福田秀平・FA

今回は2019年FA市場で注目の選手されてる福田秀平選手。

FA宣言が確実視されている福田秀平選手ですが、複数球団が手を挙げることでしょう。

福田秀平選手のFAランクは「C」ということで、福田秀平選手のような十分な戦力で補償がいらない選手は獲得する球団からするとコスパもよく魅力的な条件が整っているわけですね。

そんな福田秀平選手がFAを行使した場合の候補球団をいくつかピックアップして、最終的に絞り込んでいきたいと思います。

ソフトバンクホークスの「スーパーサブ」こと福田秀平選手を手に入れる球団はどこなのでしょうか?

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福田秀平がFA行使で考えられる移籍先球団

ソフトバンクホークスの分厚い選手層に阻まれて、これまで年間を通してレギュラーとして活躍したことのない福田秀平選手ですが、他の球団ならによってはレギュラーになれると評判です。

しかも、年俸は推定3,600万円で、人的補償のないcランクですので、獲得に動きやすい選手なんです。

それでは動向をチェックしていきましょう。

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ヤクルトスワローズ

外野陣の高齢化が進むヤクルトにとっては補強ポイントで、FA宣言すれば獲得に動くという報道があります。

福田は走攻守で能力が高く、高齢化が進む外野陣を活性化できる。

特に19年オフは同じく外国人としてFA移籍の資格を取得したバレンティンも移籍の可能性があり、外野手はヤクルトの補強ポイントです。

ヤクルトの外野陣といえば、青木宣親選手が37歳、雄平35歳、バレンティン35歳と実力は高いですが、フレッシュさはかなり低いですね。

ただしこの3人はいずれも「規定打席に到達」しており、打率はいずれもセ・リーグの上位に位置しています。

青木宣親.296 16本塁打 58打点
バレンティン.280 33本塁打 93打点
雄平 .273 12本塁打 56打点

しかしここにきて、その「一角」が崩れるかも?という情報があります。

国内FA権を取得し、来季から日本人扱いになるヤクルト・バレンティンが移籍も視野に入れていることを明かした。
 来日9年目の助っ人は「これから(手を挙げる)全てのチームと話して一番条件の良いところに決めたい」と話した。

条件次第になりますが、ヤクルトから移籍する可能性は高そうですね。

2018年のセ・リーグ2位から2019年はさらなる躍進優勝が期待されたヤクルトスワローズ。

新監督の高津を迎え、上位進出は至上命令とも言えます。

バレンティンが抜けた場合は福田秀平選手ならその穴を埋めるくらいの活躍はできそうですね。

実際に移籍した場合には、青木選手、雄平選手以外の若手と勝負も考えられますが、実績ベースで福田秀平選手はレギュラーに一番近いのではないでしょうか。

中日ドラゴンズ

2019年レギュラーシーズンもBクラスに終わり、低迷が続く中日ドラゴンズ。

外野の主なレギュラーは以下の通りです。

大島洋平 打率.312 3本塁打 45打点
平田良介 打率.278 8本塁打 32打点
アルモンテ 打率.329 7本塁打 25打点

アルモンテはシーズン途中怪我をしましたが、両打ちの好打者として活躍しています。

大島選手は衰えも囁かれましたが、好成績を残しました。
平田選手はこれまでの実績からすると19年は期待外れだったといえます。

福田秀平選手が中日ドラゴンズに加わるとすれば、平田良介とポジションを争うことになると思います。

または来年以降大島洋平選手の成績が再び下降線をたどる場合、そのバックアッパーとしても期待されるでしょう。

読売ジャイアンツ

今のところ、獲得に動く情報はありませんが、シーズンオフのFA 市場の主役といえばジャイアンツですよね。

19年の主な外野手は

丸佳浩 打率.292 27本塁打 89打点
亀井善行 打率.284 13本塁打 55打点
ゲレーロ 打率.237 21本塁打 54打点
陽岱鋼 打率.274 4本塁打 21打点

センターの丸は絶対的な存在でライトの亀井選手も来季もそれに次ぐ存在。

しかし、レフトのゲレーロは確実なレギュラーは言えなそうです。

助っ人外国人ですし、来季以降の活躍は読めないところですし、陽岱鋼も日本ハム在籍時のような輝きを見せられずにいます。

ファンの方もホークスの俊足外野手に期待を寄せているようですね。

西武ライオンズ

こちらもまだ獲得の意思を示すような報道はありません。

しかし、19年オフは不動のセンター、「エリア55」とも呼ばれる屈指の守備力とシーズン最多安価の日本記録を持つ、秋山翔吾の「メジャー挑戦」が噂されています。

高いポテンシャルを誇るといっても日本でもトップクラスの安打製造機の穴を埋める存在にはなれないと思いますが、もし移籍した場合は、「実績のある外野手」は、リーグ3連覇に向けての重要な補強ポイントになるでしょう。

しかも秋山翔吾は強力なセンターとして、君臨しているのですが、その両脇を支える金子侑司や木村文紀は打線の中でも下位を打つことが多く、もし離脱ということになると選手層の低下は計り知れないません。

秋山翔吾の動向次第になりますが、西武ライオンズも補強ポイントが合致する球団だと思われます。

移籍の可能性が高い球団はヤクルトスワローズ

福田秀平選手が移籍する可能性が最も高そうなのはレギュラーでの出場がが最も近い「ヤクルトスワローズ」と予想してみました。

ソフトバンク以外の球団ならば、レギュラークラスと言われている福田秀平選手。

それでも出場機会が限られていたのは強力なライバルがいたからなんですね。

日本人では侍ジャパンクラスの柳田悠岐、中村晃、上林誠知。

外国人ではキューバ代表にも入るグラシアルもいます。

さらに一塁を守ることもできる福田秀平選手ですが、現在内川誠一が君臨しており、よほどの結果を残さなければ、スタメンを奪うことは難しいです。

彼らの存在により、これまで年間を通してレギュラーとして活躍したことがなく、規定打席到達も阻まれてきました。

また、ソフトバンクの工藤監督はどちらかというとレギュラー選択に関しては「実績重視」の采配なので、今後も、怪我などがない限り、常時スタメンを奪うことは難しいと思われます。

複数の球団が福田秀平選手に獲得の意思を示すと思いますが、最終的に「出場機会の多さ」「年間を通してレギュラーの可能性か高い」チームを選ぶのではないかと。

そういった意味で、バレンティンの抜ける可能性の高いヤクルトスワローズが持っも移籍可能性の高い球団と予想します。

2020年は神宮球場の外野を守る、福田秀平選手の姿が見れるのでしょうか。

まとめ

ここまで、19年オフ FA市場の注目選手、福田秀平選手についておとどけしてまいりました。

レギュラーでもないのに、ここまで注目される選手は珍しいですよね。

補強ポイントの合致する、ヤクルト、中日はほぼ確実に戦線に加わると予想されますね。
巨人や西武も状況によっては、手を挙げて来るかもしれません。

でも福田秀平選手が交渉の席で最優先するのは「出場機会」でしょう。

その最も有利な条件を持つ、ヤクルトスワローズのユニフォームを着ていることが最も高いと予想しますが、今後の去就に注目ですね。