今回はオリックスの西勇輝投手のFAの動向を中心に取り上げていきます。
西投手は2018シーズンでFA取得が濃厚なので、権利を行使したら争奪戦になりそうですね。
初の開幕投手も務めた西投手は「中日に移籍?」なんていうネットの噂などありますが、西投手自身はどのように考えているんでしょうね。
そんな西投手はFA権を行使するのか?
また、FA権を行使した場合の移籍先球団についても理由を根拠をもとに予想してみました。
それではご覧ください!
西勇輝はFA行使する?残留の可能性は?
まずは「西勇輝はFA権を行使するか?」ということで、残留の可能性についても触れていきます。
西投手はプロ入り10年目ですが一軍定着したのは2011年からなので2018シーズンを長期離脱なく終えれば国内FA権取得となります。
となれば西投手が2018シーズン終了後にFA権を行使するのか気になってきますね。
2014年~2016年まで3年連続2桁勝利を挙げてる西投手に対して球団側からすれば複数年契約を提示したいところでしたが、2017シーズンは5勝6敗と不本意な結果だった西投手。
そういう経緯もあって球団側は期待を込めての単年契約を提示。
同時に2018シーズン中にFA権を取得する西投手にとっては権利を行使しやすい状況なわけです。
2018年の契約更改後、西投手は
「人生は1度切り。それ(FAなど)が、モチベーションになれば。西がいないとダメって言われるように頑張りたい」
とコメントしていて、FA行使の可能性も示唆していました。
しなしながら2018シーズンはチームの開幕投手と、チームにとって貴重な戦力であることは間違いありません。
福良監督も「今年は西に引っ張って行ってもらう」と期待を寄せてますから。
シーズンでしっかり結果を残せれば、まだこのチームにいたい、優勝したいという想いも強くなり残留の可能性も高くなりますよね。
FA取得シーズンを単年で契約した選手は当然そのオフにFA権を行使する傾向にありますが、どんな状況であれ西投手のなかで不完全燃焼で終われば残留、完全燃焼できれば次のステップに進むことは十分に考えれるでしょう。
いずれにしても2018シーズン次第ですね。
FA行使なら中日が有力?
仮に西投手が「FA権行使となれば中日が有力?」との噂も出ていますが、その経緯などを探ってみます。
三重県出身の西投手、なんと幼少期は中日ファンだったとか。
名古屋ドームは小さい頃からの憧れで小学生時代は足しげく通っていたそうですね。
これらのことから西投手のFA移籍先は中日が濃厚という説が出てきました。
確かに2017オフも中日ファンだった岐阜出身の大野奨太が日本ハムからFA移籍するなど、地元中京エリアの選手が根強い印象ですから。
チーム状況が厳しい中日にとっては2年連続でFA選手獲得ともなれば非常に大きいでしょう。
西勇輝・大野奨太の中日ファンの外様バッテリーが見れたら最高ですよね。
他の候補先の移籍球団を予想
続いては西投手の中日以外の移籍球団を予想してみたいと思います。
予想されるのは巨人、阪神、西武あたりでしょうか?
それぞれその理由や条件等を書いてみましょう。
巨人
まず西投手の移籍先として予想されるのが巨人。
FAと聞いて真っ先に名前があがるのが巨人でしょう。
選手補強に関しては資金振りが豊富ですから。
参考までに過去10年の巨人のFA補強投手は藤井秀悟(2009,日本ハム)、杉内俊哉(2011,ソフトバンク)、大竹寛(2013,広島)、森福允彦(2016,ソフトバンク)、山口俊(2016,DeNA)、野上亮磨(2017,西武)
と実力選手を手に入れてますよね。
西投手も二桁勝てる投手ですし、年齢的にもまだまだこれからですから今後注目されていくのではないでしょうか?
巨人は生え抜きで勝ち星が計算できるのは2018シーズン前で考えると菅野投手と田口投手くらいですからね
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阪神
続いて移籍先と予想されるのは阪神です。
関西同士の球団ということで阪神とオリックスはこれまでトレード含め異動が多いです。
阪神も資金ぶりには余裕があり、特に助っ人外国人に関してはかなりの値打ちの選手もいますよね。
金本監督の方針に若手育成が掲げられていることからあまりFA補強には前向きではありませんが、金本監督も2018シーズンで阪神監督は3年目です。
阪神が2018シーズンに優勝できなかった場合、または先発陣が安定しない場合は即戦力補強は考えるはずなので。
阪神の右の先発陣でいうと絶対的なエース・メッセンジャー投手、復活の期待大きい藤浪投手、2017年にブレイクした秋山投手が鉄板。
期待の若手右腕である小野投手、才木投手が2018シーズンにブレイクしたら西投手を獲得することはないのかなという印象です。
石崎、藤川、桑原、マテオ、ドリスといったリリーフ陣が強力なだけに、5,6回まででしっかりゲームを作れる先発投手の補強は重要視されるのではないでしょうか?
2018シーズン開幕直前にはトレードで岡本洋介も補強していますし、先発投手として実績のある西投手は阪神にとって気になる存在と言えますね。
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西武
そしてもう一つ西投手の移籍先として予想されるのが西武。
このチームもやはり投手陣の補強が急務でしょう。
なんせ2016オフに岸孝之投手、2017オフに野上亮磨投手がFA行使しエース級の投手を2年連続で放出しましたから。
さらに2018オフにはキャプテン浅村栄斗選手もFA権を取得します。
3年連続のFA流出は阻止したいところでしょう。
それは別として、とにかく西武には先発投手が不足しています。
2018開幕直前には岡本洋介と榎田大樹のトレード。
左腕不足という点ではありですが、榎田投手はキャリアのほとんどがリリーフですからね…
今井達也や高橋光成など若手投手も多くいますが、安心して任せられる先発投手である西投手は喉から手が出るほど欲しい存在では?
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まとめ
というわけで2018年国内FA権取得が濃厚のオリックス西勇輝について移籍先として噂されている中日。
さらには残留の可能性やその他移籍先候補について書いてみました。
2017年は開幕から苦しみ5勝6敗で4年連続二桁勝利を逃した西投手。
2018年は覚悟を持って臨んでいるシーズンでしょう。
そんな中で開幕投手の抜擢は西投手にとっても強い思いがあるでしょうし、なんせオリックスの打線は強力ですからね。
2018年は二桁勝利でチームを優勝に導きたいですね。
FA行使するにしても、2018シーズンの成績はかなり重要になりますし、それによってはオリックスからも大型契約の話があるかもしれません。
自身が語るように、「西がいないとダメ」と言われる存在になっていきたいですね。
活躍に注目していきましょう。