プロ野球契約更改・年俸予想2020!
ということで、今回は2020シーズンに向けたオリックスの契約更改で注目される15選手の年俸をざっと予想してみました。
2018年は若手の活躍がありながらも4位と4年連続Bクラスに終わり、福良監督に代わって西村監督が就任しました。
2019年は山本由伸投手や山岡泰輔投手など若手投手が奮闘し、吉田正尚選手も首位打者争いに加わりましたが、終わってみれば最下位で5年連続Bクラスでした。
しかし、得点力こそ不足していたものの西村監督が目指す足を使った野球は機能していたと評価出来ます。
ということで、今回は2020シーズンに向けたオリックスバファローズの契約更改で注目される15選手の年俸をざっと予想してみした。
また、増井浩俊投手、アルバース投手、ロメロ選手、安達了一選手は複数年契約のため除外しています。
目次
プロ野球契約更改・年俸予想2020
それでは、2019年の成績をもとにオリックスの選手の2020年契約更改の年俸予想をしていきたいと思います。
山岡泰輔
2019年の年俸:4500万円
2020年の年俸:1億円(5500万円アップ)
大きく縦に落ちるスライダーが魅力の先発右腕、山岡投手。
入団から2年連続で規定投球回数に到達するなど、先発ローテーションとして活躍していますが援護に恵まれない場面が目立ちました。
しかし、2019年は序盤から安定した投球を見せ自身初の二桁13勝を挙げるなど飛躍のシーズンとなりました。
また、初となる最高勝率のタイトルも獲得しましたから年俸は8000万円と予想します!
山本由伸
2019年の年俸:4000万円
2020年の年俸:9000万円(5000万円アップ)
150キロを超えるストレートと鋭く落ちるスプリットが武器の山本投手。
2018年はリリーフとしてデビューし、セットアッパーを任されるなど急成長しました。
先発に転向した2019年は序盤から安定した投球が続き防御率ランキングでトップに立ちます。
しかし、夏場の怪我で1ヶ月以上離脱するなどフル回転は出来ませんでした。
ただ、なんとか規定投球回数に達すれば初タイトルとなる最優秀賞防御率を獲得ですから年俸は大幅にアップするでしょう。
将来のエースに見合う金額を提示したいですね。
ディクソン
2019年の年俸:2億円
2020年の年俸:1億6500万円(2年契約最終年)
ナックルカーブを軸に打たせてとる投球を披露する助っ人右腕のディクソン投手。
2018年は来日6年目で最も少ない4勝に終わりましたが、4年ぶり完封勝利を飾るなど存在感を示しました。
2019年は開幕からリリーフとしてブルペンを支えすべてリリーフで35試合に登板し、防御率3点台と安定した投球を見せました。
2年契約が切れますが、年俸は現状のまま再度2年契約延長するのが無難でしょうか?
吉田正尚
2019年の年俸:8500万円
2020年の年俸:2億円(1億1500万円アップ)
小柄ながらパワフルなスイングで遠くへ飛ばす浪速のスラッガー吉田正尚選手。
3年目の2018年は全試合出場で打率.321、26本塁打と結果を残し自身初のベストナインにも選ばれました。
2019年も開幕から4番打者として打線を牽引し打率、本塁打数は前年を超える好成績をマークしました。
当然2年連続で外野手のベストナインに選ばれるでしょうから年俸も1億円を超えてくるのでは??
Tー岡田
2019年の年俸:1億5000万円
2020年の年俸:9000万円(6000万ダウン)+出来高(3年契約)
ノーステップ打法からスタンドまで運ぶ強打者のTー岡田選手。
2010年にパ・リーグの本塁打王に輝いた飛ばし屋は2017年に全試合出場を果たすなど復活を遂げましたが、
2018年は怪我で離脱し、2019年は打撃不振に終わりました。
わずか19試合の出場で、1本塁打に終わるなど不本意なシーズンとなり3年契約が切れますから年俸は1億を割る可能性が非常に高いです。
マレーロ⇒退団
2019年の年俸:6600万円
2020年の年俸:???
パワフルな打撃が魅力の助っ人マレーロ選手。
来日1年目の2017年に20本塁打と怪力ぶりを発揮しましたが、2018、2019と調子を落とし出場数も激減しています。
ロメロ選手とモヤ選手もいますから2019年の契約を勝ち取るのは難しいのでは?
若月健矢
2019年の年俸:4000万円
2020年の年俸:4500万円(500万円アップ)
巧みなリードと強肩で投手陣を救う若き正捕手、若月選手。
2018年は自己最多の114試合に出場し、打率.245と成長を見せました。
2019年は選手会長に就任し、正捕手として前年を上回る出場で正捕手の座を確かなものとしました。
打撃成績は下がったものの、年俸はアップする可能性が高いですね。
福田周平
2019年の年俸:2800万円
2020年の年俸:4500万円(1700万円アップ)
俊足巧打の内野手、福田周平選手。
1年目の2018年は113試合に出場し、打率.264、16盗塁と即戦力として起用に応えました。
キャプテンとなった2019年も二塁手のレギュラーとして前年を上回る試合に出場し、若きチームリーダーとして奮闘しました。
打撃成績こそ落としたものの、リーグ2位の30盗塁をマークするなど持ち味をいかしましたから
年俸も6000万円は超えてくるのでは?
榊原翼
2019年の年俸:750万円
2020年の年俸:1900万円(1150万円アップ)
力強い直球が武器の育成出身右腕の榊原投手。
2018年に二軍で好投を見せ、プロ初登板など経験を積みました。
すると2019年はプロ初勝利を含む3勝を挙げるなど飛躍を感じさせるシーズンとなりましたね。
年俸3倍以上のアップも期待できるのでは?
吉田一将
2019年の年俸:3900万円
2020年の年俸:3400万円(500万円ダウン)
長身から投げ下ろすフォークが売りのリリーフ右腕、吉田一将投手。
2018年はリリーフで自己最多の58試合に登板するなどブルペン陣を支えました。
しかし、2019年は前年のような投球を見せられず年俸は良くて現状維持でしょうか。
近藤大亮
2019年の年俸:3850万円
2020年の年俸:5000万円(1150万円アップ)
伸びのあるストレートで空振りを奪うリリーフ右腕の近藤投手。
2017年にブレイクすると、2018年は2年連続で50試合以上に登板しリリーフエースとして活躍を見せました。
2019年も変わらずブルペンを支え続け3年連続で50試合以上登板を達成。
高い奪三振率で首脳陣の期待に応えました。
防御率も3点台と期待通りで、年俸はアップするはずですね!
比嘉幹貴
2019年の年俸:2300万円
2020年の年俸:2600万円(300万円アップ)
サイドスローからテンポよく投げ込むベテランリリーバーの比嘉投手。
2018年は43試合に登板し防御率2.04と復活を印象づける投球で、再びブルペン陣を支えました。
2019年は前年を上回る登板数を記録し、3年ぶりに白星を挙げたものの防御率は4点台と不安定だったことから年俸はダウンする可能性があるのでは?
年齢的にも2020年は勝負の年となるでしょうね。
海田智行
2019年の年俸:2100万円
2020年の年俸:2750万円(900万円ダウン)
カットボールを武器に打ち取るリリーフ左腕の海田投手。
2018年は自己最少の4試合登板にとどまるなど不本意なシーズンに終わりました。
しかし、2019年は自己最多の55試合に登板し防御率も1点台とキャリアハイの成績を残すなど勝利の方程式として活躍しました。
若手の活躍が目立つ投手陣の中で、中堅投手として結果を残しましたから年俸も大きくアップするでしょう。
黒木優太
2019年の年俸:3500万円
2020年の年俸:2800万円(700万円ダウン※育成契約※)
最速156キロの直球を武器にねじ伏せるリリーフ右腕の黒木投手。
1年目から55試合に登板した右腕ですが、疲労は大きく3年目の2019年にトミージョン手術に踏み切るなど
実戦から遠のくシーズンとなりました。
2020年もリハビリに費やす可能性が高いことから、育成契約の方針も出てきているので年俸は大幅にダウンするでしょうがしっかり怪我を治して再びブルペン陣を支えてほしいですね。
成瀬善久⇒戦力外
2019年の年俸:1500万円
2020年の年俸:???
コントロールが持ち味のベテラン左腕、成瀬投手。
ロッテ時代の2007年には最優秀防御率を獲得するなど通算96勝を積み上げてきた先発投手ですが、2014オフにFA移籍したヤクルトでは3年でわずか6勝で戦力外となりました。
入団テストでオリックス入りし、再起を誓う2019年でしたが、一軍で3年ぶりの白星を挙げることが出来ずに不本意な結果に終わります。
契約はおろか、引退も考える時期なのではないでしょうか。
追記:戦力外
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まとめ
というわけで、2019-2020契約更改のオリックス年俸予想をしてきました。
2019年は3年ぶりの最下位、そして5年連続のBクラスとなったオリックス。
しかし、山本投手、山岡投手、吉田正尚選手など若手選手の活躍があり2020年への期待を感じさせました。
ベテランや助っ人の力に頼ってきたここ数年のオリックスでしたが、今後は新しいチーム作りを展開してほしいですね。