増井浩俊・FA

今回は2017年FA流出が噂される中でも、リリーフ投手の大物

増井浩俊投手

についてまとめてみました!

栗山監督からも信頼が厚く、2017年も日本ハムブルペンを支えた増井投手ですが、チーム事情もあり、FA宣言の可能性がとりだたされています!

もし権利を行使したら?移籍先はどこになるのでしょうか?予想してみました!

また、残留の可能性についても探っていますので、最後までお読み下さい!

追記:オリックスに移籍決定

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増井浩俊がFA権行使!残留の可能性は?

2017年にFA権を取得した増井投手。

増井投手といえば、かつてはセットアッパーとして、2012年には45ホールド、50ホールドポイントのパ・リーグ記録を樹立した鉄腕。

これほどの実績がある投手ですから、もしFA宣言をしたら、欲しがる球団は引く手数多でしょう。

特に日本ハムという球団自体が、チーム戦力の新陳代謝を図る球団です。

最近ではチームの看板選手である糸井選手や、陽岱鋼、増井投手と同じく日本ハムの救援投手陣を支えた谷本投手などを次々と放出。

高年俸や移籍のリスクある選手に対しては、割とクールな態度をとるチームスタンスですよね。

こういったチームの方針から考えると、もし増井投手がもしFA宣言をしたとしたら、日本ハムが引き止める可能性は低そうです。

また陽岱鋼選手はチームが中堅やベテラン選手よりも若手選手を育てることを優先しているということ、また、高年俸がネックになり、本人としては残留の意思があったものの、条件面で折り合わずFA宣言を決断したという背景が噂されています。

こうした背景が間違いないとするなら、年俸2億2,000千万円+出来高払いの増井投手はまさにそういった若返り、ある種のコストカットの対象になる可能性は高いのではないでしょうか。

もし球団がそういったプレッシャーがかかったとするならば、FA宣言をする可能性は増井投手が本当は残留を希望しても、せざるを得ない状況に追い込まれてしまいますよね。

しかし、その反面で残留の可能性も考えられます。

それは前述の谷本投手のトレード移籍が理由となります。

谷本投手は2017年のシーズン途中の6月にFA権利を獲得。そして、その後7月金銭トレードによる放出が発表されました。

これは、球団が谷本投手がシーズンオフにFA宣言をする可能性が高い、と考えているので、その前に放出を決断した方が損得勘定でプラスと判断したからではないでしょうか。

谷本投手といえば、チームのピンチを数多く支えた中継ぎ右腕。それほどの投手をシーズン途中に放出するというのはよほどの理由があったのでしょう。

それに対し増井投手はFA権利を取得することが確実視されながら、放出の対象にはなりませんでした。

これは日本ハムが通常であれば放出対象になる、年齢・年俸のFA権利をもつ投手ですが、増井投手はそれにも拘らず、チームに欠かせない選手だから谷本投手のようや処遇をとらなかったと考えられます。

もし、増井投手がFA宣言をしなければならない状況を回避できるなら、チームとは単年契約の現状維持の年俸ラインで交渉が進むのではないでしょうか。

増井浩俊が日ハム退団なら移籍先はどこ?

日本ハムのリリーフ投手の顔として活躍してきた、増井投手。できればファンとしてもずっとチームに残ってほしい戦力ですよね!

増井投手がFAで移籍となった場合の球団を予想してみました!

巨人

セ・リーグがクライマックスシリーズを開始以来、初の出場を逃す、Bクラスに沈んでしまった2017年。

特に新加入したリリーフ投手陣の不振がその原因の一端になりました!

FAで加入の森福投手、新外国人のカミネロ投手など、期待の新戦力が痛恨のリリーフ失敗が目立ちましたね!

リリーフ陣の整備は球界の盟主としての課題です!

そしてご存知の通り巨人といえば、FA戦線の毎年の主役。もし、増井投手ほどの大物が宣言するなら獲得に乗り出す可能性は高いことが予想されます!

千葉ロッテ

2017年は記録的な不振に陥り、結果的に伊東監督の退任に追い込まれた千葉ロッテ。

引退した井口選手が即監督になるなど、急速なチーム革新が図られていますね。

そんな千葉ロッテですが、伊東監督を慕って?移籍してきたと噂の涌井投手がFA宣言によるメジャー挑戦が噂されていますね!

資金が決して潤沢とは言えない千葉ロッテですが、もし涌井投手分のコストが浮くなら、増井投手を補強できる余裕は生まれるのではないでしょうか!

しかも千葉ロッテは安定しているリリーフ投手不足に2017年は苦しみました。

また先発適正もある増井投手は、涌井投手が抜けるならその穴を埋めるローテーションの柱としての活躍も期待されますね!

オリックス

2017年は開幕直後こそ好調をキープしたものの結果的にBクラスに沈んでしまいました。

強力な打線を形成するもののやはり課題はブルペン陣の厚み。

2017年はリリーフエース・ストッパーの平野投手が途中離脱すると近藤投手が抑えの役割を一時期担いましたが、何度か失敗するなどブルペンの層の薄さを露出してしまいました。

特に平野投手はFA宣言によるメジャー挑戦が噂されていますので、その穴を埋めるべく、増井投手に白羽の矢を立てる可能性は必然ですね。

ヤクルト

敗戦数ワースト記録を更新し、屈辱のシーズンになってしまったヤクルト。

特にリリーフエースとして期待していた秋吉がまさかの不振、エースの「ライアン」小川投手をストッパーに起用するも結果を出せず…。

先発投手陣の整備も必要ですが、2015年リーグ制覇したようなバーネットのような絶対的守護神の補強は急務。

特に監督交代、首脳陣の整備など急ピッチでチーム改革が進んでいますので、増井投手のような確実に結果を残してくれる選手は喉から手が出るほど欲しい存在ですよね。

まとめ

ここまで日本ハムの絶対的リリーフ、増井投手の移籍・残留の可能性、そして移籍するならどの球団?になるのか、まとめてみました。

日本ハムファンとしては絶対に残留してほしい選手の一人です。特に大谷投手のメジャー挑戦も噂されていますので、これ以上の戦力ダウンは避けたいところ…。

普通のチームなら、まず残留要請をするところですが、チームの戦力入れ替えを恐れずに行う日本ハムなので、ストーブリーグの攻防がどうなるか、目が離せないですね!