国人選手に比べると低年俸も当然といったところでしょうか。
この年俸には出来高払い分は含みませんので、活躍次第ではもう少し上積みすることができるはずです。
また支配下契約時の契約金は1,110万円。
他の外国人と比べても格安な金額です。
他球団は財力に差がありますので、同じ広島のクリス・ジョンソン投手は2016年シーズンオフに3年契約を新たに結んでおりますが、契約金は1億400万です。
沢村賞を取ったこともある投手ですので、単純比較は難しいですが、広島としてはリスクを抑えた契約をしているといえるでしょう。
バティスタ選手はハングリー精神で大幅な年俸アップを狙ってほしいですね。
経歴は?
広島で新たな野球人生を送ろうとしているバティスタ選手ですが、これまでの経歴を振り返ってみましょう。
1992年1月18日生まれのバティスタ選手ですが、17歳のころ、アメリカに渡り、2009年メジャーリーグ・シカゴカブスと契約を結びました。
しかし、メジャー契約ではなく、マイナーリーガーとしての契約でした。
メジャーリーグには、最高位のメジャー、その下に、3Aなどのマイナーリーグがありますが、バティスタ選手はメジャーに上がることはありませんでした。
2013年のシーズン途中にシカゴカブスを退団すると、母国ドミニカ共和国に帰国してしまいます。
現在では日本で大活躍しているバティスタ選手ですが、やはりメジャーリーグの壁というのは相当厚いようですね。
その後自主トレーニングを続けながら、2015年ドミニカにある広島カープアカデミーに入ります。
日本に来日したのは2015年秋季キャンプから。
翌年2016年の春季キャンプでもアピールに成功。広島 への入団を果たしますが、勝ち取ったのは育成選手としての契約。
日本でもアメリカと同じような、いわゆるマイナーのような契約。はるばる海を越えてやってきたのに、バティスタ選手としてはかなり発奮したのではないでしょうか。
しかし、2軍での本塁打は2016年に6本、2017年は6月までのシーズン途中ながら、39試合で14本と、ついに長距離打者としての覚醒を果たします。
その活躍が認められ、見事支配下契約を勝ち取ったわけです。
ここまでは波乱万丈な人生を送っているバティスタ選手。これからも長く、マツダスタジアムでファンの大声援を受けてほしいですね。
結婚してる?嫁や子供はいる?
日本のスター選手を目指して頑張っているバティスタ選手。
ここで気になるプライベートについてですが、結婚はしているのでしょうか。
嫁や子供がいるか気になるところですが、今のところ結婚しているかの情報がありませんでした。
25歳で若いですし、またこれまで生活が安定していなかったことを考えれば不思議ではありません。
でも日本で活躍のチャンスがつかめそうなので、これから素敵な嫁をみつけてほしいですね。
日本人の方、なんかも良いかもしれません。同じ広島の左腕エース、ジョンソン投手も長期契約を結び、広島という球団が家族に手厚いサポートをしてくれるというコメントを残していますね。
「カープは家族をしっかりと見てくれる。生活が安定しなければ、いいパフォーマンスは残せないからね」
バティスタ選手も日本で長く活躍するためには家族のサポートが欠かせないと思うので、広島のこういったサポートには期待大ですね。
守備位置や評価について
豪快なホームランなど、バッテイングが注目されているバティスタ選手ですが、ここでは守備位置について注目してみましょう。
初スタメンの際にはレフトでの出場だったみたいですね。
同じ外野手でも守備範囲を求められるセンターや、肩の強さが必要なライトなどに比べるとレフトは少し、守備のハードルが下がりますので、あまり高い守備力は期待されていないと考えられます。
実際のプレーでも結構危なっかしい守備が見られますし、またパ・リーグとの交流戦では指名打者での出場もしていますので、やはり守備についての評価は難あり、と考えてよいと思います。
日本のプロ野球は外国人選手に多少目をつむる傾向にあるものの、細かいプレーや最低限の守備力は求められますので、これからのフィールディング力アップがバティスタ選手の成功への一つのカギといえますね。
まとめ
カープの新たなスターとなりそうな予感のバティスタ選手。
しかし、広島のカープアカデミー出身の選手は、メジャーで成功したソリアーノ選手、契約でもめたチェコ投手など、度々流出してしまいましたよね。
バティスタ選手にはそうならないでほしい!
他球団やメジャー移籍阻止の為、低い年俸ながら広島は6年という外国人に対しては異例の契約をしていますね。
それだけ広島が「金の卵」として高い評価をしているということなんでしょう。
課題の守備に対する評価を覆してマツダスタジアムで豪快なホームランを何本も見せてほしいですね。