2016ドラフト1位で広島カープに入団した
加藤拓也投手。
そのルーキーイヤーとなる2017年は、堂々の開幕一軍登録。
初登板・初先発となった4月7日のヤクルト戦では、9回1死までノーヒットノーランを演じるなど、鮮烈すぎるプロデビューを果たしました。
今回はそんな加藤投手をピックアップ。
評価や実力、球種や決め球、左右の目についてや彼女、結婚情報などをリサーチしてみました。
最後までお楽しみ下さーい。
加藤拓也の評価や実力について
2016年ドラフトといえば、田中正義投手(創価大→ソフトバンク)、佐々木千隼投手(桜美林大→ロッテ)などが注目されていました。
そんななか、加藤拓也投手はスカウトの評価もいろいろと分かれていたようです。
馬力はかなりあると評価されていましたが、身長は175センチと高さはさほどなく、それでも体重は90キロと、全身にまとった筋肉が投手向きではないとするスカウトも多かったようなのです。
そのような状況で加藤投手をひときわ高く評価していたのが広島の苑田聡彦スカウト統括部長だったといいます。
苑田スカウトといえば、広島の元エース、黒田博樹投手が専修大に所属していたとき、ほとんど無名だったにも関わらず彼の才能に惚れ込んで広島に入団させた人物。
ということは、加藤投手にもそんな臭いを感じたのでしょうか。
苑田スカウトによれば、加藤投手を高評価したのはなによりその「メンタル面」だったとのこと。
慶応大は神宮球場で試合があるとき、チームはバスで団体移動するのではなく、球場のロッカールームに直接集合だったそうです。
多くのメンバーは誘い合って一緒に球場に足を運びましたが、加藤投手は常に渋谷駅から30分ほどかけて一人で歩いて球場に通ったとのことです。
投手はマウンドに立てば常に一人。この“群れずに自分のすべきことをきっちりする”という考え方こそが投手向きと、苑田スカウトは判断したようです。
もちろん実力は申し分なく、1年春にリーグ戦デビューを果たすと、大学通算で24勝、リーグ通算309奪三振をマーク。
4年秋には東大戦でノーヒットノーランも達成しています。
先発も抑えもできる器用さも持っていますから、これからの成長がますます楽しみですね。
“黒田二世”になれるでしょうか。
球種と決め球は?
そんな加藤拓也投手には、どんな球種と決め球があるのでしょうか。
“慶応のライアン”とも呼ばれたように、足を高く上げるフォームが特徴的で、大学時代の最速は153キロ。
球種はこの豪速球に加えて、縦に落ちるスライダー、落差の大きいフォークボールがあります。
スピードボールでグイグイ押していって、決め球として落ちるボールで三振を奪うというのが最高のパターンでしょう。
課題はコントロールで、オリックスとのオープン戦では5回で4四球も与えています。
先に紹介したヤクルトとのプロデビュー戦でも、9回1/3までノーヒットノーラン目前だったにも関わらず7四球を与えています。
これは学生時代からの課題のようですが、本人は
「プロでは1年間、(フォームを)フルモデルチェンジせずに微調整できれば、コントロールも大きな変動はないかなと思います」
と語っています。
今後、制球力も上がってくれば、ルーキーとして期待以上の活躍をしてくれそうですね。
左右の目が話題に
加藤拓也投手を検索すると「左右の目」という関連ワードが出てきます。
どうやら、加藤投手の左右の目の形、大きさが違っているということのようです。
写真を見るとたしかに左目はぱっちり、右目はやや細い感じとなっています。
しかし、左右対称の人間などいないわけですから、特に問題はありませんね。
かえって睨みをきかせている感じで、プロ投手としてはもってこいの表情ですよ。
それよりもさらに話題となっているのは、加藤投手の無愛想なインタビュー対応。
オリックスとのオープン戦後にインタビューを受けた加藤投手は、インタビュワーから石原捕手に受けてもらった感想を聞かれ
「どんな感想?いやとくに感想はないですけど」
打席に立った感想を聞かれ
「感想すか?打席に立ったなって感じしかないんですけど。感想?」
さらにバッティングは好きかと聞かれると
「別に好きじゃないです。ハイ」
と、いかにも不機嫌そうに答えていました。
これには「プロ球界にエリカ様降臨」などとネット上は大騒ぎ。
もっとも、公式戦デビュー戦でのインタビューはもう少し愛想がよかったですから、まだ慣れてなかっただけなんですよね、きっと。
でも、ずっと塩対応を貫いてもらって、そういうキャラとして売り出していくのも面白いと思うなあ。
彼女や結婚情報をチェック
そんな加藤拓也投手には、彼女はいるのでしょうか。
いろいろ調べてみましたが、核心に迫る情報はありませんでした。
もちろん現在は結婚情報もなしです。
最強のモテカード、慶応ボーイというブランドを持っているわけですから、周囲に女性がいないわけはないでしょうが、いまはまず野球に専念するときでしょうね。
もっとも、あのぶっきらぼうなインタビュー対応を見ると、女性との付き合いもそれほど上手ではないんじゃないかなと思います。
しかし、「そういう無愛想が男のほうがいい」という女性もたくさんいます。
筋肉バリバリで、あの豪快な投球を見せられれば彼には男らしさしか感じられません。
将来的には素敵な嫁さんをもらうんでしょうね。
追記:加藤拓也が結婚発表!嫁は誰?
加藤拓也投手が早くも結婚が決まりましたね!
嫁となる相手の女性は一般人女性ということで、年齢は加藤投手の1つ上で交際期間は2年で慶大時代からの付き合いのようです。
紹介で知り合ったみたいですね。
プロ1年目に初勝利は挙げていますが、加藤投手が納得のいく数字じゃないと思うので、お嫁さんの存在が2年目の飛躍に繋がると良いですね。
岡田明丈投手と薮田和樹投手のように加藤投手もカープの若手投手陣の柱になってもらわないといけませんね!
まとめ
というわけで、ドラ1ルーキーとして驚愕のデビューを飾った加藤拓也投手ですが、その成功にあぐらをかいている場合ではありません。
プロの投手はどんどん研究されますから、次の試合、そのまた次の試合と、徐々にハードルが上がってくることになります。
それでも素晴らしいスタートを切ったわけですから、それを大きな自信にし、これからも頑張ってほしいと思います。
カープ2連覇への大きな原動力となれるといいですね。
頑張れ、加藤投手!