ロッテ補強2019!
今回は2019年に向けて補強された新戦力をピックアップします。
2018シーズンは借金22、首位と28.5ゲームを付けられる5位といった散々なシーズンでした。しかし今年は若手が台頭し打者では井上選手が、投手では有吉選手、二木選手が来期以降の活躍を期待させる成績を残しました。
そんななか今年も昨年のドラフト以上に非常に内容のあるドラフトができたのではないでしょうか。
そんなわけで、ロッテ補強2019の新外国人、FA、ドラフト新人選手をまとめてみました。
目次
ロッテ補強2019【新外国人】
新外国人補強はこちらの選手
バルガス
新外国人補強として、ケニス・バルガス内野手の獲得が決定したようです。
身長196センチ、体重133キロの右投げ両打ち
2018年は3Aで130試合に出場、打率.240/21本塁打/73打点をマークしている大砲候補。
2018年のロッテのホーム数は12球団でもワーストなので、大砲の井上晴哉選手と合わせて長打が期待されますね。
パワーは間違いなさそうです。
大きな実績があるわけではありませんが、データによると三振数が多い選手ということ。
ですが、チャンスに強ければ打率は2割5分くらいでホームランも30本近く打ってくれたら上出来かなと思います。
年俸も1億6500万円ということで期待の高さが伺えますね
バルガス選手のコメント
「千葉ロッテマリーンズと契約ができて、とても興奮しているし、ハッピーだ。日本の野球はレベルが高いと聞いているから、楽しみだね。もう本当に日本でプレーができるのが、待ちきれなくてウズウズしているよ。そして千葉ロッテマリーンズのリーグ優勝、日本一に貢献したいと思っている。勝利だけを目指して頑張るよ」
ジョシュ・レイビン
新外国人の抑え候補として補強したのがジョシュ・レイビン投手
メジャー通算で35試合登板の2勝3敗/防御率5.12/1S
データによると、ストレートがそこそこ速く、決め球がスライダーだということ。
荒れ球の印象が強いので、9回の大事な場面でコントロールで自滅することだけは避けたいですね。
見る限りではストライクゾーンで勝負できるストレートには思えないので、上手くカウントを稼げる技術があるのかがポイントになるのかなというところ。
コントロールが心配の一言。
レイビン投手は日本球界でプレーすることを夢見ていたそうでモチベーションの高さは間違いなさそうですね。
本人のコメントはこちら
「以前から日本でプレーをすることを夢見ていた。だから、今は夢が叶い、とても興奮している。千葉ロッテマリーンズはとても応援が熱く、素晴らしいチームだと聞いている。そこでプレーできることに今はとてもワクワクしているよ。マリーンズの誇りを胸にリーグ優勝、そして日本一を目指して自分の力を出し切ることを誓う。マリーンズファンの皆様の熱い応援に絶対に応える。約束するよ」
日本が大好きで、ルックスも良いので活躍次第で人気はかなり出そうな印象がありますので、頑張ってほしいですね。
ブランドン・レアード
日本ハムを自由契約になっていたレアード選手を獲得。
2018年のロッテは78本塁打数と12球団ワーストだったので、2019年のロッテにとってもっとも手堅い補強となりましたね。
気になるポジションですが、本職の三塁は鈴木大地選手がいますし、DHには新外国人のバルガス選手がいるのでレアード選手は外野に転向が濃厚でしょうか。
レアード選手の加入で25~30本塁打が期待できますし、バルガス選手が機能すればAクラスの可能性が一気に近づくことでしょう。
ブランドン・マン
新外国人左腕として2011,2012年にDeNAでプレーしたブランドン・マン投手を獲得
メジャー経験は2018年のみですが、日本球界での経験があるのは大きいですね。実際に外国人投手で日本球界2球団目に飛躍する事例は多いです。
ロッテにとっても先発の左は不足していたので、良い即戦力補強ができたのではないでしょうか。
年齢が30代半ばでどれだけのボールかわかりませんが、コントロールは自滅することはないかなという印象。
空振りがとれるタイプではないと思うので、最低限試合を作れたら合格というところでしょうか。
ロッテ補強2019【FA】
FA補強があれば追記していきます。
細川亨(楽天⇒戦力外から加入)
楽天の戦力外になっていた細川亨選手が加入
戦力外になった楽天からはコーチの打診もありましたが、長男の言葉で現役続投を決めたんだとか。
こういったベテラン捕手の獲得は若手捕手の底上げにもなるので、ロッテにとっては良い補強じゃないでしょうか。
ロッテ補強2019【ドラフト新人選手】
ロッテの2018年ドラフトで確認した新人選手はこちらの9名です。
井口監督は意中の藤原選手を4球団競合の末引き当て、その後も課題である投手力強化のために即戦力投手や将来性を見据えた高卒ルーキーをほぼ思い通りに獲得できたと思います。
では指名選手を見ていきましょう。
ドラフト1位:藤原恭太
生まれ:2000年5月6日
出身:大阪
身長:181センチ
体重:78キロ
投打:左投左打
ポジション:外野手
最終経歴:大阪桐蔭高校
甲子園では夏連覇を果たし、U18日本代表に選ばれ充実した高校生活を送った藤原選手。
大阪桐蔭では4番打者として活躍しましたね。
そして注目すべきは50m5.7秒というスピード。
本人もトリプルスリーを狙うと語っており、そのパワーとスピードは自他ともに認める才能です。
ロッテにはいないタイプの選手のため経験を積みプロのボールに慣れてくれば出場機会はすぐにやってくるでしょう。
荻野選手、加藤選手、平沢選手辺りが壁にはなってくるでしょうがいずれはロッテの中核を担う選手になることは間違いないでしょうね。
藤原選手が機能すれば得点力不足のロッテも上昇の糸口が見えてきます。
ドラフト2位:東妻勇輔
生まれ:1996年4月4日
出身:和歌山
身長:172センチ
体重:80キロ
投打:右投右打
ポジション:投手
最終経歴:日本体育大学
いい選手取りましたねといったが第一印象です。
小柄ながら最速は155キロとわくわくする投手ですね。昨年秋に東都リーグにてノーノーを達成するなど実力は大学生の中でも随一でした。
変化球も多彩で先発投手にはもってこいの選手です。
今シーズンのロッテはボルシンガー選手が13勝、石川選手が9勝とローテーションの2人がまずまずの成績を残しましたが後が続かず終い。
その穴を埋めるべく1年目から10勝する力はあると思いますので、今年ソフトバンク加入の最速160キロ甲斐野選手、楽天指名のヒットマン辰巳選手などに負けないよう新人王も見据えて頑張ってほしいですね。
ドラフト3位:小島和哉
生まれ:1996年7月7日
出身:埼玉
身長:177センチ
体重:81キロ
投打:左投左打
ポジション:投手
最終経歴:早稲田大学
浦和学院で選抜優勝を果たした男がプロの世界についに足を踏み入れましたね。
大学では怪我も経験しましたが見事に井口監督から指名を受けました。
早稲田の投手らしくクレーバーな投球が持ち味。内角をえぐるクロスファイヤーは素晴らしいボールですね。ロッテは左の先発が不足していますから、これはナイス補強だと言えますね。
先発ローテにチェンしかいないわけですから『チェンチェン大丈夫』な状況ではなかったわけです。即戦力として期待されていると思いますから、今年は8勝以上を目指して頑張ってほしいですね。
ドラフト4位:山口航輝
生まれ:2000年8月18日
出身:大阪
身長:182センチ
体重:85キロ
投打:右投右打
ポジション:外野手
最終経歴:明桜高校
隠し玉的な形で獲得した選手で高校時代は投手でしたがプロでは野手として活躍が期待されています。
高校通算25本の長打力は魅力的。日ハム1位の吉田選手にはこの夏3三振を喫しておりプロでのリベンジに燃えているようですね。
ドラフト1位の藤原選手とは外野という同じポジションのため何かと比べられることが多いとは思いますが3年から5年後には藤原選手とともにチームの中心選手に育って欲しいです。
ドラフト5位:中村稔弥
生まれ:1996年7月8日
出身:長崎
身長:177センチ
体重:86キロ
投打:左投左打
ポジション:投手
最終経歴:亜細亜大学
多彩な変化球を操り、2年の春リーグでは防御率0.00と驚異的な数字を残した即戦力左腕。
最速は145キロと150キロオーバーがゴロゴロしていた今期のドラフトでは少し物足りない球速かもしれませんがコントロールが定まっているため試合を作れる選手だと思います、左の先発が絶対的に不足しているロッテですので、春のキャンプやオープン戦の成績次第では開幕ローテーション入りも期待できますね。
遅くとも5年後には投手陣の中核を担っていて欲しいところです。
ドラフト6位:古谷拓郎
生まれ:2000年4月21日
出身:千葉
身長:182センチ
体重:76キロ
投打:右投右打
ポジション:投手
最終経歴:習志野高校
地元習志野の有望選手。
今年2000本安打を達成した福浦選手の後輩ですね。最速143キロという高卒ルーキーで将来性を期待した指名とみられます。
昨年までロッテにいた古谷拓哉氏と1文字違いということもあり個人的には背番号は古谷氏から27を受け継ぎ頑張って欲しいところです。
先発か中継ぎかは3年くらいで決定して行き5年くらいで結果を出せればいいですね。
ドラフト7位:松田進
生まれ:1994年8月29日
出身:米ニュージャージー州
身長:188センチ
体重:95キロ
投打:右投右打
ポジション:内野手
最終経歴:ホンダ
広角にホームランを打てる即戦力の内野手。主に三塁を選手ですね。
50メートル6.1秒の俊足も持ち味でパワーとスピードを兼ね備えた選手です。
今シーズンは三塁手を務めたのがキャプテンの鈴木大地選手が務めていましたが次世代の選手として松田選手を取り3年後には三塁手を松田選手を起用したい思惑があるのだと思います。
当時の今江選手のような活躍をしてくれるのをチームとしても期待しているでしょう。
ドラフト8位:土居豪人
生まれ:2000年4月2日
出身:愛媛
身長:191センチ
体重:84キロ
投打:右投右打
ポジション:投手
最終経歴:松山聖陵高校
最速149キロの高卒ルーキー右腕。
スプリット、カーブ、カットボールなど変化球が多彩な将来性を加味した指名の投手ですね。
高身長の投手であと10キロ増やしてコントロールもあげれば5年後の活躍は見えてくるでしょう。伸び代は十分で将来は石川選手のような活躍が期待されますね。下位指名からの逆襲に期待ですね。
育成ドラフト1位:鎌田光津希
生まれ:1995年9月6日
出身:千葉
身長:181センチ
体重:91キロ
投打右投右打
ポジション:投手
最終経歴:四国アイランドリーグ
プロリーグの夢であるN P Bに指名された鎌田選手。
育成指名ですが将来性を見込まれますね。フォーク、スライダー、カットボールと変化球は多彩で成長次第では将来的にはエースとして活躍できる可能性はあります。
155キロのストレートは魅力的で将来的な活躍は期待大ですね。
育成ですが角中選手を目指して四国アイランドリーグ出身として成長して欲しいところです。
プロ野球補強2019【他球団】
【セ・リーグ】
⇒広島カープ補強2019
⇒ヤクルト補強2019
⇒巨人補強2019
⇒横浜DeNA補強2019
⇒中日補強2019
⇒阪神補強2019
【パ・リーグ】
⇒西武補強2019
⇒ホークス補強2019
⇒日本ハム補強2019
⇒オリックス補強2019
⇒楽天補強2019
ロッテスタメン予想2019はこちら
まとめ
育成、即戦力、高卒ルーキーと満遍なく指名した今期の千葉ロッテマリーンズ。
井口監督の采配と育成力は今年のチーム力を見て硬いと思います。
若手の成長次第では今年のロッテには期待できますので注目してい来ましょう。