丸佳浩

今回は2018年にFA権取得予定、広島の「タナキクマル」のひとり

丸佳浩選手

についてまとめてみました!

チームで長年活躍をすれば、いつかは巡ってくるFA権の取得。ペナントレース連覇の原動力のひとりである丸選手にも、その時期が近づいており、また近づくにつれて広島ファンだけではなくプロ野球ファンなら、その動向が気になるところではないでしょうか?

というわけで、もし権利を行使したら移籍先はどこになるのでしょうか? 予想してみました!

ご覧ください!

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丸佳浩のFA権取得はいつ?

2007年に高校生ドラフト3巡目で広島に入団した丸選手。今年で11年目のシーズンを迎えます。

そんな丸選手も、このまま順調に行けば2018シーズン中にFA権を取得します。2018年のFA権取得予定選手の中でも、注目のひとりであることは間違いありません。

2018シーズンのプロ野球も全143試合。

丸選手が国内FA権を取得するまでに開幕前で115日なので怪我さえなければおそらく2018シーズン終盤にはFA権取得するんじゃないでしょうか?

成績も近年は安定してるのでよっぽどのことがない限り怪我さえなければ2018シーズン中にFA権を取得するはず。

丸佳浩選手は 4年連続で全試合出場するほどの体の強い選手ですからね。

FA権行使の可能性は?

圧倒的な強さでペナントレースを連覇している広島。今の勢いは、まさに「鯉の滝登り」と言えるでしょう。

その勢いのある広島の中軸に腰を据えている丸選手ですから、現状でFA権を行使する可能性は低いのではないでしょうか。

ましてや広島は、FA権を行使しての残留(いわゆるFA残留)を認めていないので、FA権を行使するということは同時に他球団への移籍を意味します。

とはいえ、2018年度契約更改時の丸選手の年俸2億1000万円は、ジョンソン選手に次いでの2位。

チームがBクラスに停滞していた苦しい時期から自分を育ててくれたという気持ちもあるかもしれませんが、プロ野球選手である以上、自分の力を試したかったり、より自分を評価してくれる球団を求める気持ちもあるかと思います。

また、今年の年始に行われた広島前監督の野村氏との対談の中でFA権取得の話があった際に野村氏が

「千葉に帰るかもしれないけど」

との問いに丸選手は

「今は何も考えていないし、実際に取ってみないとわからないですね。」

と話しています。

想定できる回答ではありましたが、丸選手の選択肢が残留だけではないんだというのが感じ取れるようなコメントでした。

ただ、広島の黄金時代を支えている選手ですし、広島愛を考えたら個人的にはFA権を行使するとは思えませんね。

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FA権行使なら移籍先を予想!巨人かロッテが有力?

今後FAの話題が強くなっていく丸選手ですが、FA行使の場合に噂される球団と予想球団をまとめてみました。

ネットの噂では巨人かロッテが有力といった声があったりますが、その根拠にも迫ります。

丸選手の主な守備位置がセンターであること、俊足巧打でホームランも打てるバッティングセンスの良さ、地元が千葉であること、などを主な要素として見てみましょう。

巨人

2017シーズンは2006年以来のBクラスでシーズンを終えた巨人。

若返りをコンセプトに立て直しを図ろうとしているチーム状態を考えると、丸選手のように経験が豊富で兄貴分のような存在、かつ俊足巧打の左のスラッガーは、喉から手が出るほど欲しい存在です。

左の長距離砲は阿部選手だけで、それでも2017シーズンの本塁打数は15本と厳しい限り。

チームとしてもマギー選手の18本塁打が最高で20本塁打に到達した選手がいませんでした。

2018年は2017シーズンのセ・リーグ本塁打王であるゲレーロ選手が加入しましたが、左右の長距離砲がいるからこそ打線に迫力が増しますからね。

またセンターの守備については、陽選手がスタメン濃厚ではありますが、ライトを主に守る長野選手の好不調の波が激しいので、丸選手がセンター、陽選手が日本ハム在籍時に経験していたライトに回ることも構想として思い描くことができます。

毎年FAの話題には事欠かない巨人。丸選手がFA宣言をした時は、名乗り出る可能性が高いのではないでしょうか。

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ロッテ

2017シーズンはパ・リーグ最下位に終わったロッテ。

巨人同様にホームランが少なく、20本到達者はいません(最多はペーニャ選手の15本)でした。また、打率は12球団最下位、出塁率も12球団で唯一3割を切った最下位でした。

今シーズンは井口新監督のもと、1年目の目標に優勝を掲げるとともに攻撃的な走塁を目指しています。

このようなチーム状況からすると、丸選手の地元である千葉を本拠地としているロッテとしては、打率3割、出塁率4割前後が見込める丸選手は欲しいはずですよね。

外野手は加藤選手、荻野選手、角中選手、清田選手など揃ってはいますが、外野手を競争させ活性化させる意味では、いい刺激になるはずです。またパ・リーグなのでDHという可能性も考えられます。

懸念点としては丸選手の年俸でしょうか。

2018年度契約更改時のロッテの年俸トップは涌井選手の2億円。決して明るい台所事情ではありませんが、ファンとチームのために球団に動いてもらうしかないですね!

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ヤクルト

こちらも2017シーズンは元気が無くセ・リーグ最下位に終わったヤクルト。

川端選手のケガに、山田選手の不調など、何かと歯車が噛み合わなかったシーズンでしたが、今シーズンは2014年以来になる小川監督が指揮を執って巻き返しを図ろうとしています。

そんなヤクルトは、現状センターが固定できていません。丸選手が入団すれば、キャッチャー中村選手、セカンド山田選手、ショート大引選手、そしてセンター丸選手とセンターラインが確立されます。

さらには、山田選手、バレンティン選手とともにクリーンアップを形成でき、復帰した川端選手を自由な打順で使えるというメリットも出てきます。

そうなれば打線に厚みが増し、機動力も使えるようになるので、強いヤクルトが戻ってくるかもしれませんね。

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日本ハム

2017シーズンは2016シーズンの日本一が嘘のようなBクラス転落。2001年以来の80敗越えを喫してしまいました。

そして投打の軸のひとつだった大谷選手がMLBへ移籍。ドラフトでは注目の清宮選手を獲得しましたが、まだ未知数というのが正直なところだと思います。

やはりこの穴を埋めるには、丸選手のような外野を守れる左の長距離バッターがベストではないでしょうか。

右の長距離バッターは中田選手、レアード選手、昨シーズンから加わった大田選手と揃っているので、クリーンアップに左バッターの丸選手が加われば、相手ピッチャーにプレッシャーをかけることができるでしょう。

また足も使えるので、西川選手、中島選手、田中賢介選手らとともに機動力を生かした攻撃も加わり、打線に厚みが出ること間違いなしです。

日本一奪還へ向けて、動き出す可能性は十分に考えられますね。

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まとめ

ここまで広島のペナントレース連覇に貢献している丸選手のFA権行使の可能性、そして他球団への移籍の噂と予想について、まとめてみました。

センターライン「タナキクマル」のひとりである丸選手が欠けてしまうのは極力避けたい広島。年齢的にも、これからもチームを引っ張ってもらいたい選手のひとりであることは間違いありません。

あまり選手の入れ替えを行わない広島ではありますが、逆に動きがある時は目立ってしまうチームですので、今シーズンが終わっても丸選手から目が離せませんね!