いきなりですが魔球と言えばどんな球種を思い浮かびますか?
多くの人はやはりナックルでしょうか。最近だとワンシームというのも聞く機会が多いですよね。
それと同時に使い手が増えてきているのがナックルカーブ。
ナックルのように人差し指を立てて握るのでこう呼ばれる球種、カーブよりも球速が速く鋭く大きく曲がるため空振りが奪いやすいのが特徴です。
そしてこの魔球を操る投手が2016年のドラフトで楽天ゴールデンイーグルスに入団した
菅原秀投手
スガワラではなくスガハラと読み、ヒデではなくシュウと読みます。
今シーズン好調なスタートを切った楽天で早くも1軍デビューを果たしている菅原投手。
今回は菅原投手話題のナックルカーブはもちろん他の球種や評価、彼女の情報、さらには中学高校時代まで迫ってみましょう!
追記:楽天から戦力外通告
菅原秀のナックルカーブが評判!球種や評価は?
ナックルカーブというと外国人投手が決め球にしていることが多いですね。日本人だとソフトバンクの五十嵐投手がメジャーで身につけ、日本球界に復帰してから決め球にしています。
普通のカーブとは違い緩急で揺さぶるのではなく、大きな変化で空振りを取るのに適した球種で速球派の投手が習得に挑むことが多いですね。
菅原投手のナックルカーブも鋭く大きな変化を描くことで評判です。
高校時代には『魔ックルカーブ』とも称されていましたね。
テレビで見ていても一瞬高めに浮いた球が低めに構えられたミットに吸い込まれていくのは圧巻ですね。
打者目線で見たら消えるような感覚になってしまうんじゃないでしょうか。
ルーキーがこの魔球を使うということでかなり話題になりましたが、空振りが取れるので勝負球にも使えるし、大きな変化で惑わすのでカウントを取るにも有効、まさに魔球の使い手です!
そんな菅原投手ですが、もちろんナックルカーブ1つでここまで来たわけではありません。むしろ他の球種での評価の方が高かったりします。
1つはMAX151キロのストレート。
球に力がありノビもいいのでプロに入ってからも対戦した打者が振り遅れているように見えます。
そして決め球に最も使うのが縦に落ちるスライダー。
握りが普通のスライダーとはちょっと違うというのもあり、打者が途中まで真っ直ぐかと思ってしまうキレとかなりの落差があります。
とんでもないクソボールのワンバンでも手を出す打者もいるのでほんとに急激に落ちているんだろうなと思いますね。
ここまでくるとスライダーも魔球のように感じてしまいます(笑)
力のあるストレートに落差の大きい2つの魔球で三振を奪うスタイル。
見ていてワクワクさせてくれる投手ですし、プロでもここまで失点0と十分通用しています。
気になるのは若干制球力に難があることでしょうか。
ノーコンというわけではありませんが、もっと細かい制球ができるようになれば1流の投手になれるのは間違いないですね!
緩急が使えるようなチェンジアップやカーブを覚えられれば先発として起用されることもあるのではないかと思います!
『藤平尚真投手』とのダブルエースと呼ばれる日もやってくるかもしれませんね。
彼女いる?
菅原投手に彼女はいるのか?気になりますよね。
現在残念ながらそのような情報は出てきませんでした。
まあ、新人からそういう情報ある方が非常に稀なのでいる可能性は全然ありますね。
ただ大阪体育大学から仙台にある楽天ですから大学時代からの彼女がいれば遠距離恋愛なんて可能性もあるんですよね。
プロ入りを機に一緒に出てくるなんてことも考えられますがどうなんでしょうか…。気になりますよね(笑)
大学4年生の時に成績を一気に伸ばした菅原投手。
一時は野球を辞めようかとも思っていたらしくそこからプロ入りまで叶った背景に献身的に支えてくれた彼女の存在はあったのか。
それとも野球一筋で取り組んだ結果プロ入りまで漕ぎつけたのか。
両方とも考えられるだけに今後の情報に注目です!
中学高校時代について
実は菅原投手野球を始めたのは中学生からだそうです。
小学生の頃はサッカーをやっていたのですが股関節をケガしたことで諦めたそう。
そこから中学は地元大阪の山田東中学校で野球を始め、高校は福井工大福井高校に進学し甲子園を目指すことに。
2年秋からベンチ入りし3年夏に甲子園出場を果たし1回戦に勝利しました。
なんと野球を始めわずか6年で甲子園で勝つということです!
当時から力のあるストレートとナックルカーブで奪三振が多い投手で注目されましたが、1回戦でナックルカーブを多投した結果爪が割れてしまったようで続く2回戦では精彩を欠く投球になってしまいました…。
とはいえ6年で甲子園で勝利投手になるとはやはり才能があったということでしょう!
まとめ
菅原投手はまだまだ課題もあり粗削りなところも否めない投手ですが、非常に魅力のある投手ですよね。
三振とホームランは野球の華ですし、奪三振の取れる投手というのはスターになる1つの要素だと思います。
投げている球を見てもつい真似したくなる球種ばかりなので、これから楽天セットアッパー陣の中でも人気が出てくるに間違いないでしょう!
大投手になる素質は十分にある菅原投手。
2017シーズン、いやこれからに注目ですよ!