梨田昌孝

2015年から楽天の監督に就任して梨田昌孝監督。

2016年は5位
2017年は3位

そして、2018年チームが低迷ということで責任を取り監督を辞任しました。

監督への批判などもあるかと思いますが、今回は梨田昌孝がいかに素晴らしい選手だったかをまとめていきます。

若い頃や現役時代の活躍をはじめ、そして生涯年俸や嫁と子供についても取り上げていきます。

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梨田昌孝の若い頃・現役時代はこんにゃく打法として有名

まずは梨田昌孝の若い頃のプロ入団前と現役時代を見ていきましょう

島根県浜田市出身の梨田昌孝。

地元の浜田第一中で野球を始めると、体格が良かったことから捕手を任されました。

すると、浜田高校では4番捕手として活躍し、3年春と夏に甲子園の土を踏みましたがいずれも初戦敗退でした。

実家が近いこともありカープファンだった梨田選手でしたが、ドラフトでは期待していたカープではなく近鉄バファローズから2位指名を受けます。

梨田選手の持ち味といえば強肩。

1年目から肩でアピールし頭角を表すと、2歳年上の有田修三捕手との併用でレギュラーを掴み「ありなしコンビ」とも呼ばれました。

そして梨田昌孝といえば打席で両腕をクネクネと動かす独自の「こんにゃく打法」という打撃フォームが有名ですね。

このフォームが生まれたのも「ありなしコンビ」があったからこそでしょうか。

当時梨田選手は怪我も多いことから打力で勝る有田選手が正捕手とも言われていました。

2人も捕手はいらないから監督に嫌われることをすればトレードに出してくれるかもと当時の西本監督への反抗から独特なフォームが誕生しました。

しかし、この些細な反抗が功を奏したというか腕をクネクネさせてリラックスすることでタイミングが取りやすくなり打率も向上したのです。

この結果2人の正捕手というのが近鉄の戦術となったそうで、今のオリックスバファローズでも捕手併用という風潮は残っている気もしますよね。

その後梨田昌孝は1979年に球団初のリーグ優勝を経験するなど、引退する1988年まで17年間近鉄一筋でプレーしてきました。

1979年から3年連続ベストナイン、ゴールデングラブ賞は4度受賞するなどパリーグを代表する名捕手として活躍し、1979年の盗塁阻止率.536は今も破られぬパリーグ記録となっています。

生涯年俸

捕手として輝かしい記録を残した梨田昌孝。
ここで気になる生涯年俸について確認しておきましょう。

現役時代の生涯年俸

  • 1977年:480万円
  • 1978年:550万円

この頃は有田選手に正捕手を奪われています。

  • 1979年:780万円
  • 1980年:1200万円
  • 1981年:1780万円
  • 1982年:2000万円
  • 1983年:1900万円
  • 1984年:2100万円
  • 1985年:2370万円
  • 正捕手として活躍していた時代、特にリーグ優勝の1979年後から成績とともに年俸も右肩上がりなのがわかりますね。

    前述の1979年から3年連続ベストナインの時期もしっかり年俸が上がっていますね。
    この時期は1000万円以上ならチームの主力でしたから。

    • 1986年:3240万円
    • 1987年:3050万円
    • 1988年:2750万円

    晩年を迎え出場するも減っていましたが、
    1986年に世間はバブル経済を迎えたためこの歳が生涯最高年俸でしたね。

    監督時代の生涯年俸

  • 2000年~2004年(近鉄)
  • 2008年~2011年(日本ハム)最高1億1000万円
  • 016年~2018年(楽天) 最高1億円

梨田昌孝は監督としても顕著な成績を残しています。

近鉄の監督としては初年度に最下位を喫するも2年目の2001年にはリーグ優勝の快挙。

日本ハムの監督時代も2年目の2009年にリーグ制覇を成し遂げましたね。

楽天の2年目はシーズン3位もCSで1位ホークスを追い込み、日本シリーズまであと少しといった成績を残しました。

しかし、2018年はシーズン序盤から低迷し責任を取って辞任という形になりましたね

嫁と子供について

そんな梨田昌孝監督の嫁と子供についても触れていきましょう。

まず、梨田昌孝監督は現役1980年代に結婚されています。

梨田昌孝の嫁の名前は幸斗子さんという2歳年下の方のようですが、おそらく一般の方でしょう。

しかし、調べてみると着物を着た画像が多く出て着ますね。

どうやらNPO法人関西演芸推進協議会の理事を務めているようです。

梨田氏の自宅は兵庫にありますから、関西では有名な芸術・演芸関係の方なのでしょうね。

そして、梨田昌孝の子供についてですが、娘1人、息子1人がいます。

長女の明希さんは1984年に生まれたので、2018年で34歳になります。

美人と噂されていましたが、キャビンアテンダントを経て現在は美容や健康、食育のスペシャリストのファスティングマイスターの資格を持ちご活躍されているとか。

そして長男は1985年生まれの和利さん。

なんとすでに娘が誕生していて、梨田氏はおじいちゃんということです。

和利さんはイケメンで梨田氏と同じ浜田高校のOB、関西学院大学時代は野球部のマネージャーをしていたそうです。

素敵は嫁、娘、息子、そして孫にも恵まれて監督業を退いたとしても幸せな毎日を過ごせることでしょう。

まとめ

というわけで、梨田昌孝の若い頃・現役時代と生涯年俸、嫁や子供についてもまとめてみました。

2018年こそ楽天の不甲斐ない結果に批判が相次ぎましたが、指導者以外にも解説者などで野球に携わる道はあります。

もともと解説の経験も豊富ですし、記者に対しても親父ギャグを言うなど口は達者な方ですからね。

今後野球界でどんな活躍をしていくのかも注目していきたいですね。