ヤクルト2019の補強!
今回は2019年に向けて補強された新戦力をピックアップします。
ヤクルトは今シーズン一時最下位に沈むなど前半は苦しみました。しかし、交流戦を勝率トップで終え、勢いをつけて最終的にはシーズン2位というところまで追い上げました。
惜しくも日本シリーズは逃しましたが来年に弾みがつくシーズンだったのではないでしょうか。
そんなわけで、2019シーズンに向けての新外国人、FA、ドラフト新人選手をまとめてみました。
※新外国人、FAについては決まり次第追記していきます。
目次
ヤクルト補強2019【新外国人】
2019年に向けての新外国人補強はこちら
アルバート・スアレス
もっとも補強したい先発としてアルバート・スアレス投手を獲得。
メジャーでは通算2年間に在籍して40試合登板、3勝8敗、防御率4.51。
ソフトバンクに在籍するスアレス投手の兄でもあります。
最高球速155キロでコントロールは良いとのこと。
動画を見る限りではコントロールにばらつきはなさそうな感じ
スリークォーターでリリーフにも適用できるそうですが、奪三振率が低いので先発向きかもしれませんね。
スコット・マクガフ
リリーフ候補としてマクガフ投手を獲得。
メジャーでは2015年に6試合登板したのみで詳しいデータがなく、大きな特徴もないので投げてみてからですね。
コントロールが安定してないきの動画と信じたいですね、、
ヤクルト補強2019【FA】
FA補強があれば追記していきます。
寺原隼人(ソフトバンク⇒戦力外)
ソフトバンクから戦力外を受けた寺原隼人投手を獲得。
2度のトレードからFA権を行使したホークスに復活するも戦力外といった苦労人。
怪我の印象が印象が強いですが、ヤクルトで不足している中継ぎ補強には適しています。。
投手力が上がればシーズン終盤で優勝争いできるチームなので、寺原投手が勝ちパターンで登場すれば面白いですね。
高梨裕稔(交換トレード)
ヤクルトと日本ハムの2対2の交換トレードでヤクルトに移籍する高梨裕稔投手。
秋吉投手の放出は痛いですが、何よりも先発を強化したいヤクルトにとっては大きな戦力ですね。
2016年と2017年はヤクルトから2桁勝利をおさめた該当者はなく、2018年にようやく
ブキャナン投手が2桁マークということで投手力が非常に弱いので。
新人王を獲得した2016年は2ケタ勝利をマークしているだけに、ヤクルトでも2桁勝利は当然期待されます。
太田賢吾(交換トレード)
ヤクルトと日本ハムの2対2の交換トレードで移籍することになった太田賢吾選手
日本ハムでも将来の内野候補として期待されていた太田選手。
いきなりレギュラーは難しくてもヤクルトの内野陣の底上げになるでしょうし、セカンド、サード、ショート全て守れるので守備固めとして起用されることが多くなってきそうです。
けが人次第では2019シーズンからスタメン起用も十分に考えれる選手。
五十嵐亮太(ホークス戦力外)
10年ぶりの古巣復帰
メジャー挑戦前の豪腕をイメージしてしまいますね。
2018年で40歳を迎えますが、まだ150キロは記録しそうな勢いですし本人も自信があると明かしています。
若手の良きお手本としても大きな戦力になるでしょう。
現役最終球団がヤクルトなるでしょうから、ファンとは嬉しいですね。
ヤクルト補強2019【ドラフト新人選手】
ヤクルトの2018年ドラフトで確認した新人選手はこちらの10名です。
根尾昂選手を外し、そのあと指名した上茶谷選手も外して苦しいドラフトになった印象のあるヤクルトですが、外れ外れ1位の清水選手は最速151キロ右腕で即戦力でもあります。
大学生3人高校生3人社会人2人独立リーグ2人とバランス良く取った今回ですがその顔ぶれを見て行きましょう。
ドラフト1位:清水昇
生まれ:1996年10月15日
出身:東京
身長:180センチ
体重:84キロ
投打:右投左打
ポジション:投手
最終経歴:国学院大学
低めへのコントロールと最速151キロのストレートには定評があります。
決め球のツーシームを武器に試合を作れる投手で1年目から先発ローテション入りが期待されますね。
今春の東都リーグでは防御率1.75と安定感も抜群です。今シーズンのヤクルト先発陣は二桁勝利がブキャナン選手のみ。
エースの小川選手は8勝とパッとしない活躍でした。ここから見ても先発は不足気味のヤクルト。
この先発陣に食い込んで1年目から活躍して欲しいところですね。
ドラフト2位:中山翔太
生まれ:1996年9月22日
出身:大阪
身長:185センチ
体重:95キロ
投打:右投右打
ポジション:外野手
最終経歴:法政大学
和製大砲としての期待がかかる大型外野手の中山選手。
ヘッドスピードの速さとベンチプレス140キロを上げる日本人離れしたパワーは魅力的ですね。
履正社高校時代には4番を打ち、大学でもリーグ屈指の強打者に成長しました。
右のパワーバッターということで打撃では不調の畠山選手に変わる中軸を任されるような打者になってほしいですね。
外野手としては坂口選手、青木選手、バレンティン選手と名だたる選手たちを超えなくてはいけませんが、成長すればバレンティンが一塁で中山選手が外野を守るという未来が来るでしょう。
ドラフト3位:市川悠太
生まれ:2001年3月29日
出身:高知
身長:184センチ
体重:76キロ
投打:右投右打
ポジション:投手
最終経歴:明徳義塾高校
最速149キロのスリークウォーター投手。
明徳史上最高の投手と評され、変化球も多彩です。
180センチ中盤の身長は大きな武器であり、少し体重が少ないですがプロに入り体重増加は育成目標の項目に入ってくるでしょう。
1年目からの活躍も期待できますが、まずはゆっくりと体を作り、3年後に大きな活躍をして欲しいところです。
フォームは館山選手に似たところがありますから、全盛期の館山選手のような活躍に期待ですね。
ドラフト4位:浜田太貴
生まれ:2000年9月4日
出身:福岡
身長:178センチ
体重:80キロ
投打:右投右打
ポジション:外野手
最終経歴:明豊高校
明豊の3番バッター、高校通算45本のホームランを放った右の強打者ですね。
バッティングだけでなく遠投100メートル、50メートル6.2秒といった既にプロ並みの能力を持ち合わせています。
外野手ということで、将来的にバレンティン選手、青木選手、坂口選手といったベテランの外野手の後釜という位置付けで指名したのでしょうね。
2位指名の中山選手と共にフィールドに出てくることに期待しましょう。
ドラフト5位:坂本光士郎
生まれ:1994年9月9日
出身:広島
身長:180センチ
体重:74キロ
投打:左投左打
ポジション:投手
最終経歴:新日鐵住金広畑
左のエース候補、最速148キロの坂本選手。
2018の春には京都大会予選リーグで11球団30人のスカウトを集めるほどの注目選手でした。
ヤクルトといえば左の先発はカツオカーブでおなじみの石川選手のみ。
しかも38歳の大ベテランですからいつ引退するかもわかりません。
村中選手あたりが左のエースとして活躍していなければならない時期ですが、なかなか難しいようです。
坂本選手は下位での指名となりましたがフロントサイドは大きな期待をしているでしょう。
ドラフト6位:鈴木裕太
生まれ:2000年8月2日
出身:新潟
身長:182センチ
体重:87キロ
投打:右投右打
ポジション:投手
最終経歴:日本文理高校
最速150キロ将来の守護神候補である鈴木選手。
自らも中継ぎ抑えとして短いイニングをきっちりと抑えられる投手になりたいとしっかり目標を持っています。
体格も良く既にプロの体型。奪三振率も高く抑え向きの投手ですね。
ヤクルトの抑えは石山選手が務め71登板、35セーブと躍動。
74登板の中継ぎエース近藤選手も42セーブと大活躍でした。
こういった先輩たちに割って入るためにプロではしっかりと準備し、将来の守護神に育って欲しいところです。
ドラフト7位:久保拓眞
生まれ:1996年7月27日
出身:佐賀
身長:175センチ
体重:75キロ
投打:左投左打
ポジション:投手
最終経歴:九州共立大学
スリークウォーターから繰り出される143キロのストレート、スライダー、チェンジアップを使いこなす技巧派。
カットボール、ツーシームも使え、的は絞りづらいですね。
175センチとそこまで大柄ではなく、どちらかというと石川選手のようなタイプの選手。
ポスト石川として即戦力とは言いませんが3年以内の活躍を期待したいです。
昨年から怪我で1年間ほぼ登板機会はありませんでしたがポテンシャル採用ですのでヤクルトスカウト陣の目を信じましょう。
ドラフト8位:吉田大成
生まれ:1995年3月7日
出身:千葉
身長:174センチ
体重:78キロ
投打:右投左打
ポジション:内野手
最終経歴:明治安田生命
支配下指名で全体の1番最後である83人目の指名であった吉田選手。
自ら平成最後の支配下指名選手というキャッチフレーズを付け1番下から這い上がるという下克上を狙っています。
強肩遊撃手の吉田選手は守備力に定評があり既にプロでやっていけるほどという評価を受けていますね。
遊撃手をいまいち固定できていないヤクルトですので、近い将来吉田選手が成長してレギュラーの遊撃手として守ってくれるのを考えているのでしょうか。
西浦選手レギュラー争いにも期待ですね。
育成ドラフト1位:内山太嗣
生まれ:1996年4月21日
出身:青森
身長:172センチ
体重:77キロ
投打:右投右打
ポジション:捕手
最終経歴:栃木ゴールデンブレーブス
小柄な強肩強打の捕手。栃木ゴールデンブレーブス初のNPB選手です。
スローイングは定評があり、まだ育成ですが、化ければ中村選手を喰ってしまう可能性もあります。
ソフトバンクの甲斐選手の例もありますから育成からの大逆転も見てみたいところですね。
完全にノーマークの選手でしたから期待値はそこまで高くはないでしょうが、まずはプロの環境に慣れ自分の力を発揮できるようにして欲しいです。
育成ドラフト2位:松本友
生まれ:1995年2月5日
出身:福岡
身長:180センチ
体重:82キロ
投打:右投左打
ポジション:内野手
最終経歴:福井ミラクルエレファンツ
二塁手、遊撃手とセンターラインを守る松本選手。
ドラフト前の最後のアピールの場であるルートインBCリーグ選抜としてNPBの2軍に挑む試合で、バックスクリーンに打ち込むホームランを放ち育成ドラフト2巡目に滑り込みました。
センターラインの若返りを図りたいであろうヤクルトが目をつけ指名に至りました。
俊足でもあるので将来的には阪神鳥谷選手のようなタイプに成長してくれると宮本選手のようなチームの核となる遊撃手になれるでしょう。
プロ野球補強2019【他球団】
【セ・リーグ】
⇒広島カープ補強2019
⇒巨人補強2019
⇒横浜DeNA補強2019
⇒中日補強2019
⇒阪神補強2019
【パ・リーグ】
⇒西武補強2019
⇒ホークス補強2019
⇒日本ハム補強2019
⇒オリックス補強2019
⇒ロッテ補強2019
⇒楽天補強2019
ヤクルトスタメン予想2019はこちら
まとめ
以上、ヤクルト2019に向けての補強についてまとめました。
今回のドラフトで投手を5人獲得したヤクルト。
先発の層が薄いのが難点ですからそこは補強ポイントだったのでしょう。
野手陣も高齢化が進んでいますので、今回のドラフトで指名した選手が順調に成長し世代交代が進むといいですね。