渡辺佑樹・楽天

2017年ドラフト4位で楽天に入団した期待の左腕

渡辺祐樹投手

を取り上げていきます。

楽天は則本投手、岸投手、美馬投手といった勝数を計算できる右腕がいますが、そこにシーズン通して計算できる若手左腕が出てきたらチームにとって大きな底上げになりますね。

渡辺祐樹投手の投球スタイルはピンチになっても物怖じしないといった気持ちで攻めるタイプということで、1軍デビューが楽しみです。

楽天の投手陣の柱になっていくんでしょうか?

今回はそんな渡辺祐樹投手の評価についてみていきます!

そして出身中学や彼女の情報もチェック!

また、富士学苑高校と横浜商大時代についても迫っていきます!

それではご覧ください!

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渡辺佑樹のプロフィール!評価もチェック

渡辺佑樹・プロフィール

生まれ:1995年11月8日
出身:山梨県富士吉田市
身長:182㎝
体重:83㎏
投打:左投左打
ポジション:投手
最終経歴:横浜商科大学

山梨県といえば山梨学院大付属高校や東海大甲府など全国的に見ても強豪校がひしめいていますが、もし入団するとなれば現在唯一の山梨県出身プロ野球選手となります。

というのも今シーズンまで読売ジャイアンツに所属しコーチに転身した松本哲也選手が唯一だったのですが引退してしまったため。山梨県の野球ファンにとっては期待の星と言えますね。

高校時代は甲子園に出場は出来ませんでしたが、横浜商科大学に進学し神奈川大学リーグで活躍。スカウト評としては

“ピンチの時も表情を変えずマウンドで堂々と投げる姿”

が注目されたとのこと。

プロでもポーカーフェイスで打者をねじ伏せる姿が見れそうで楽しみですね。

また左腕ということで、楽天では塩見・辛島・森と期待されながらも一皮剥けきらない選手も多いことから1年目から登板機会もあり得る存在です。

現時点での渡辺投手の評価としてはまだまだ未完成で荒削りと言えそうですね。

というのも大学三年生時では登板数は少ないながらも日本代表候補にも選出されるなど打者を抑える力はあったものの、制球力に課題がありまして、内外角を丁寧につくピッチングには定評はありますが、2017年2月に腰を痛めていることもあり4年生の秋季リーグ戦では四死球率も3.90でした。

一方で完投能力もありハマれば簡単に打ち崩せないピッチングもできます。プロ入り後体幹を鍛え腰痛の対処をした上で走り込みを増やせば身体のキレも増し制球力も改善されることでしょう。

球速と球種

それではまず渡辺投手の球速球種について見ていきましょう。

球速は最速144km/hということで速球派というほどではないものの、腕の長さが特徴的ですので、球持ち良くリリースが安定すれば伸びを感じ打ちづらいホークス和田投手のような打てそうで打てない真っすぐになるかもしれません。

変化球はツーシーム、カーブ、スライダー、チェンジアップと緩急を活かしたピッチングになってきます。中日ドラゴンズ、吉田スカウトによると

「変化球は良かった」

ということですので大学生相手ではあるものの一定以上のレベルにあるようです。

また線の細さも目立ちますのでプロ入りしてから食事やトレーニングを改善することによって課題と思われるストレートの球速やキレもよりよくなる可能性も秘めています。

ストレートがさらに良くなれば変化球も活きますので4位入団という以上に期待できるピッチャーと言えそうですね。

出身中学と彼女は?

そんな渡辺投手の出身中学彼女について見ていきましょう

渡辺投手の出身中学は下吉田中学校です。

調べてみたところ中学時代での目立った成績はないようなので、このころはまだ一介の中学生だったのでしょう。

中学生だとシニアリーグに所属して高いレベルで切磋琢磨する子も多い中、学校の野球部所属ですので、地元の友達とともに進学し学校生活や部活に勤しんでいたのかも。この時点では本人もご家庭もこの時点ではプロ入りも意識していなかったのかも。

彼女についても情報はありませんでしたが、ご家族は両親と姉。

女性に対する免疫や接し方も母親やお姉さんがいれば心得ていそう。

共学高校出身ですし数年後中学の同級生と結婚なんて記事が出てもなんらおかしくはないですね。

また横浜商科大学はキャンパスが2カ所あり、野球部グラウンドのある「みどりキャンパス」は市街地から少し遠いものの野球をする環境には適していますが、もうひとつの「つるみキャンパスは新横浜駅にも近いんです。

渡辺投手がどんなデートを好んでいるかにもよりますが、場所柄大学生活のなかで見つけた地元のお店もあるでしょうし、横浜名物の夜景が綺麗に見える高層ビルやオシャレな都心部のお店にも行きやすい場所ということも考えられますね。

勉強に野球に忙しい中ではありますが、お付き合いしている方がいれば束の間のお休みにはステキな休日を過ごしていたかもしれません。

富士学苑高校と横浜商大時代について

ここでは高校、そして大学時代に迫ってみます。

高校富士学苑高校です。

山梨県富士吉田市にある、実は中等部もある中高一貫校。

商業高校として開校され現在では進学コースもありますが、多数アスリートを輩出している文武両道な学校です。

渡辺投手は前述のとおり高校時代は甲子園に出場していませんが、山梨県大会で3年春にベスト8まで進出しています。

ただし山梨県は県大会への出場校は39校と全国的に多いほうではなく、強豪校の戦力次第では甲子園も遠くないのかもしれません。

渡辺投手自身、2年生からエースナンバーを背負いチームを引っ張っていました。3年春だけでなく、2年秋と3年秋の大会もベスト8まで進出していたので、山梨県内でもいくらか注目されていたと思われます。

さて、甲子園の土を踏むことありませんでしたがその後進学したのが横浜商科大学。

進学に際しては富士学苑高校野球部の上野監督の勧めもあってのこと。上野監督は以前横浜高校も率いており、生徒を数々の大学へと導いていると思いますが、その監督が全国的に見れば無名だった渡辺投手に適していると判断したのが神奈川大学リーグという、六大学でも東都大学リーグほど注目はされていない横浜商科大学。

そういった部分でノビノビと練習や試合もでき、潜在能力と努力の甲斐もあり3年春のリーグ戦では3勝を挙げベストナインも選ばれています。4年春の時点でも完封勝利を記録。

大学通算では8勝と特筆すべきではないものの無名だった高校時代を考えれば、そこからの成長具合は目に見張るものがありますよね。

まとめ

以上、渡辺祐樹投手についてご紹介させていただきました。
楽天イーグルスはクライマックスシリーズで2勝していますが、その2勝はいずれも左腕。

そして今年、特筆すべきは左腕・高梨投手がルーキーながら大車輪の活躍を見せています。
一方でシーズン終了後、2013年の日本一にも貢献した片山投手、そのほか若手の左腕大塚投手が戦力外に。また同じく左腕の西宮投手も2軍でくすぶるなど、渡辺投手が活躍する機運が高まっているようにも感じます。

まだ粗削りな、伸びしろのある投手です。
キャンプの過ごし方によっては開幕一軍もあり得る存在。

koboパークで躍動する姿が楽しみですね。