オリックス補強2019!
今回はオリックスの2019年に向けて補強された新戦力をピックアップします。
4年連続Bクラスと低迷するオリックス。
エースの金子千尋や西勇輝が苦しんでいる中、山本由伸や澤田圭佑といったリリーフ、野手では吉田正尚や宗佑磨ら若手が成長してきていて2019年こそはAクラス入りが期待できるのでは?
ここ数年、ドラフトでは大卒や社会人など即戦力を重点的にとってきましたし戦力はかなり整ってきましたもんね。
そんなわけで、オリックスの新外国人、FA、ドラフト新人選手をまとめてみました
※FAについては決まり次第追記していきます。
目次
オリックス補強2019【新外国人】
外国人選手の補強には比較的成功しているオリックス。
2018年は野手ではロメロ、マレーロ投手はアルバース、ディクソンらが活躍しました。
しかし、印象的な活躍を見せていたマレーロが退団。
そこで2019年の補強で噂となっている新外国人をまとめていきます。
他の新外国人の補強が決まり次第追記していきます。
ジョーイ・メネセス
フィリーズ3Aに所属していた右の長距離砲・メセネス。
2018年は3Aインターナショナルリーグで打率.311、23本塁打、82打点の好成績を残しリーグMVPに輝きました。
本塁打、打点の打撃二冠も獲得し、打力が自慢の選手。
選球眼も良さそうなので日本人投手の変化球にも対応できそうな印象もありますね。
単年契約ではあるものの、26歳という若さでクリーンアップの一角として期待されます。
吉田正尚、ロメロと強力な主軸となりそうですね。
タイラー・エップラー
投手補強としてエップラー投手を獲得。
メジャー経験はありませんが、2018年は3Aで13勝6敗/防御率/3・59といった好成績を残しています。
身長196センチの長身で最高球速が152キロのストレートに球種はスライダー、チェンジアップが基本スタイル。
コントロールは比較的良くて、奪三振率は高くないそう。
基本的には先発で起用されるそうですが、中継ぎにも対応できるみたいなので、投手事情によっては転向もあるかもしれませんね。
情報が少なく投げてみないとわからないところ。
オリックス補強2019【FA】
※FA補強された場合は追記していきます。
オリックス補強2019【ドラフト新人選手】
オリックスの2018年ドラフトで獲得した新人選手はこちらの8名です。
さらには育成ドラフトで1人を指名するなど、有望な戦力も補強。
10人中6人が投手、2人が捕手と課題の投手陣は改善されるのか?
それぞれチェックしていきましょう!
竹安大知(西勇輝の人的補償)
FA移籍した西勇輝投手の人的補償として阪神から獲得。
竹安投手はまだ1軍でも実績はありませんが、2019シーズンに台頭してくるであろう候補で阪神からは期待の右腕として注目されていた一人。
阪神から人的補償で移籍した選手が他球団で活躍するケースは結構多いので、将来西投手クラスまでいく可能性だって大いにあるのかなと思います。
西投手の退団は痛いですけど、いい人的補償が獲得できたのではないでしょうか。
オリックス補強2019【ドラフト新人選手】
オリックスの2018年ドラフトで確認した新人選手はこちらの8名です。
ドラフト1位:太田椋
生まれ:2001年2月14日
出身:大阪府羽曳野市
身長:181センチ
体重:76キロ
投打:右投右打
ポジション:内野手
最終経歴:天理高校
高校通算31本塁打を誇る走攻守三拍子揃った遊撃手の太田椋。
父は元近鉄の投手で現在はオリックスの打撃投手を務める暁氏です。
打っては懐を広く構える独特のスイングで力強く振り抜き、鋭い打球を飛ばします。
守っても遠投105メートルの強肩が自慢で、深い位置からでも好スローイングでアウトを奪います。
ディフェンス面では広島1位の小園海斗や中日1位の根尾昂より上という評価もあり、
将来は日本を代表する遊撃手となりそうです。
まずはしっかり二軍で経験を積んでほしいですね。
ドラフト2位:頓宮裕真
生まれ:1996年11月17日
出身:埼玉県羽生市
身長:183センチ
体重:97キロ
投打:右投右打
ポジション:捕手
最終経歴:亜細亜大学
堂々の体格から力強いスイングで振り抜く打撃が魅力の捕手、頓宮裕真。
打率は決して高くはないものの、甘い球を逃さずに仕留める集中力や遠くに飛ばすスイングは一級品で
ヤクルト1位の清水昇、DeNA1位の上茶谷大河ら好投手からも豪快なホームランを放っています。
守っては捕手らしい強靭な肉体から
二塁送球は2秒以内とスローイングにも定評があります。
ひとつ歳上の正捕手、若月健矢との正捕手争いに加わっていきたいですね。
ドラフト3位:荒西祐大
生まれ:1992年8月25日
出身:熊本県玉名市
身長:178センチ
体重:80キロ
投打:右投右打
ポジション:投手
最終経歴:Honda熊本
最速149キロの速球が売りのサイドハンド、荒西祐大。
高校時代は無名選手で地元の社会人、Honda熊本に入社すると、1年目から救援投手として都市対抗に出場するなど全国デビューを飾ります。
しかし、なかなか勝ち星には恵まれず7年目の2017年都市対抗野球で念願の初勝利を完封で決めました。
そして8年目には自己最速の149キロを計測するなどスカウトの目に留まり、社会人日本代表なども経験しプロ入りしました。
ストレート中心の強気な投球が魅力で先発の即戦力候補として期待できます。
ドラフト4位:富山凌雅
生まれ:1997年5月3日
出身:和歌山県御坊市
身長:180センチ
体重:88キロ
投打:左投左打
ポジション:投手
最終経歴:トヨタ自動車
堂々の体格から最速147キロの速球を投げ込む左腕の富山凌雅。
なんと14人兄弟の大家族で育った選手です。
九州国際大学付属高校時代は左のエースとして甲子園でも活躍。
3年夏には作新学院に完封勝利するなど、ドラフト候補でもありました。
しかし、指名はなく進んだトヨタ自動車で1年目から公式戦に出場。
2018年の都市対抗では登板がありませんでしたが、球持ちのいい真っすぐがスカウトの目に留まりました。
制球力もあり、稀少な先発左腕としてローテーション入りを目指します。
ドラフト5位:宜保翔
生まれ:2000年11月26日
出身:沖縄県豊見城市
身長:174センチ
体重:67キロ
投打:右投左打
ポジション:内野手
最終経歴:KBC未来沖縄高校
小柄ながら身体能力が高く、高校時代は4番遊撃手兼投手として活躍した宜保翔。
遠投117メートルの強肩に振り抜く打撃も兼ね備え1年秋から遊撃手のレギュラーを掴むと、3年春には創部初の県大会Vに貢献。
背番号6をつけながら4番投手と二刀流の活躍を見せました。
最速147キロに上手や横手など器用に投げ方を変える投手としての才能も魅力的ですが、プロでは将来を担う内野手として期待されます。
大城滉二との沖縄出身二遊間コンビも見てみたいですね。
ドラフト6位:左澤優
生まれ:1994年12月28日
出身:神奈川県相模原市
身長:171センチ
体重:76キロ
投打:左投左打
ポジション:投手
最終経歴:JX-ENEOS
出どころの見づらいスリークォーターから最速147キロの速球を投げ込む左腕の左澤優。
上背はないものの馬力があり、打者の胸元に力強いボールを投じます。
スライダーやツーシームを織り交ぜた投球術も光り、落ち着いたマウンドさばきが印象的ですね。
社会人時代には救援も経験していることからオリックスでは救援左腕として期待されます。
ワンポイントからロングリリーフまで器用にこなして欲しいですね。
ドラフト7位:中川圭太
生まれ:1996年4月12日
出身:大阪府阪南市
身長:180センチ
体重:75キロ
投打:右投右打
ポジション:内野手
最終経歴:東洋大学
パンチ力とミート力を兼ね備えたスラッガー中川圭太。
PL学園出身で、高校通算29本塁打と注目度の高い選手でしたが東洋大学でさらに成長。
1年春から打力を買われてレギュラーに定着すると、3年時には大学日本代表に選ばれ、クリーンアップとして活躍。
ユニバーシアード大会では打率5割で首位打者にも輝きました。
また、4年からは主将を務め、4番二塁手として活躍。
強打を武器にプロの世界へ踏み入れました。
オリックスは二遊間を守れる若手が多いですが、どちらかというと巧打のタイプが多く長打をしっかり打てるのであれば1年目からも出場機会を得られるでしょう。
育成ドラフト1位:漆原大晟
生まれ:新潟県燕市
出身:1996年9月10日
身長:182センチ
体重:83キロ
投打:右投左打
ポジション:投手
最終経歴:新潟医療福祉大学
最速151キロの威力あるストレートが自慢の本格派右腕、漆原大晟。
右腕をしなるように使った柔らかいフォームから伸びのある直球とスライダーやカットボールなどを投げ分ける先発投手です。
大学時代の2学年上の笠原祥太郎は2018年、中日でブレイクしましたね。
笠原投手との投げ合いを実現するためにもまずはしっかり経験を積んで支配下登録を目指したいです。
プロ野球補強2019【他球団】
【セ・リーグ】
⇒広島カープ補強2019
⇒ヤクルト補強2019
⇒巨人補強2019
⇒横浜DeNA補強2019
⇒中日補強2019
⇒阪神補強2019
【パ・リーグ】
⇒西武補強2019
⇒ホークス補強2019
⇒日本ハム補強2019
⇒ロッテ補強2019
⇒楽天補強2019
オリックススタメン予想2019はこちら
まとめ
ここまで2019シーズンに向けてのオリックスバファローズの補強についてまとめてみました。
マレーロが抜けるということで、若くて長打力ある新外国人の補強は早めに動けて良かったと思います。
そしてドラフト1位の高卒野手は予想外でしたが、将来を見据えればうまいドラフトかと思います。
また、若手のリリーバーは豊富なだけに、タイプの異なる2人の左投手や横手投げ右腕を獲得できたのは大きいと思います。
2018年で小谷野栄一が引退、さらには中島宏之の退団、西勇輝のFAなど投打に渡って主力を欠くことになりそうですから2019年に向けてしっかり補強していきたいですね。