金子千尋・去就

2018オフシーズンの選手の移籍動向をまとめています。

今回はオリックスの金子千尋投手の去就について取り上げていきます。

金子千尋といえば2014年に投手タイトルを総なめし、沢村賞にも選ばれた技巧派右腕。

2018年の推定年俸6億円は日本人トップです。

しかし、ここ数年満足いく結果を残せていないことからオリックスの2019シーズンの構想外とされ自由契約となってしまいます。

すると今後の金子千尋の去就はメジャーが濃厚?

国内の移籍先候補球団もまとめてみました。

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金子千尋のオリックス自由契約の理由とは?

まずは金子千尋のオリックス自由契約の理由について説明しましょう。

2018オフの契約更改でオリックスは金子千尋に対し、年俸1億円を提示しました。

6億からの1億ですから、5億円という超大幅な減額となります。

この提示に金子サイドは自由契約の選択をほのめかし、複数回の交渉を行ったもののその内容は大きく変わりません。

金子サイドは自由契約にしても、他球団からもっと年俸をもらえると判断したんでしょう。

これだけの実績のある投手だから当然ですよね。

2014年オフに4年総額20億円という大型契約を結びましたが、その4年間の成績は30勝30敗で防御率3.60と決して評価の高いものではありません。

二桁勝利も一度のみとチームに大きく貢献できなかったといえます。

それでも通算120勝と実績豊富な右腕の自由契約は球界に激震を与えていますね。

金子千尋の去就はメジャー濃厚?国内?

金子千尋投手は

メジャー濃厚?

それとも国内移籍?

今後の金子千尋投手の去就についてまとめていきます!

金子千尋といえば、前述の通り2014オフにオリックスと4年総額20億円の大型契約を結びましたね。

その時に金子が口にしたのが、ポスティングでのメジャー挑戦でした。

確かに当時の金子であれば通用したでしょうし、流出を防ぎたいのは当然ですね。

しかし、自由契約となったことで金子千尋の去就としてメジャーが再浮上しています。

本人もこういったコメントを残してるのでメジャーへの強い意思が感じられますね。

僕の場合、挑戦という言葉ではない。フタをしたつもりはない。挑戦ではなくて、僕は経験したいんです。

オリックス時代のチームメイトで同学年の平野佳寿投手のメジャーでの活躍もありますが、かねてより「メジャーを経験したい」と話していた金子投手ですから。

ただ現実は厳しく、4年前と現在でみたとき、金子千尋投手へのオファーどころか興味を示す球団すら無いことが濃厚。

4年前のピーク時にメジャーに移籍していれば変わっていたかもしれないですね。

すると金子千尋の移籍先は国内となる可能性が高そうです。

金子千尋の移籍先候補

ということで、金子千尋の移籍先候補をまとめていきます。

それぞれ理由や補強のポイントをまとめていきます。

ヤクルト

セ・リーグ球団で有力なのはヤクルト!

ヤクルトといえば、昔から再生工場と言われベテラン選手が再起するチームとされています。

今のヤクルトにはオリックスを自由契約となった坂口智隆が在籍し、見事ヒットメーカーとして復活を遂げましたね。

チームの雰囲気が外様の選手も快く迎えてくれる特徴柄なのか、2016年のトレードでオリックスから移籍した近藤一樹投手も活躍しています。

近藤一樹投手といえば金子千尋投手と同学年。

持ち味のストレートに磨きをかけ、勝利の方程式の一角として活躍しています。

こういった流れ的に金子投手がヤクルトに移籍することは不思議じゃありませんし、投手力の弱いヤクルトにとっても大きな戦力になることは間違いないでしょう。

楽天

石井一久GMがチームに改革を起こしている楽天。
2018オフにはヤクルトを戦力外となった由規や西武からFAの浅村栄斗選手を獲得しました。

さらにはマリナーズを自由契約となった岩隈久志の獲得にも前向きと言われています。

楽天の現状としては則本、岸に次ぐ先発投手が出てきませんね。

石井GMも

「則本と絶対的な2枚はいるけど、その下がどうなるかというと、あまり名前は挙がってこない状況だと思う」

と獲得へ前向きなコメントを残しています。

金子投手本人も

「少しでも戦力として必要とされるのは嬉しい」

と話しています。

ただ、藤平尚真投手や古川侑利投手などこれから伸びてくる投手も多いですから、可能性は高いとは言えません。

中日

中日が金子投手の獲得を検討していることが報じられています。

2018シーズン中日ではガルシア投手が3年ぶりに2桁勝利を挙げましたが、先発陣を見ても12球団ワーストといっていいほど揃っていません。

2018年は移籍した松坂投手が見事復活しましたが、若手含めて2桁勝利を計算できる投手はガルシア投手しかいないのも現実なので、もっとも金子投手を獲得したい球団であることも間違いありません。

年俸面でも2年総額3億円を提示してますので、オリックスの提示額以上ですし複数年契約なので現実的になってきてますね。

巨人

かつては金子投手の獲得に動いていた巨人

2018年オフも丸選手、炭谷選手のFA補強に加えてオリックスから中島選手、新外国人にビヤヌエバ選手といった有力な補強に成功した巨人。

もういいだろ、、ってくらいの補強ですが、そんな金子投手が巨人入りするんじゃないという報道もあります。

オリックスから5億減の年俸1億円を提示された金子投手に対して巨人であれば、1.5億から2億は出せるのではないでしょうか。

流れ的には同じオリックスを自由契約から獲得した中島選手と似ていますね。

可能性的には低いかもしれませんが、タレント色を好む原監督なのでありえるかもしれません。

2019年から菅野投手の背番号が19→18になるので、19を金子投手に。という考えもできますからね。

まとめ

というわけで、金子千尋の去就についてまとめてみました。

自由契約を選択したということで、メジャー挑戦か、国内球団への入団か、すべて自ら切り開いていくしかないですね。

幸い、オリックスは他球団に移籍して活躍している選手も多いですから
色んな選手から話を聞いて選択して欲しいですね。

2019シーズン、金子千尋がどのユニフォームに袖を通しているのか?注目していきましょう!