大谷智久(

ロッテが誇る万能右腕の大谷智久投手。

先発からロングリリーフ、セットアッパーまで様々な役割を担ってきました。

そして2018年5月下旬に出場登録期間が7年に達し、国内FA権を取得。

果たして大谷智久はFAを行使するのか?

獲得に動き出しそうな球団を予想していきます!

それではご覧ください

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大谷智久が国内FA権取得!行使の可能性は?

大谷智久が国内FA権取得!行使の可能性は?

前述した通りロッテの大谷智久投手は万能型の投手として先発からセットアッパーまで様々な役割を務めています。

2014年からはリリーフ一本で勝負していて2015年に56試合、2017年に55試合に登板するなどブルペンを支えてきました。

そして2018年5月26日に出場選手登録期間が規定の7年に達し国内FA権を初取得しました。

気になるのは国内FA権の行使についてですね。

本人は

「一軍で投げさせて頂いたおかげで取ることができた。感謝しかない」

と口にし、チームへの愛着がある印象です。

またFA権の行使についても、

「本当に1日1日をやってきただけなので、それについて考える余裕はないです」

とあくまで行使についてはオフシーズンに考えたいという意志を示しましたね。

本人も言う通り、大谷智久は2018年、怪我で開幕二軍スタートだったものの4月中旬の一軍合流後はロッテの勝利の方程式として主に7回のマウンドを任されていますしFA行使について考える余裕はないでしょう。

また、大谷投手は2018年に通算300試合登板を達成していて、今のチームでの現状に不満はないかと思われます。

また、大谷投手は起用法へのこだわりは強くなく、とにかく一軍で投げ続けることがモチベーションとなっているそうです。

ここ数年のロッテのチーム状況は厳しいですが、それでも与えられた役割をしっかり果たせるのが大谷投手の魅力ですし、本人もチームへの愛着は強いでしょう。

そうすると、大谷智久が国内FA権を行使する可能性は極めて少ないかと思います。

他球団の評価云々よりも、真面目な彼は井口監督を胴上げすることしか考えてないでしょうから。

大谷智久がFA行使した場合の移籍先球団を予想

大谷智久のFA行使は極めて少ないと考えられますが、権利を取得している以上、可能性はゼロではありません。

となると、仮にFA行使した場合の移籍先球団を予想!獲得に動く球団はあるのでしょうか?

まだ噂も出ていない段階ではあるので、あくまで個人的見解ではありますが、移籍先球団として有力なオリックス、中日、ヤクルトについてそれぞれ理由をまとめてみます。

オリックス

兵庫出身の大谷智久にとって、オリックスは意識する球団かと思います。

オリックスには4人の兵庫出身選手がいて、そのうち中島裕之と山崎勝己は移籍してきた選手です。

しかも、山崎選手は報徳学園の2学年上の先輩ですしね。

また、チームとしては2017年に日本ハムから増井浩俊を獲得するなど交渉能力や資金力もある程度備わっていると考えられます。

戦力的には山本由伸や近藤大亮ら若手の台頭が著しいですが、ロングリリーフもこなせる投手が少ない印象です。

今は中継ぎで頑張っている吉田一将もいずれは先発に再挑戦したいでしょうし、大谷智久が求める一軍で投げ続けるという環境は揃っているのではないでしょうか?

中日

大谷智久は社会時代に愛知を拠点とするトヨタ自動所属でした。

トヨタ時代は2007年、2008年に社会人日本選手権を連覇していて、2009年の都市対抗野球では準優勝で優秀選手賞も受賞しました。

過去の栄光というと語弊がありますが、大谷智久のキャリアで社会人時代は輝かしいもので当然愛知への思い入れも強いでしょう。

また、戦力的にも安定感のあるロングリリーフは少なく、若手の藤嶋健人や三ツ間卓也が奮闘しているものの今ひとつといったところでしょうか。

鈴木博志、田島慎二といった勝利の方程式は盤石なため、ロングリリーフはもちろんですが、ビハインド時の登板や延長での登板などあらゆる場面に対応できる大谷投手は起用しやすいですしね。

ヤクルト

2018年、交流戦で調子を上げてきたヤクルト。

大谷智久との縁といえば、報徳学園の2学年後輩の古野正人投手がいるくらいでしょうか?

ヤクルトは青木宣親の復帰や、山田哲人、バレンティンの復調、などもあり打線は非常に元気です。

投手陣は助っ人外国人の活躍があるものの、あまりパッとしない印象で、リリーフ陣に関しても成績はあまり良くありませんね。

特に接戦では細かくリレーするなど頼りになるリリーフがいない印象です。

リーグ優勝した2015年は守護神のバーネットを筆頭に、70試合以上登板の秋吉亮、オンドルセクは安定感抜群で中澤雅人、久古健太郎、徳山武陽、松岡健一などが35試合に登板するなどリリーフ陣が充実していました。

実力が拮抗するセリーグを抜け出すためには接戦を落とさないためにも安定したリリーフ陣が必要です。

経験豊富な大谷智久はまさに魅力的な投手でしょう。

まとめ

というわけで、2018年に国内FA権を取得したロッテの大谷智久についてまとめてみました。

大谷智久投手はロッテへの愛着もあり、一軍で投げ続けられる現状に満足しているかと思いますし、井口監督を胴上げすることが目標でしょう。

しかしながら、他球団でも一軍で活躍できる存在ですし、本人も希望しているロングリリーフなどでチームに貢献できるとあれば移籍の噂も浮上してくるのではないでしょうか?

FA権を行使するのか?

行使した場合移籍先の球団は出てくるんでしょうか?

オフシーズン彼がどんな動きを見せるのか注目していきたいですね。