2017年も盛り上がりを見せているプロ野球。
未だシーズン中ではありますが、オフの動向が既に注目されている選手がいます。
それが、中田翔選手
WBCでも5番を打ち、日本を牽引した主砲ですが2017シーズン中にもFA権を獲得濃厚です!
もし中田選手が権利を行使するとなれば各球団の争奪戦が予想されますね。
中でも阪神は確実に獲得に向けて動くのでは?と言われていますが、人気球団なだけにかなり注目されることでしょう。
そこで今回は、中田翔はFAで阪神移籍するのか?移籍した場合の背番号やポジションもついても迫っていきます!
2018年は日本ハムに残留
2017にFA権行使で阪神移籍確実?
そもそも何故中田選手が阪神に移籍すると早くも噂されているのでしょうか?
実は阪神と中田選手、相思相愛なのだと言われているのです。
⇒阪神2017の強い理由は?若手選手の成長?投手と野手を分析!
出身こそ広島で、幼少の頃は広島ファンだったそうですがその後大阪桐蔭高校に進学。甲子園での歴代本塁打は4本と7位。
甲子園を本拠地とする阪神に特別な思いがあるということですね。
阪神側も高校時代から中田選手に注目していて、実際にドラフト1位で指名するなど(くじ引きの結果日本ハム入り)まさに相思相愛です。
このことから阪神が獲得に動くことはまず確実だと思いますが、日本の主砲がFA権を行使となれば他の球団も黙っちゃいません。
今所属してる日本ハムという球団はFAで出ていく選手は基本的に引き留めはしない球団なので、権利を行使すれば移籍は間違いないでしょう。
そうなれば地元広島カープが動くことも考えられますが、カープがFAで選手を獲得するとは思えません。
でも巨人や同リーグのソフトバンクといったFAに積極的に動く球団も考えられるでしょう。
それでも阪神に確実と言われるのは、ポジションの兼ね合いです。
ソフトバンクは内川選手がいますし、広島と巨人は複数の選手を休ませながら使っているので新たに一塁手というのは補強のポイントとしては当てはまらないんですよね。
対して阪神は絶対的なレギュラーのいない中、今シーズンに向けての補強はしなかったことから中田選手がFA権を行使した時のことを考えているのではないかと言われているのです!
これはあくまで噂であり、たまたま一塁手の新外国人をリストアップできなかっただけかもしれませんがこれだけ要素が重なると、2017年オフに阪神に移籍は確実?なんて思ってしまいますよね。
背番号は6?金本監督はどうなる?
日本ハムでは背番号6をつけている中田選手。
FAで移籍した選手だと同じ背番号をつけたり、空いている番号からいい番号をもらえたりすることがほとんどです。
しかし阪神の背番号6といえばそう、金本監督!
金本監督の背番号を受け継ぐなんてあるのか?と思いますが例はあるんですよね。
広島から巨人に江藤智が移籍した際に、当時監督だった長嶋茂雄の背番号33を受け継いだということがあります。
しかしこれは長嶋監督が現役時代につけていた背番号3に変更するというサプライズがあったので、金本監督の場合では当てはまりませんね。
ただ中田選手と金本監督は同じ広島出身。
金本監督が現役の時には同じジムでトレーニングするなど、親交も深いです。
多分ないと思いますが、交渉となれば金本監督が6番を継承するという前提で口説きにいく可能性はあるかもしれません。
現役時代からつけていた背番号6を譲る?中田選手にとっても恐れ多いと思います(笑)
そして2017年、現状阪神の1桁の背番号の空きは、4だけ。
主力選手ですし1桁の番号を背負う可能性もありますが、侍ジャパンでは13番をつける中田なので、もしかしたら榎田投手の13番をつける可能性も?
もし代表の背番号13を気に入っていたら13を希望するかもしれませんね!
榎田投手も阪神で実績のある投手なので、その辺は難しいところですね~
ポジションやオーダーは?
もし阪神に移籍するとしたら、気になるのはポジションとどういうオーダーになるかですよね。
先ほども言った通り、まずポジションは一塁以外ありえないと思います。
日本ハムでは外野手として左翼を守っていた時期もありましたが、2015年以降は一塁以外の守備位置にはついていません。
肩も強くて外野守備も上手いので正直もったいない気はしますが、浜風の吹く甲子園でブランクのある外野手としての出場はないのではないでしょうか。
もちろんセリーグはDHもないので一塁手しかありえないということです。
なによりチームの補強ポイントに当てはまりますしね。
となると、ポジションを失う可能性が出てくるのは、原口選手と中谷選手です。
今シーズン補強がなかったことでこの二人が主に一塁を守っているのですが、中田選手クラスのFA選手が移籍となれば間違いなく中田選手が優先されるでしょう。
ただ、2人とも打撃は良いし、中田選手ほど淡白ではないのでそう簡単にはシーズン通してポジションを守りきることはできないかもしれません。
どちらかというと中田選手は不調になるとそこから抜け出すのに時間がかかるタイプですし、その時期はどうしても内容が淡白になってしまいますからね。
不調時期が長いので阪神という人気球団がそれを許してくれない。
そうなると、スランプを抜け出すまで原口選手や中谷選手と併用という形になって日本ハム時代のようにはいかないかもしれません。
とはいえ原口選手の登録は捕手、中谷選手は外野手なので好調であればそちらでのポジション争いもありえます。
現状のオーダーでは4番に座るのが40歳の福留選手ですし、4番一塁で中田選手を起用することを基本線で考えるのではないでしょうか!
まとめ
今年のオフで間違いなく1番注目される中田選手。
ケガで2軍落ちなんてことがなければFA権を獲得するわけですが、1年経てば次は海外FA権を獲得します。
メジャー志向の発言もしたことのある中田選手、果たして国内FA権を行使することはあるのか…。
行使となれば本当に阪神に移籍となるのか…。
間違いなく甲子園の似合う男、中田翔。
少し気が早いですが、オフの動きに注目しましょう!